足元をじんわ~り暖めてくれるホットカーペット。
そんなホットカーペットを使うにあたって迷うのが、ホットカーペットカバーですよね。
専用のカバーを使う以外にも、ラグをホットカーペットカバーの代わりとして使うご家庭も多いようです。
ホットカーペットカバーとして使う場合は、普段のラグと使い勝手が違うためどんなものを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
「ラグをホットカーペットカバーに使ってもいいの?」「ホットカーペットに使えるラグの種類って?」など、あれこれ気になることも多いのではないでしょうか?
この記事では「ホットカーペットカバーの選び方」と「ホットカーペットカバーに使えるおすすめラグ」を紹介します。
目次
ホットカーペットカバーとは?
ぬくぬくと足元を暖かくしてくれるホットカーペット。
ホットカーペットカバーは、そんなホットカーペットを覆うカバーのことです。名前のまんまですね。
専用のカバーだけでなく、ラグなどもホットカーペットカバーに含まれます。
ホットカーペットカバーの役割
ホットカーペットはカバーなしでも使うことができますが、カバーをしておく方が使い勝手が良くなります。
ホットカーペットの役割は主に以下の通りです。
★ホットカーペットカバーの役割
- 保温性を高める
- 見た目がおしゃれになる
- ホットカーペットの汚れ防止
- 低温やけどの予防
保温性を高める
ラグやカーペットにはホットカーペットの暖かさを持続させる効果があります。
ホットカーペットの電源を切ってからもしばらく暖かいので、電気代の節約にもなりますよ。
見た目がおしゃれになる
ホットカーペットと言うと、グレーの無地タイプが多いですよね。
暖めてくれる機能は嬉しい反面、お部屋のインテリアに合わせやすいかと言われると、正直ちょっと…(咳払い)。
ホットカーペットにおしゃれなカバーをすることで、機能面もデザインも大満足!お部屋をおしゃれに暖かくすることができます。
ホットカーペットの汚れ防止
ホットカーペットは電気が通っているため水洗いができないものが多いです。
そのため、汚れてしまっても掃除するのが難しくなります。
「洗えるラグ」や「お手入れしやすいラグ」をカバーに使うことで、ホットカーペットが汚れるのを防ぐことができますよ。
低温やけどの予防
カバーをすることで、直接的な熱ではなく、じんわりとした優しい暖かさを楽しめるのも魅力です。
ホットカーペットに直接触れないようにすることで、低温やけどを予防することもできますよ。
ホットカーペットカバーはラグで代用できる!
ホットカーペットカバーって、専用品に絞って探しているとなかなか見つからないですよね。
専用のカバーで気に入ったものが見つからないときは、ラグをホットカーペットカバーの代わりに使いましょう。
ラグの中には、ホットカーペットのカバーとして使えるものもあります。
ラグをホットカーペットカバーとして使えば、ホットカーペットを使っていない時期もオールシーズン通して敷きっぱなしにできるので便利ですよ。
ホットカーペットカバーとして使えるラグの特徴を知っておきましょう。
★ホットカーペット対応ラグの特徴
ホットカーペットの上に敷くラグは、耐熱性に優れているということが絶対条件です。
熱に強いラグでないと、ホットカーペットの熱でラグが傷んでしまう可能性があります。
ラグの表面と裏面をくっつけている接着剤(ラテックス)が耐熱性でないと、熱で劣化してはがれてしまうので注意が必要です。
ホットカーペットの上にラグを敷くときは「ホットカーペット対応」と書かれているラグを選ぶようにしましょう。
ホットカーペットのサイズ目安
ホットカーペットカバーのサイズは、当然ながらホットカーペットのサイズを基準に選びます。
カバーを購入するときは、ホットカーペット本体のサイズを知っておきましょう。
これからホットカーペットを購入される場合は、こちらの表を参考にしてください。
ホットカーペットのサイズは商品によって微妙にサイズが違うので、あくまで参考程度に見てくださいね。
▼ホットカーペット本体のサイズ目安▼
1畳 | 88×176cm |
1.5畳 | 128×176cm |
2畳 | 176×176cm |
3畳 | 195×240cm |
円形 | 直径176cm |
※円形のホットカーペットは珍しいので、品切れしてしまうことも多いです。「欲しい!」と思ったときにはすぐ購入されることをおすすめします。
おおよその目安として、本来の畳サイズよりも少し小さいサイズ展開で販売されていることが多いようです。
ご自宅にホットカーペットがある場合は、メジャーでサイズを計測してみてください。
ホットカーペットカバー・ラグのサイズ目安
では、ホットカーペットに合わせるラグのサイズはどのように決めればよいのでしょうか?
基本的にラグの畳サイズは、ホットカーペットの畳サイズよりも少し大きいサイズとなっていることが多いようです。
▼ホットカーペットカバーのサイズ目安▼
1畳 | 100×150cm |
1.5畳 | 130×190cm |
2畳 | 190×190cm |
3畳 | 190×240cm |
円形 | 直径200cm |
この表を見て「あれ?」と思った部分はありませんか?
そうです!必ずしもホットカーペット本体の畳サイズがラグの畳サイズよりも小さいわけではないんです。
例えば、1畳サイズの場合、ホットカーペット本体が「88×176cm」に対して、ホットカーペットカバーのサイズ目安が「100×150cm」。
ホットカーペット本体の方が幅が広いですよね。
そのため1畳サイズのホットカーペットに1畳サイズのラグを合わせると、ホットカーペット本体がはみ出てしまいます。
この場合は、1畳サイズのラグではなく1.5畳のラグを使うのがおすすめです。
このように、畳サイズだけでラグを決めてしまうと「ホットカーペットがはみ出ちゃった!」という事態になりかねません。
ホットカーペットカバーのサイズを選ぶときは、ホットカーペット本体とラグ両方のサイズをきちんと把握しておきましょう。
ホットカーペットカバーに使えるラグ選びの6ポイント
ここからは、ホットカーペットカバーに使えるラグ選びのポイントについて説明します。
ホットカーペットを選ぶときは、5つのポイントに気を付けて選びましょう。
ホットカーペット対応かどうか
先ほど説明した通り、「ホットカーペット対応」のラグでないとカバーとして使うことは難しいです。
ホットカーペットに合わせて使うときは、まず最初に、ホットカーペット対応かどうかを確認するようにしましょう。
例えば、当店では「ホットカーペット対応商品」にはこのようなマークがついています。ラグ選びの参考にしてくださいね。
↓ホットカーペット対応マーク
素材
ホットカーペットをより快適に使うなら、ラグの素材にもこだわりましょう。
ホットカーペットカバーとして使うならウール素材ががおすすめです。
★ウール素材の特徴
- 優れた保温性・断熱性
- 吸湿性が高くべたつきにくい
- 汚れに強い
- クッション性が高い
ウールは保温性に優れているので、ホットカーペットの暖かさを長くキープしてくれます。
断熱性が高く一定の温度に保とうとする働きがあるので、ホットカーペットを使っていないときは床の冷たさをしっかりガードしてくれますよ。
また、ホットカーペットと併用するならアルミ基布が入ったラグもおすすめです。
熱伝導率が高いアルミ基布を使用することで、ホットカーペットの暖かさがすぐラグに伝わります。
厚み
ホットカーペットを快適に使うためには、ラグの厚みも重要です。
薄手のラグ、厚手のラグそれぞれにメリットデメリットがあります。
それぞれの特徴をしっかり知って、自分に合う厚みを選んでくださいね。
厚手のラグは座り心地の良さが魅力です。
★厚手ラグのメリット&デメリット
〇保温性が高く、暖かさが持続する
〇座り心地が良い
〇ホットカーペットを使っていないときも床が寒くならない
△分厚すぎると熱が通りにくく、暖まるのに時間がかかる

床に座って過ごしたい方は厚手のラグがおすすめです。ホットカーペットを使っていないときも、床の冷たさが伝わりにくいですよ。
薄手のラグは、ホットカーペットの熱がすぐに伝わります。
★薄手ラグのメリット&デメリット
〇ホットカーペットの熱が伝わりやすい
〇お手入れしやすい
〇収納スペースが小さくすむ
△底つき感があったり、床の冷たさが伝わりやすい

薄手なので冬はもちろん夏も使えて、オールシーズン敷きっぱなしOK!収納スペースが少ない一人暮らしにもおすすめです。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、実際に使うところをイメージしながら選んでいきましょう。
サイズ
ホットカーペットを選ぶときは、サイズ選びも大切です。
カバーやホットカーペットのサイズは、商品によって少しずつ異なります。
ホットカーペットとカバーのサイズは畳サイズだけでなく、cm単位のサイズを基準に決めるようにしましょう。
ホットカーペットカバーがラグからはみ出てしまうと、見栄えが悪くなってしまいますよね。
サイズ選びに迷ったときは、とにかくホットカーペット本体より大きいラグを選ぶようにしましょう。
お手入れのしやすさ
ホットカーペットカバーとして使うなら、お手入れのしやすさも大事ですよね。
洗濯機で洗えるラグや、はっ水加工がついたラグなら、日々のお手入れがグンと楽になりますよ。
また、自浄作用のあるウールラグは汚れに強く、汚れても落としやすいです。
シーズンごとにしっかりお手入れして、長く美しくラグを使いましょう。
その他の性能
ホットカーペットカバーを選ぶときは、ラグとしての性能も意識しながら選びましょう。
- アレルギー対策に防ダニ機能が欲しい
- 歩く音が階下に伝わりにくくしたい
- 座る時間が長いからウレタンのフカフカが良い
など、お部屋での過ごし方によってラグに求める機能は変わりますよね。
複数の機能で迷ったときは、優先順位をつけて選んでいきましょう。
おすすめ!ホットカーペットカバーに使えるおしゃれラグ11選
ここからは、当店おすすめ!
ホットカーペットのカバーに使えるおしゃれなラグを紹介します。
ウールラグ
オールシーズン敷きっぱなしで使うなら、ウールラグがおすすめです!
冬はぽかぽか、夏はサラッとオールシーズン通して心地よくお過ごしいただけます。
冬らしいもっふもふのムートンラグもおすすめです!
【お買い得セール実施中】自然由来のふわふわな触り心地。オールシーズン使える天然ウール100%
『ムートンラグ』
さらっと蒸れにくい、吸湿性・断熱性の高い天然ムートンで、お部屋に豪華さと癒しをプラス
アルミ基布ラグ
アルミ基布(シート)ラグで暖房効率アップ!
アルミ基布を挟み込んだラグは、ホットカーペットの熱を素早くラグの表面に伝えてくれます。
暖房効率が上がることで、省エネ効果も期待できますよ。
蓄熱綿・アルミシート入りで電気いらずの暖かさ!フランネルが心地いい、 厚手のあったか6層ラグ
『モフル グレー』
断熱効果で省エネ対策に!滑らかなマイクロファイバー素材の、キルティングがおしゃれな冬ラグ
洗えるラグ
飲食スペースに敷く場合や、小さいお子さんがいる場合は、洗えるラグが安心です。
洗濯機で洗えるタイプなら、汚れてしまってもスイッチ一つで簡単に洗うことができますよ。
また、洗えるラグは薄手のものが多いため夏にも使いやすくオールシーズン敷きっぱなしにすることも可能です。
ふわふわ厚手なのに洗濯機洗いOK!オールシーズン使えるミックスカラーのミドルシャギーラグ
『シャナ グレー』
目付け2000g!ふわふわ極上の手触りなのに洗えるオールシーズンOKのナチュラルラグ
洗濯できるから夏でも快適!オールシーズン使える、北欧風のお部屋にもピッタリのおしゃれなモロッカンデザインラグ
『ロンバス』
すべり止め付きでズレにくい!春夏の汗ばむ季節もさらっと使える、北欧調の洗えるラグマット
厚手ラグ
厚手のラグや毛足の長いシャギーラグは、床からの寒さを和らげてくれる効果があります。
冬らしい見た目なので、季節感を大切にしたい方にもおすすめです。
【極厚】アルミシート入りで断熱・保温!撥水プラス!ふかふか暖かな6層フランネルラグ
『ウォーム2』ベージュ ブラウン グリーン
【極厚6層】暖かいのに、電気もいらない!ECO暖ライフが叶うラグ
ホットカーペットとカバーがずれるときは滑り止めを併用!
ホットカーペットの表面は、サラッと滑りやすいものも多いですよね。
ホットカーペットの上に滑り止めのついていないラグを重ねてしまうと、ラグが滑ってしまうことも…。
ズレるたびに元に戻すのも大変ですし、子どもが走って足を滑らせると危ないですよね。
そんなときは、ホットカーペットとラグの間に滑り止めを使いましょう。
こちらは、カーペット同士のずれを防いでくれる便利なアイテムです。ホットカーペットとラグをぴったりくっつけてくれますよ!
簡単に設置できる後付けの省エネ床暖房
床暖房を検討されている方におすすめの簡単に設置できる後付けの床暖房があります。
床暖房なら遠赤外線で部屋全体を温かくすることができ、ハウスダストの原因となるホコリなどが舞い上がる心配がありません。
ホットカーペット・床暖房対応のラグ・カーペットを使えば床暖房の熱を遮らず、床上で快適に過ごすことができます。
後付けできる床暖房の詳細はこちらをご覧ください。
まとめ
この記事では「ホットカーペットのサイズ目安」と「ホットカーペットカバーに使えるラグの選び方」について解説してきました。
ホットカーペットは汚れても水で洗えないので、カバーをしておくと安心です。
ホットカーペットカバーはラグで代用することができます。
カバーとして使うなら、保温性の高いウールラグやキルトラグ、熱伝導の良いアルミ基布ラグがおすすめです。
相乗効果でホットカーペットの暖かさが伝わりやすくなりますよ。
ぽかぽかのホットカーペットにおしゃれなカバーをつけて、寒い冬を乗り切りましょうね。