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防音・遮音カーテンに効果はある?選び方のポイントとおすすめカーテン5選
カーテン

防音・遮音カーテンに効果はある?選び方のポイントとおすすめカーテン5選

びっくりカーペット

音に関するお困りごとはありませんか?
密集した住宅地やマンションなどの集合住宅に住んでいると、音が気になる場面ってありますよね。

たとえば、

  • 外からの騒音が気になる
  • 室内での会話が、お隣に聞こえていないか気になる。
  • 赤ちゃんや子どもの声がご近所迷惑になっていないか気になる。

などのケースです。

このようなお悩みには『防音カーテン』でアプローチすることができます!

カーテンって見た目はただの布なので「カーテンでほんとに防音できるの!?」と思うかもしれませんが、その効果は検査でしっかり実証されているんです。

今回は「防音カーテンの効果」「防音カーテンが活躍するケース」についてくわしくお伝えしていきます。

防音カーテンとは

防音カーテン

防音カーテンとは、音を遮るための特殊な加工がほどこされたカーテンのこと。
外からの騒音を遮り、部屋の中からの音漏れを防ぐ効果が期待できます。

防音の種類

カーテン

防音カーテンの仕組みについて説明する前に、そもそも「防音とは何か?」という事を説明したいと思います。

防音には『遮音』と『吸音』の2種類があります。

遮音は、音を反射させることで防音する仕組みのことです。
金属のような固い素材・密度の高い素材は隙間が少ないため、音が通り抜けられず反射します。
この原理を利用し、外に音が漏れないようにするのが遮音です。

ですが、遮音は外への音漏れを防いでくれる効果がありますが、空間内の音を反響させてしまうというデメリットもあります。
トンネルで声を出すと良く響くのと同じ原理ですね。

そこで大切になってくるのが吸音効果です。

吸音は音を吸収することで騒音を軽減させます
音が吸収されて小さくなることで、反射する音も少なくしてくれますよ。

吸音して音を小さくしつつ、遮音で外への音漏れを防ぐことで防音効果を高めることができますよ。
どちらもバランスが大切という事ですね。

防音・遮音カーテンの仕組み

防音について知ったところで、防音・遮音カーテンの仕組みについて解説します。

防音カーテンは繊維密度を高めたり、特殊樹脂などをコーティングしたりすることで、防音性を高めたカーテンのことです。

遮音は、音を反射させることで防音する仕組みのことです。
金属のような固い素材・密度の高い素材は隙間が少ないため、音が通り抜けられず反射します。この原理を利用し、外に音が漏れないようにするのが遮音です。

カーテン生地自体が吸音をし、樹脂コーティングや裏材が遮音をすることで防音効果を発揮します。

防音

通常のカーテンは1枚の生地で作られますが、防音カーテンは生地を複数枚合わせてカーテンに厚みをもたせたり、樹脂コーティングを何層も重ねたりすることでカーテンの防音性能が向上します。

重ねる生地の枚数と樹脂コーティングの層数が増えれば、それだけ高性能な防音カーテンになりますよ。

また、防音カーテンは通常のカーテンに比べて厚みがあるので遮熱や断熱などの効果も発揮してくれます。

防音カーテンと通常カーテンのサンプル生地
左:通常のカーテン 右:防音カーテン

こちらは、防音カーテンと通常のカーテンのサンプル生地を比較した写真です。
防音カーテンの方が光を遮ってくれていることがわかりますね。

機能性に優れた防音カーテンは、静かに暗くしておきたい寝室にもおすすめです。

防音カーテンの効果

一般的に、防音カーテンは高音域の騒音対策に効果的だと言われています。

高音域の騒音とは、次のようなものです。

  • 踏切信号機の音
  • 救急車のサイレンの音
  • ピアノの音
  • ジェット機の音
  • ペットの鳴き声
  • ピアノの音
  • 赤ちゃんや小さな子どもの声

防音カーテンは「ピアノの音」「ペットの鳴き声」「赤ちゃんや小さな子どもの声」など、生活の中で騒音トラブルを招きやすい音を広くカバーしてくれるという事ですね!

また外から聞こえる踏切信号機の音や、救急車のサイレン音なども防いでくれるので、外からの騒音が気になる方にもおすすめです。

防音カーテンの防音効果を実験で検証!

そんな防音カーテンですが、実際にどのくらいの防音効果があるのでしょうか?

今回は当店オリジナルの防音カーテン『エコカクテル』で実際に防音効果を検証してみました!

エコカクテル防音https://bicklycarpet.co.jp/?pid=144409964

「エコカクテル」の防音効果のヒミツは、生地にほどこされた4層の樹脂コーティングです。

エコカクテルの防音効果の秘密

4層の樹脂コーティングした生地をつかっているので、しっかりとした厚みがあり、防音効果だけでなく遮光性や遮熱性も発揮してくれます。

では、遮音性の試験結果をグラフでチェックしてみましょう!

▼エコカクテルの遮音性試験結果▼

遮音カーテン『エコカクテル』の遮音性実験結果このグラフから、ピアノやジェット機など高音域のエリアで特に効果を発揮していることがわかりますね。

ピアノの音は20dB近く減っているので、音のエネルギーは1/100に減少しているという事になります。(すごい!)

もちろん、高音域に限らず広い段階で遮音性を発揮してくれますよ。

防音カーテンがおすすめのケースと効果を感じられないケース

ここからは、防音カーテンがおすすめのケースと、効果をあまり感じられないケースについて解説します。

防音カーテンがおすすめのケース

ピアノを演奏する人

防音カーテンは、どのような場面で活躍するのでしょうか?
具体例をまじえてみていきましょう!

防音カーテンが活躍するのはこんなときです。

  • 赤ちゃんや子どもの声が気になる
  • ペットの鳴き声が気になる
  • ピアノの練習をしたい
  • 静かな環境でテレビや音楽を鑑賞したい
  • 外の話し声や車の走行音が気になる

ご近所トラブルの原因として多いのが、騒音トラブル

楽器の音、赤ちゃんの泣き声、子どものはしゃぐ声…。
自分は気にならなくても、近隣の住民の迷惑になっていないか心配な方も多いのではないでしょうか?

防音カーテンは、赤ちゃんの声やピアノの音と同じ中高音域で効果を発揮するので、騒音対策にぴったりです。
本格的なリフォームをしなくても防音対策できる点も嬉しいですね。

また、外からの騒音も防いでくれるので、室内で静かに過ごしたい方にもおすすめです。

防音カーテンの効果を感じられないケース

考え込む女性

騒音対策におすすめの防音カーテンですが、音の伝わり方によっては防音カーテンの効果が薄い場合もあります。
なので、防ぎたい音の種類によっては防音カーテンでは物足りないかもしれません。

音の伝わり方には空気伝播音(くうきでぱんおん)と固体伝播音(こたいでんぱんおん)と言う2種類があります。

空気伝播音 音源から、空気を振動させて聞こえてくる音。
【例】赤ちゃんの鳴き声・救急車のサイレン音
固体伝播音 音源から、天井・壁・床などを伝わって聞こえる音。
【例】歩行音・物が落下する音・エレベーターの昇降音

防音カーテンは、空気を伝わって聞こえてくる空気伝播音には効果があります。

一方、固体伝播音は天井や壁、床からも音の振動が伝わるため、防音カーテンだけで防ぐのは難しいです。

例えば…

  • マンションでエレベーターが動く音が気になる
  • 子供が走り回る足音を響かないようにしたい
  • ペットが高いところがジャンプする音が気になる
  • 集合住宅で階下に生活音が聞こえていないようにしたい

こういった固体伝播音に関しては、防音カーテンだけでは効果を感じにくいです。

階下への騒音が気になるときは、防音カーペットなど別の防音対策を検討しましょう。

防音カーテンの選びのポイント

屋外からの騒音を遮断して、屋内の生活音等が外に漏れないようにしてくれる防音性の高いカーテンの選び方を解説します。

多層構造のカーテンを選ぶ

カーテンの防音性を重視するなら多層構造になっているカーテンを選びましょう。

★多層構造カーテンの例★

  • 3重構造のカーテン
  • 4重構造のカーテン
  • 裏地を持つカーテン

防音カーテンの仕組みのところで説明したように、カーテンは生地の層が多いほど防音性を発揮します
樹脂コーティングが施されたカーテンも防音効果がありますが、多重構造になっている方が防音効果が高いです。

また、裏地の付いたカーテンも裏地とカーテンの間に空気の層ができることで遮音性を発揮してくれますよ。

カーテンの生地にも注目する

防音性にこだわりたいときは、カーテンの生地感にも注目してみましょう。
生地に凹凸があるカーテンは、凹凸部分が音を吸収してくれるので防音効果が高いです。

もし可能であれば、カーテンを購入する前に実際に生地を手に取って質感を確かめてみましょう。
通販サイトでカーテンを探している場合は、無料サンプルを利用してみてくださいね。

ベルベットのような起毛生地をしようしたカーテンは、隅々まで音を吸収してくれます。
艶やかな光沢があり、防音性だけでなくインテリア性も高めてくれますよ。

カーテンは正しく採寸する

白の壁に黒のカーテンをコーディネートする

カーテンの防音効果を高めるためたいときは、カーテンのサイズ選びにも気をつけましょう。

カーテンが窓枠ピッタリ、または窓枠よりも小さいと隙間から音が漏れてしまいます。

カーテンは正しく採寸し、ほど良いゆとりを持ったサイズで注文しましょう。

カーテンはヒダ分を考慮し、採寸幅よりも5%大きい幅で注文するのが一般的です。(フラットカーテンの場合は、10%大きい幅。)

また、カーテンの丈も短すぎると裾の下から音が漏れてしまいます。

掃き出し窓と腰高窓で防音効果が変わるので、それぞれしっかりチェックしておきましょう。

▼カーテン丈の決め方▼

掃き出し窓 採寸丈ー2~3cm
腰高窓 採寸丈+15~20cm

掃き出し窓のカーテンは裾が床につかないように少し短めの丈で注文するのが一般的です。

ですが、防音効果を高めるなら、あえて裾が床につくようにするパドリングスタイルもおすすめですよ。

パドリングスタイルのカーテン

パドリングスタイルは海外では種類のカーテンアレンジのひとつ。

カーテンが床についていることで、遮蔽性を高め音漏れを防ぎます。
パドリングスタイルを楽しむときは、床から10cm以上長めの丈で注文するようにしましょう。

カーテンの採寸方法については、こちらの記事をご覧ください。

Bフックで隙間対策!

1.5倍ヒダのカーテン上部

カーテンは隙間が少ない方が音漏れを防ぐことができます。
ですが、カーテンの構造上どうしてもカーテン上側に隙間ができてしまいますよね。

天井からカーテンを吊るしたり、カーテンボックスがあれば、隙間をなくすことができます。

カーテンボックスがない場合はカーテンフックを工夫してみましょう。

カーテンフックには、AフックとBフックの2種類があります。
Aフックはカーテンレールが見えるように取り付け、Bフックはカーテンレールを隠すように取り付けます。

カーテンの防音効果を高めたいときはBフックで取り付けましょう!

カーテンフックの取り付け方

Bフックにすることでカーテンレールとカーテンの隙間を最小限に減らすことができますよ。

Bフックは装飾レールやカーテンボックスなど、取り付けできない場合もあります。
詳しくはこちらの記事をご確認ください。

おすすめの防音・遮音カーテン5選

ここからは、当店おすすめ!便利でおしゃれな防音カーテンをご紹介していきます。
当店のカーテンは、幅・丈サイズ直しを無料でおこなっております。

窓に合うぴったりサイズのカーテンで、ぜひ防音効果を高めてくださいね。

エコカクテル カルアミルク

防音カーテン『エコカクテル』

完全遮光・防音・遮熱断熱機能が付いた高機能カーテン『エコカクテル カルアミルク』。

表面生地の下に4層のコーティングを重ねることで、高い防音性を発揮してくれます。

遮音カーテン『エコカクテル』の遮音性実験結果

高音域だけでなく、幅広い音域に対しても遮音性があるので、室内全般の防音対策におすすめです。

エマ グレージュ

防音カーテン『エマ』

ナチュラルなカラーと風合いがおしゃれな防音カーテン『エマ グレージュ』。

表面と裏面の間に、遮光フィルムをはさんだ3層構造のカーテンです。

防音カーテン『エマ』の遮音性試験の結果

エマは、ピアノや赤ちゃんの泣き声などの高音域で遮音効果を発揮します。

お子さんのいるご家庭におすすめの一枚です。

エコマカロン チャイ

防音カーテン『エコマカロン チャイ』

ヘリンボーンの織り柄がおしゃれな防音カーテン『エコマカロン チャイ』。

エコマカロンは表生地と裏生地の間に黒フィルムをはさんだ3層構造となっています。
最新技術により軽量化が実現し、防音性が高くても軽くて扱いやすいです。

▼エコマカロンの遮音性試験の結果▼
防音カーテン『エコマカロン』の遮音性試験の結果

エコマカロンは高音域を中心に幅広い音域で遮音性が高くなっています。

遮光性や遮熱性にも優れており、静かにぐっすり眠りたい寝室にもおすすめですよ。

パレット ライトグレー

ライトグレーのパレットカーテン

お部屋になじみやすいくすみカラーがかわいい防音カーテン『パレット ライトグレー』。

最短翌日出荷のお急ぎ便カーテンなので、急な引っ越しのときにもおすすめです。

防音カーテン『パレット』の遮音性試験の結果

パレットは男性や女性の話声、電車の走行音など、生活で発生する騒音を防いでくれる効果があります。

防音・遮光・遮熱断熱効果など機能性が高いので、日々の暮らしを豊かにしてくれますよ。

ティリオン アイボリー

防音カーテン『ティリオン』

手書きのようなサークルデザインが可愛い防音カーテン『ティリオン アイボリー』。

ジャカード織りのカーテンは窓辺を上品に彩ります。柄物の防音カーテンが欲しい方におすすめです。

防音カーテン『ティリオン』の裏地部分

ティリオンは裏地がついているため、外からの日差しや騒音を遮ってくれます。

裏地付きですが、洗濯機で洗えてお手入れもしやすいですよ。

防音性を高めるコツ

ここからは、防音カーテン以外で窓まわりの防音性を高めるためのコツを解説します。

とことん防音対策をしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

カーテンの隙間を減らす

カーテンは上部や横、裾など様々な場所に隙間ができてしまうのをご存知ですか?

カーテンの隙間ができる場所

賃貸で廊下側に面している窓など、防音性にこだわりたいときはこれらの隙間をできるだけ少なくすることが大切です。

上部にカバーがついているカーテンレールや、リターンを取ることができるカーテンレールなら、カーテンとレールにできる隙間を小さくすることができます。

カバー付きのカーテンレール

リターンとはカーテンの両端を、カーテンレールの端から壁側に折り曲げた部分のことです。

リターンがないカーテンの場合は、DIYでリターンを作ることも可能です。
厚地カーテンの両端にあるフックを、壁側のカーテンレールの一番端にあるランナーに取り付けましょう。

カーテンのフック

なんちゃってリターンですが、音漏れや光漏れを防いでくれますよ。

カーテンの隙間対策についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

他の防音アイテムと併用する

グレーの壁に黒のカーテン

防音カーテンに別のアイテムをプラスすることで、防音効果をさらに高めることができます。

「窓の防音をしたいけれど、ドレープカーテンは気に入ってるからこのまま使いたい!」と言うときにも便利ですよ。

あとから裏地

後から取り付けできる便利な裏地

「防音性能はほしいけど、わざわざカーテンを新調するのもなぁ・・・。」というときには、『あとから裏地』がおすすめです!

あとから裏地とは、その名のとおりお手持ちのカーテンにあとから裏地をプラスするアイテムです。
黒糸を表面生地と裏面生地ではさんだ3層構造になっていて、遮音性・断熱性・保温性にすぐれた効果を発揮します。

後から裏地防音効果

針とか糸も不要で、取りつけ&取り外しも簡単にできますよ。

さらに、カーテンにあわせてサイズを注文できるのもうれしいポイント!
1cm単位でサイズ指定することができます。

レースカーテン

防音性能はドレープカーテンとレースカーテンを合わせて使うことでも向上します。

ポリウレタン樹脂などでコーティングされたラミネート加工されたレースカーテンも、遮音性を持っているのでドレープカーテンと合わせることで窓まわりの防音対策に役立ちます。

まとめ

防音カーテン(当社製品「エコカクテル」)は、特に高音域の音をしっかりガードしてくれます。
赤ちゃんや小さいお子様がいるご家庭なら、ご近所さんへの迷惑防止やお母さんの心のゆとりにもなるのでおすすめです。
また、外からの騒音も窓際でシャットアウトしてくれます。

「ご近所さんへの配慮」と「静かでくつろげるお部屋」の両方を実現してくれる防音カーテン。

もたらしてくれる恩恵は、思っている以上に大きいです!
音にお悩みの方は、ぜひ防音カーテンをご検討ください。

びっくりカーペットスタッフ

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ゆか

この記事を書いたのは…

色彩コーディネーター
住まいに彩を加え、暮らしを豊かにする情報をお届けしていきます。

お気に入りのインテリアは、鮮やかなグリーンのカーテンです♪
これまで無難な色のチョイスが多かったのでちょっと冒険でしたが、爽やかですてきな空間になりました。

朝起きたら、窓をあけて拭き掃除をするのが日課。
出汁ややき芋の美味しい香りを、お部屋いっぱいに満たすのが好き。
雨音を聴きながら、好きな小説を読むのがマイブーム。

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