- 賃貸の床をおしゃれに張り替えたい
- アパートのフローリングを傷つけないように保護したい
そんなときに便利なのが、クッションフロアです。
面積の大きな床のデザインを変えることで、お部屋のイメージをガラッと変えることができます。
クッションフロアならDIY初心者の方でも施工しやすく、手軽に好きなデザインの床に模様替えできちゃいますよ。
この記事では『賃貸にクッションフロアを敷くときのポイント』と『賃貸に敷けるおすすめクッションフロア』を紹介します。
目次
賃貸の床をDIYできる!クッションフロアとは?
クッションフロアとは、畳やフローリングの上に敷いて使えるシート状の床材のことです。
クッション性がありデザインの種類も豊富なので、お部屋の模様替えや、床の傷予防に使われます。
住宅用に使えるデザイン性の高いクッションフロアや、厚手で土足でも使える店舗用のクッションフロアなど種類が豊富です。
DIY初心者でも設置しやすく、賃貸の床をDIYするのにも人気のアイテムなんですよ。
クッションフロアのメリット&デメリット
クッションフロアのメリットとデメリットは以下の通りです。
★クッションフロアのメリット&デメリット★
〇施工しやすい
〇デザイン性が高い
〇傷・汚れ予防になる
〇水に強い
×安っぽく見えるかも?
×湿気がこもりやすい
クッションフロアは施工しやすく、賃貸でも設置できるのが魅力です。
傷や水にも強いので、賃貸のフローリングの保護用としても活躍してくれますよ。
反面、クッションフロアは塩化ビニール素材でできているので、本物の木材を使ったフローリングに比べるとチープな印象を与えてしまうことも。
購入前にサンプルを取り寄せるなどして、質感を確かめておくと安心ですよ。
また塩化ビニールは通気性が良くないので、床とクッションフロアの間に湿気がこもってしまうことカビが発生してしまうこともあります。
水回りに敷くときは防カビ加工付きクッションフロアを選ぶなどして対策をしていきましょう。
クッションフロアは敷くだけでも設置できる?
賃貸物件にお住まいの方だと、接着剤などを使わず、クッションフロアを敷くだけで設置できるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
結論から申しますと、クッションフロアの種類によっては敷くだけで設置可能です。
以下の2点に当てはまる場合は、接着剤なしでクッションフロアを敷くことが多いです。
- 重たい家具の下に敷く
- 2mm以上の厚手タイプのクッションフロア
※商品によっては、この条件でもめくれてしまう場合もあります。
クッションフロアが薄手のときなど、めくれるのが気になる場合はテープなどを使って固定しておきましょう。
クッションフロアを固定する方法については、次の章で詳しく解説しますね。
賃貸・アパートにクッションフロアを敷く5つのポイント
ここからは、賃貸・アパートにクッションフロアを敷くときのポイントを解説します。
クッションフロアを敷くときは以下の5つのポイントに気を付けましょう。
- 跡が残らないようにする
- つなぎ目に注意する
- 敷く場所に合わせて商品を選ぶ
- 重い家具を置いて引きずらない
- 家具搬入前に敷いておく
それぞれ詳しく解説していきますね。
跡が残らないようにする
賃貸物件の床に傷をつけてしまうと、退去時に原状回復のための追加料金が発生する場合があります。
そのため賃貸でクッションフロアを敷くときは、跡が残らないよう注意が必要です。
賃貸やアパートでクッションフロアを敷くときは、敷くだけで設置するか、両面テープを使って固定するようにしましょう。
薄いクッションフロアを敷くときなどは、やはりテープなどを使って固定しておく方がずれにくくて安心ですよ。
幅の広いマスキングテープを床に貼り、そこに両面テープを貼りつけるようにすると、跡が残りにくいです。
また、最近では賃貸用の貼って剥がせる両面テープも販売されているので活用してみても良いかもしれません。
四隅を固定するように両面テープを貼っていきましょう。
後々トラブルにならないよう、クッションフロアを設置する前には契約書を確認し、大家さんにも相談しておきましょう。
敷く場所に合わせて商品を選ぶ
クッションフロアはデザインや厚さ、機能など種類が豊富です。
敷く場所に合わせてクッションフロアを選んでいくようにしましょう。
例えば…
↓おしゃれなホワイトインテリアに合わせたい白系クッションフロア
↓おしゃれなヘリンボーン柄♪賃貸住宅でも使いやすい遮音機能付き!
厚さ3.5mmでしっかり遮音・衝撃吸収!ベーシックデザイン
『2.3mm厚 店舗用クッションフロア エルカムヘリンボーン GS-3528CF』
防カビ・抗菌・さらっと加工・衝撃吸収機能付きクッションフロア
↓おしゃれなストーン調!ペットとの暮らしに安心の抗菌・防汚機能付き
フリーカットで貼り付けて置くだけ簡単DIY!見た目スッキリお洒落ジョイントダイニングカーペット(ヘムなし)
『ストーン 江戸間6畳 吸着ジョイントタイプ ライトグレー』
和室のイメージチェンジやペット用におすすめ!敷き詰めてフローリングにはっ水&抗菌加工クッションフロア
などなど、敷く場所と目的をイメージしながら、どんな機能が必要か考えてみてくださいね。
つなぎ目に注意する
広い部屋にクッションフロアを敷くとなると、1枚ではサイズが足りないこともありますよね。
複数枚のクッションフロアを敷くときは、つなぎ目に注意しましょう。
深く考えず2枚のクッションフロアを敷いてしまうと、つなぎ目の柄が合わず目立ってしまいます。
クッションフロアのつなぎ目のデザインを合わせておくほうが、美しく仕上がりますよ。
つなぎ目を調節するのが難しい場合は、大きな家具の下など目立たない場所につなぎ目が来るようにしましょう。
重い家具を置いて引きずらない
クッションフロアの上に、ソファや棚重い家具を置くこと自体は問題ありません。
ですが、重たい家具はできるだけ引きずらないように注意してください。
クッションフロアは柔らかい素材でできているため、重い家具を引きずると跡が付いたり、破れたりする可能性があります。
せっかく床の傷防止にクッションフロアを敷いても、破れてしまっては元も子もないですよね。
少し手間はかかりますが、クッションフロアの上では、家具は持ち上げて運ぶようにしましょう。
家具搬入前に敷いておく
引っ越しのときにクッションフロアを敷く場合は、家具搬入の前にあらかじめクッションフロアを敷いておくのがおすすめです。
クッションフロアを敷く前に荷物の搬入をしてしまうと、段ボールや家具を移動させながらクッションフロアを敷かなければなりません。
また、梱包された状態のクッションフロアはかなり体積があるので、荷ほどきの邪魔になってしまう可能性もあります。
クッションフロアは、搬入前に敷いておくようにしましょう。
搬入前にクッションフロアを敷いておくことで、搬入時に床に傷がつくのも予防できますよ。
【賃貸OK】安くて便利!おしゃれなクッションフロア14選
ここからは、当店おすすめのクッションフロアを紹介します。今回は敷く場所ごとにおすすめ商品を紹介していきますね!
色味や質感が知りたいかたは、カットサンプルで実物を見てみるとわかりやすいですよ。
当店では無料でサンプルをご請求いただけます。気になる商品があるときは、お気軽にお問い合わせくださいね。
【模様替え】おしゃれデザインクッションフロア
お部屋の模様替えにおすすめの、おしゃれなクッションフロアを紹介します。
インテリアコーディネートをするときに、壁や床の色に悩まされることも多いですよね。
クッションフロアなら、リフォームなしで簡単に床の色を変えることができます。
トイレや洗面台など水回りは暗い印象になりがちなので、明るいデザインのクッションフロアで華やかに演出してみてくださいね。
【水場の汚れ防止】抗菌・抗カビクッションフロア
水に強いクッションフロアは、洗面台やトイレ、キッチンなどの水回りに敷くこともありますよね。
水回りにクッションフロアを敷くときは抗菌・抗カビタイプを選ぶようにしましょう。
クッションフロアは水に強いですが、床との間に湿気がこもるとカビが生えてしまうこともあります。
抗菌・抗カビタイプなら、水回りでも安心してお使いいただけますよ。
ストーンデザインが洗練された空間を演出!抗菌・防汚加工付き
『1.8mm厚 住宅用クッションフロア ランダムストーン GS-2114E』
1m単位で購入OK!やわらかシートのクッション床材
大理石のようなストーン調がおしゃれ!抗菌・抗カビ加工付き
『2.3mm厚 店舗用クッションフロア ビアンコカララ GS-2409S』
1m単位で購入OK!やわらかシートのクッション床材
【床の傷防止】耐摩耗クッションフロア
床の傷やへこみを予防するなら、耐摩耗・表面強化クッションフロアがおすすめです。
耐久性に優れているため、床に傷やへこみが生じるのを防いでくれます。
キャスター付きの椅子のチェアマットとして使ったり、歩行頻度の高い場所に敷くのがおすすめです。
ヴィンテージ調の木目がおしゃれ!耐摩耗で重厚感のある家具にも合う
『2.3mm厚 店舗用クッションフロア メイプル GS-2451SXG~2452SXG』
1m単位で購入できるクッションフロア
クールなストーン調デザイン!インダストリアルな男前インテリアに
『2.3mm厚 店舗用クッションフロア トラバーチンブランク GS-3556CF』
1m単位で購入OK!やわらかシートのクッション床材
【騒音対策】遮音クッションフロア
椅子を引く音や、食器を落とした音、足音などの生活音は意外と階下へ響いているもの。
賃貸やアパートだと、そういった騒音トラブルが気になりますよね。
騒音対策にクッションフロアを敷くときは、衝撃吸収効果のある厚手のクッションフロアがおすすめです。
こちらは、幅3.5mmの遮音クッションフロアの衝撃吸収効果を実験したグラフです。
フローリングや他のクッションフロアよりも、衝撃を吸収してくれていることがわかりますね。
頻繁に歩いたり、椅子を引いたりするダイニングやキッチンに敷いて防音対策をしていきましょう。
海外風インテリアに合うヘリンボーン柄!衝撃吸収で遮音効果を発揮
『2.3mm厚 店舗用クッションフロア エルカムヘリンボーン GS-4506CF』
防カビ・抗菌・さらっと加工・衝撃吸収機能付きクッションフロア
【ペット対策】ペット用クッションフロア
ペットスペースにクッションフロアを敷くときは、やはりペット向けのクッションフロアがおすすめです。
ペット向けのクッションフロアには、『消臭』『衝撃吸収性』『滑り止め』などペットが安心して暮らせる機能が備わっています。
木目調のデザインなら、ペット向けとわかりにくいのでダイニングやリビングなどにも敷きやすいですよ。
どんなインテリアにも合わせやすいナチュラルな木目調デザイン!ペット用におすすめ
『モクメ 江戸間6畳 吸着ジョイントタイプ ハードメイプル』
はっ水・抗菌・ペット対応のクッションフロア
【畳のリフォーム】薄手のクッションフロア
畳をフローリングにするためにクッションフロアを敷く場合は、薄手タイプを選びましょう。
クッションフロアは水を通さないため、湿気がこもりやすいです。
畳は湿気がこもるとカビが発生しやすいので、定期的にめくって風を通す必要があります。
畳に敷くクッションフロアは、めくりやすい薄手タイプを選ぶようにしましょう。
上敷鋲(画鋲みたいなもの)を使えばテープを使わなくてもクッションフロアを固定できます。
鋲を取り外すだけで簡単にめくれるので便利ですよ。
接着剤不要!敷くだけOKのフロアタイルもおすすめ
敷くだけで設置できる床材をお探しの方にはフロアタイルもおすすめです。
吸着タイプのフロアタイルなら賃貸物件でも敷くことができます。
シート状のクッションフロアに対し、フロアタイルはピース状になっているのが特徴です。
パズルのように組み合わせて敷いていきます。
土足でも使えるくらい丈夫なので、家具の下や人の往来の多い場所にもお使いいただけますよ。
フロアタイルは、クッションフロアにはないリアルな質感が特徴です。
木目などの凹凸も再現されていているので、本物のような素材感をお楽しみください。
キズに強くて簡単に模様替えができる
『ウッドタイル 吸着タイプ 12枚入り ヴィンテージミックス』 約15.24cmx91.44cm
カッター1本で簡単施工!撥水加工・滑り止め付で機能性も抜群!
キズに強くて簡単に模様替えができる
『ストーンタイル 吸着タイプ 12枚入り ビアンコカラーラ』 正方形 約45.72cm
カッター1本で簡単施工!撥水加工・滑り止め付で機能性も抜群!
まとめ
この記事では『賃貸にクッションフロアを敷くときのポイント』と『賃貸に敷けるおすすめクッションフロア』を紹介してきました。
クッションフロアなら、賃貸のフローリングを手軽に模様替えすることができます。
耐水性やクッション性にも優れているので、床の汚れ防止に敷いたり、騒音対策としてもお使いいただけますよ。
賃貸でクッションフロアを敷くときは、貼った跡が残らないよう置き敷きにするか、貼って剥がせるテープを活用しましょう。
クッションフロアは厚さやデザイン、機能など種類が豊富なので敷く場所や目的に合わせてぴったりのものを選んでくださいね。