「カーペットってどうやってお手入れすれば良いの?」と疑問に思っていませんか?
カーペットは定期的に拭き掃除などをする必要がありますが、普段のお手入れは掃除機を掛けるだけで充分です。
正しい方法で掃除機を掛けることで、長く清潔に保つことができますよ。
この記事では、カーペットの専門店が『カーペットに掃除機をかける方法』について解説します。
日ごろのお手入れで、カーペットを長持ちさせましょう。
目次
【カーペット】日頃のお手入れは掃除機でOK
カーペットって汚れたときにどうすればよいのか迷ってしまうこともありますよね?
汚れがひどい場合や季節の変わり目には、洗濯や水拭きなどのお手入れが必要になりますが、普段のお手入れは掃除機をかけるだけで大丈夫なんです。
掃除機をかける頻度
カーペットを掃除するにあたって、お手入れ方法だけでなく、お手入れの頻度も気になるところですよね。
カーペットってどのくらいの頻度で掃除機をかけるのが正解なんでしょう?
当店では、週1~2回を目安にカーペットに掃除機をかけていただくようご案内しています。
定期的にカーペットに溜まったホコリやゴミを吸い取ることで、ダニやカビの発生を予防し、清潔に長く使うことができますよ。
毎週掃除するのが難しい場合は、2週間に1回、月に1回など自分なりのルーティンを見つけて掃除してみてください。
カーペットの掃除機をかけ方!簡単3ステップ
ここからは、カーペットに掃除機を掛ける方法を解説します。
基本的には、フローリングと同じように掃除機をかけていくだけで問題ないです。
カーペットは毛足にゴミが入り込みやすいので、隅々までゴミを取り除くことができる方法をご紹介します。
①窓を開けておく
掃除機を掛ける前に、まずは窓を開けておきましょう。
掃除機をかけていると、いつのまにかホコリやゴミが舞い上がってしまいます。
窓を締めたまま掃除機をかけてしまうと、ホコリが出ていくことなく室内に残ってしまいます。
対角線上に窓を開けて風通しを良くし、舞い上がったホコリが出ていく導線を作っておきましょう。
②目につくゴミを取る
カーペットには、お菓子の食べかすや、大きな紙くずなども絡まっていることがあります。
大きなゴミは掃除機で吸いにくいので、先に拾っておきましょう。
ゴミを確認するときに、カーペットの毛足に傷み、シミや黒ずみなどがないか一緒にチェックしておきましょう。
シミや黒ずみがある場合は、掃除機を掛けたあと、水拭きや洗濯をしていく必要があります。
詳しくは後ほど解説いたしますね。
③毛並みに逆らうように掃除機をかける
ゴミを拾いきったら、いよいよカーペットに掃除機をかけていきます。
カーペット毛並みを起こすように掃除機を掛け、毛並みの根本に入り込んだゴミやホコリも吸い取りましょう。
毛並みを起こすことで、カーペットの空気の通りをよくすることでダニを予防する効果も期待できますよ。
カーペットを根本まできれいにするためには、ゆっくりと掃除機をかけていくのがポイント。
1平方メートルあたり20秒くらいを目安に、丁寧に掃除機をかけてくださいね。
④コロコロやゴム手袋を活用する
小さなゴミや髪の毛など、掃除機でも落としきれない汚れもありますよね。
そんなときは、コロコロを使ってカーペットを掃除してみましょう。
粘着性のあるコロコロを使えば、掃除機では吸い取りにくい小さなゴミも拾ってくれますよ。
強くこするとカーペットの毛足を傷めてしまうので、そっと撫でるようなイメージで掃除してください。
髪の毛やペットの毛が気になるときは、ゴム手袋をサッと這わせるだけでも効果がありますよ。
詳しくはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
【これで長持ち!】カーペットに掃除機を掛けるポイント
何気なくカーペットに掃除機をかけている方も多いと思いますが、実は正しい方法で掃除機をかけないとカーペットの毛並みが傷んでしまうことがあるんです。
ここからは、カーペットに掃除機を掛けるときのポイントを解説します。
回転ブラシを使わない
吸込口に回転ブラシがついているタイプの掃除機もありますよね。
実は回転ブラシがついた掃除機を使うと、カーペットやラグの毛足が抜けてしまうことがあるんです。
カーペットをお手入れするときは、回転ブラシがついている掃除機は使わないようにしてください。
もし、回転ブラシがついている場合は、回転ブラシのヘッド部分を取り外して使うようにしましょう。
強くこすらない
カーペットの奥に入り込んだゴミを吸い取るために、ついゴシゴシと強めに掃除機をかけてしまうこともありますよね。
掃除機でカーペットを強くこすってしまうと毛足が傷みやすくなります。
カーペットを長持ちさせるためには、優しく掃除機を掛けるのが鉄則です。
汚れが気になるときは、強くこすらずに、ゆっくり掃除機を掛けるように意識しましょう。
換気をする
カーペットに湿気がたまると、カビが発生していまいやすくなります。
カーペットを長く清潔に使うためには、こまめに換気をしてカーペットの湿気を取り除くことが大切です。
カーペットに掃除機をかけている最中や掃除機を掛け終えたあとは、窓を開けて換気をおこないましょう。
窓を対角線上にあけて、風の通り道を作ると効果的です。
カーペットを半分ずつ裏返すと、カーペットの裏面にこもった湿気を取り除くことができますよ。
カーペットの汚れが落ちないときはどうする?
定期的に掃除機を掛けていても、カーペットの奥の方にはホコリや皮脂などの汚れが蓄積していくものです。
たまった汚れを放置していると、黒ずみや臭いの原因となってしまいます。
カーペットにこびりついた汚れは、水拭きや洗濯で落としていきましょう!
ここからは、掃除機では落としきれないカーペットの汚れを落とす方法をご紹介します。
洗濯する
カーペットの汚れが気になるときは、まず洗濯表示を確認します。
カーペットが洗濯可能な場合は、カーペットを水洗いしていきましょう。
洗濯すると、カーペットについた汚れや皮脂を落とすことができます。
きれいになるだけなく、手触りも柔らかくなりますよ。
汚れが気になるときだけでなく、定期的に洗濯をすることでカーペットを清潔に長く保つことができます。
半年に一度、少なくとも年に一回はカーペットを洗濯をするようにしましょう。
拭き掃除する
洗濯できないカーペットは、拭き掃除をすると良いでしょう。
ぬるま湯で薄めた中性洗剤を用意します。
きれいな雑巾に薄めた中性洗剤をつけて固く絞り、毛並みに沿ってカーペットを拭いていきましょう。
仕上げに、洗剤の入っていないぬるま湯に雑巾をつけて固く絞り、カーペットについた中性洗剤を拭いていきます。
中性洗剤が残っていると汚れの原因になってしまうので、しっかりと落としましょう。
最後に陰干しをして、湿気を取り除けばお手入れ完了です。
重曹を使う
- カーペットの黒ずみが気になる
- カーペットがなんだか臭う気がする
そんなときには、重曹を使ってお手入れしてみましょう。
キッチンなどの水回り汚れに強いイメージがある重曹ですが、カーペットの汚れも落とすことができるんです。
水洗いなどの必要がないため、洗濯不可のカーペットでも実践できちゃいますよ!
カーペットに掃除機を掛けたあと、カーペットに重曹をふりかけます。
ゴム手袋をつけてカーペットに重曹をなじませたら、2~3時間ほど放置します。
最後にもう一度掃除機をかけて、カーペットについた重曹を吸い取ればお手入れ完了です。
黒ずみがひどいときには、重曹を水で溶かした重曹スプレーを使ってみましょう!
重曹を使った汚れ落とし方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
買い替える
ラグやカーペットは消耗品なので、経年劣化や日焼けなどでどうしても劣化しまいます。
汚れやシミが目立ってきた場合は、買い替えを視野に入れて検討しましょう。
お手入れ重視でカーペットを選ぶなら、毛足の短いタイプがオススメです。
洗濯機洗いできるカーペットなら、汚れが気になるときでもスイッチひとつで簡単にお手入れできちゃいますよ。
最後に、当店おすすめのお手入れしやすいカーペットを3つご紹介します。
カーペットを買い替える際には、ぜひご覧になってくださいね。
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まとめ
この記事ではカーペットに掃除機をかける方法を解説してきました。
カーペットに掃除機をかける目安は、週に1回です。
週末のお掃除のルーティンにして、定期的にきれいにするよう心がけましょう。
カーペットに掃除機をかけるときは、とにかくゆっくりかけることがポイントです。
毛並みを起こすイメージで、毛の根元に入り込んだゴミやほこりを吸い取りましょう。
カーペットについた汚れが取りきれない場合は、洗濯や水拭きが効果的です。
経年劣化で傷んでしまっている場合は、買い替えも視野に入れましょう。