「床とインテリアが合っていない気がするけど、賃貸だから仕方ないか…。」と諦めていませんか?
賃貸は原状回復の義務があるので、床を手軽に模様替えできないイメージがありますよね。
クッションフロアやフロアタイルを使えば、賃貸住宅の床をDIYすることができます。
デザインや色も豊富なので、DIYできる床材を使っておしゃれなインテリアを楽しんじゃいましょう!
この記事では、賃貸のDIYで使用する床材選びのポイントと賃貸におすすめのおしゃれな床材を紹介します。
目次
床の色がしっくりこない原因
「なぜか床の色がインテリアにしっくりこない…」と感じたことはありませんか?
床の色だけ浮いて見えてしまう主な原因は以下の2つです。
- 家具との相性が悪い
- 目指したいインテリアにマッチしていない
床は、インテリアの土台となる場所。
家具やインテリアテイストとの相性が悪いと、部屋全体の統一感がなくなってしまいます。
とくに床と同じ素材の家具(木目のフローリングと木製チェアなど)の相性が悪いと家具が浮いて見えるので注意しましょう。
賃貸フローリングの色が気に入らないときの対処法
「ダークブラウンの床だけど、どうしても北欧インテリアにしたい!」「ライトブラウンの床だけど、前の家で使っていたダークブラウンの家具を使いたい」と言うように、床の色を変えたいときもあると思います。
ですが、賃貸住宅だと床を張り替えるわけにもいかないですよね。
そこで、まずは賃貸のフローリングの色が合わないときの対処方法を2つ紹介します。
ラグを敷く
床の色と部屋の家具の色が合わないときに、まず試していただきたいのがラグを敷くことです。
ラグを敷いて見えるフローリングの面積を小さくすることで、目立たなくすることができます。
家具と床の間にラグを敷くことで、相性の悪い色同士が干渉しすぎないようにする効果も期待できますよ。
床と家具の色が合わない場合、ラグの色は家具に合わせるのがおすすめです。
例えば、ベージュのテーブルとダークブラウンの床の相性が悪い場合は、ベージュのラグを選ぶようにします。
床に家具と同じ色を取り入れることで、家具が浮いて見えるのを防ぐことができますよ。
シャギーラグなど素材感のあるラグを取り入れると良いアクセントにもなりそうですね。
ラグは賃貸住宅でも手軽に使えるアイテムなので、ぜひ試してみてください。
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床をDIYする
賃貸の床を変えたいときは、思い切って床をDIYしてみましょう!
最近では、賃貸住宅でもDIYできる床材がたくさん販売されています。
フロアタイルやクッションフロアなど、初心者の方でもDIYしやすい床材も販売されているのでぜひチャレンジしてみてください。
賃貸のDIYに使える床材選びについては、次の章で詳しく紹介しますね。
【賃貸のDIY】床材選びのポイント
ここでは、賃貸住宅のDIYで使う床材の選び方について解説いたします。
インテリアテイストに合う床色
せっかく床をDIYしても、床の色がお部屋の雰囲気にマッチしていないと意味がないですよね。
床色はインテリアのテイストに合わせて選ぶようにしましょう。
実はインテリアテイストによって、相性の良い床の色はある程度決まっています。
床色別の、相性のよいインテリアテイストについては下の表を参考にしてください。
▼床色に合うインテリアテイスト▼
ホワイト | SNSでも人気のホワイト系。明るく清潔感があり、どんな色にも合わせやすい。 【例】モノトーン、シャビーシック |
ライトブラウン | ナチュラルな風合いで賃貸住宅でもよく見かける色。明るく開放感がある。 【例】北欧、ナチュラル |
ブラウン | ウォールナットなど少し深みのある色合い。木々の温もりを感じられる。 【例】カフェ風、ナチュラル、北欧モダン |
ダークブラウン | 引き締め効果があり、重厚感や高級感を与える。重くなり過ぎないよう注意。 【例】ヴィンテージ、モダン |
床材のデザイン
また、床材は色だけでなくデザインも重要です。
床材は大きく分けると、木目柄と石目柄の2種類になります。
同じ色でも柄によって印象が変わるので、お部屋のイメージ合わせて床材の柄をお選びください。
▼床の柄による印象の違い▼
木目柄 | ナチュラル、自然的、温かみ |
石目柄 | スタイリッシュ、都会的、無機質 |
ナチュラルインテリアや北欧インテリアなど、自然の素材をたくさん使うインテリアは木目柄の床と相性が良いです。
一方、石目柄はクールで洗練されたデザインが魅力。
モダンインテリや、ホテルライクなインテリアなどスタイリッシュなお部屋に使ってみましょう。
原状回復ができるかどうか
賃貸の床をDIYするときに大切なのが、原状回復できる床材を選ぶことです。
賃貸住宅では、退去するときに通常の使用の範囲を超えた使用による損耗を復旧する(原状回復)義務があります。
そのため、接着剤を使う床材や、粘着タイプの床材はあまり適していません。
剥がすときに床を傷つけてしまう可能性があるからです。
床を傷つけない置くだけタイプの床材や、吸着タイプの床材を選ぶようにしましょう。
部屋に合うサイズ
また、賃貸に敷く床材選びの失敗で多いのが、サイズ選びです。
床材が余ってしまう分には良いのですが、足りないともう一度買い直しに行かなければなりません。
賃貸(以外のお部屋でも!)で使う床材は、サイズ間違いがないよう慎重に選びましょう。
お部屋に敷き詰める床材は、部屋の広さを基準に選びます。
6畳間、8畳間と書かれているお部屋であっても、必ず採寸を行いましょう。
お部屋の採寸が必要な理由は、地域や建物によって畳の規格サイズが異なるからです。
▼畳サイズの目安▼
2畳 | 3畳 | 4.5畳 | 6畳 | 8畳 | 10畳 | 12畳 | |
江戸間 | 176x176cm | 176x261cm | 261x261cm | 261x352cm | 352x352cm | 352x440cm | 352x522cm |
中京間 | 182x182cm | 182x273cm | 273x273cm | 273x364cm | 364x364cm | 364x455cm | 364x546cm |
本間 | 191x191cm | 191x286cm | 286x286cm | 286x382cm | 382x382cm | 382x477cm | 382x572cm |
8畳間の場合、江戸間と本間では50cmも差があります。(ひえぇ~。)
本間8畳のお部屋に江戸間8畳のフロアタイルを敷くと、寸法が足りなくなってしまいますよね。
お部屋に畳サイズが書かれていても規格によってサイズが大きく変わるので、床材を探す前に必ず部屋の広さを採寸しておいてください。
賃貸のDIYにおすすめのおしゃれな床材
ここからは、賃貸でもDIYがしやすいおすすめの床材を紹介します!
賃貸におすすめの床材は以下の3種類です。
- クッションフロア
- フロアタイル
- カーペット
クッションフロア
クッションフロアはシート状になっている床材です。
薄手なのでハサミでカット加工することができ、お部屋の間取りに合わせてぴったり敷き詰めることができます。
石目調や木目調などデザインの種類も豊富でインテリアに合うものを選びやすいです。
両面テープを使うと跡が残ってしまうことがあります。
接着せずに設置できるフロアタイルを選びましょう。
どうしても両面テープを使う場合は、部屋の床に養生テープやマスキングテープを貼っておくと床を保護することができますよ。
【賃貸OK】 汚れてもサッと拭くだけ!木目が美しいクッションフロア
『モクメ(畳サイズ ヘムなし) ホワイト』
フロア全体に敷き詰めてフローリングに!フリーカット出来るはっ水&抗菌加工クッションフロア
【賃貸OK】フリーカットで置くだけ簡単DIY!見た目スッキリお洒落クッションフロア
『ストーン 江戸間6畳 吸着ジョイントタイプ ライトグレー』
和室のイメージチェンジやペット用におすすめ!敷き詰めてフローリングにはっ水&抗菌加工クッションフロア
【賃貸OK】防音・消臭・抗菌加工でペットのいるご家庭にも!シンコール クッションフロア
『3.5mm厚 消臭・表面強化クッションフロア ウォールナット GS-2301CHD~2304CHD』
1m単位で購入OK!やわらかシートのクッション床材
フロアタイル
フローリングをおしゃれに変身させたいときは、フロアタイルがおすすめです。
表面に凹凸があり、本物のようなリアルな質感をお楽しみいただけます。
1枚のサイズが小さく、劣化しても敷き替えやすいのがメリットです。
カッターでカットできるので、玄関や廊下など不規則な形の場所にも敷き込むことができます。
賃貸住宅の床に敷くときは、接着剤不要の置くだけタイプ(吸着タイプ)のフロアタイルを選びましょう。
【賃貸OK】ホワイトインテリアにおすすめ!リアルな質感の木目柄置くだけフロアタイル
『フロアタイル ホワイトオーク』 約15cmx90cm 約2畳/約6畳
カッターでカットできる!はっ水加工&土足OKで耐久性も抜群の木目柄フロアタイル
【賃貸OK】大人のヴィンテージスタイルに!リアルな質感の木目柄置くだけフロアタイル
『フロアタイル ヴィンテージウッド』 約15cmx90cm 約2畳/約6畳』
カッターでカットできる!はっ水加工&土足OKで耐久性も抜群の木目柄フロアタイル
【賃貸OK】大理石柄が高級感を演出!リアルな質感の石目柄置くだけフロアタイル
『フロアタイル グランド・マーブル』 約2畳/約6畳
カッターでカットできる!はっ水加工&土足OKで耐久性も抜群の石目柄フロアタイル
【賃貸OK】クールな男前インテリアにぴったり!リアルな質感の石目柄置くだけフロアタイル
『フロアタイル ザ・コンクリート』 約2畳/約6畳
カッターでカットできる!はっ水加工&土足OKで耐久性も抜群の石目柄フロアタイル
【賃貸OK】無機質な石目柄は水回りにもおすすめ!リアルな質感の石目柄置くだけフロアタイル
『フロアタイル ナチュラルストーン』 約2畳/約6畳
カッターでカットできる!はっ水加工&土足OKで耐久性も抜群の石目柄フロアタイル
カーペット
カーペットも部屋の全体に敷き詰める床材として優秀です。
カーペットはクッション性が高く、部屋全体の足触りをよくしてくれます。
防音性や断熱性が高いので、床に座って過ごす時間の長い方におすすめです。
カーペットは床やテクスチャの種類が豊富なことも魅力のひとつ。
ハサミでカットできる簡敷きカーペットなら、細かな形も調節できますよ。
【はっ水&低反発】全3色!もちもち厚手ウレタン入り洗える低反発の大判サイズラグ
『ホリデープラス』約352x352cm(江戸間8畳)
ビッグサイズ!お手入れ簡単!家族を笑顔にするはっ水&低反発ラグ【全3色】
すでにカーペットが敷いてある場合は要注意!
賃貸の場合はすでにカーペットが敷き込まれているケースもあります。
すでにカーペットが敷き込んである場合、床をDIYでアレンジするのは難しいです。
カーペットが敷いてある上に床材を重ねると、毛先がへたって床材が安定しません。
また、通気性が悪くなることによりカーペットにカビが発生してしまうこともあります。
トラブルを招かないためにも、カーペットの上に他の床材を敷き込むのは避けましょう。
まとめ
この記事では、賃貸の床色がダサいときの対処法について解説してきました。
床の色はお部屋全体の印象を大きく左右します。
目指したいインテリアとフローリングの色が合わないときは、思い切って床をDIYしてみましょう。
賃貸の床をDIYするときは、跡が残らないようにすることが大切です。
DIY初心者の方でもチャレンジしやすい床材が販売されているので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。