女性の一人暮らしは、何かと不安がつきものですよね。
危ない目に遭わないためには、日ごろから防犯対策をおこなうことが大切です。
安心して暮らすためにも、お部屋選びの段階から安全面に気をつけましょう。
この記事では防犯対策において『一人暮らし女性の物件探しのポイント』と『一人暮らし女性が気をつけるべきこと』について解説します。
目次
狙われやすい?女性の一人暮らしは防犯面にも注意!
一人暮らしを始めるときには、生活面・金銭面などさまざまな不安がつきものですよね。
女性の一人暮らしの場合は、防犯面にも注意が必要です。
近年、一人暮らしの女性を狙った空き巣や性犯罪などの事件がニュースでも取り上げられることがありますよね。
★一人暮らし女性に多い犯罪被害
空き巣、強盗、下着泥棒、わいせつ、盗聴盗撮、ストーキングなど
被害に遭わないためにも「私は大丈夫!」と慢心せず、日ごろから防犯対策をおこないましょう。
一番の防犯対策は『女性一人暮らし』と悟られないこと
防犯対策で大切なのは、犯人に「この家は、女性が一人暮らししているな」と悟られないことです。
空き巣や犯罪者の多くは、犯行前にターゲットとなる家を下見しています。
「大家族で家の中に常に人がいる」「セキュリティがしっかりしている」など、犯行が難しい家はターゲットから外されるのです。
逆に、「長時間家を留守にしている」「か弱い女性や高齢者の一人暮らし」の家は狙われやすいと言われています。
被害に遭わないためにも、生活スタイルや家の中の様子が外から見えないように工夫していきましょう。
一人暮らし女性のお部屋探しのポイント
物件探しのサイトを閲覧してみると、「オートロック」「防犯カメラ」「TVモニター付インターホン」などセキュリティに関する項目もたくさんありますよね。
このように一人暮らしの防犯対策は、物件探しの段階から始まります。
ここでは、一人暮らし女性が安心して暮らせる物件探しのポイントを紹介しますね。
オートロック・モニター付インターホンあり
犯罪被害に遭わないために大切なのは「犯人を侵入させないこと」です。
オートロックやモニター付きインターホンのある物件を探しましょう。
オートロック付きであれば、基本的に住人以外は入ることはできません。
モニター付きのインターホンなら、扉を開ける前に訪れた人の顔をしっかり確認できます。
どちらも扉を開けずに相手を確認できるので、訪問販売や営業を断りやすくなるというメリットもありますよ。
スマートロックが便利
お住まいの物件にオートロックがない場合は、後付けできるスマートロックを活用しましょう。
スマートロックとは、スマホなどを使って玄関ドアの施錠・開錠ができるシステムのことです。
粘着テープを使って設置するタイプなら、取り付け・取り外しが簡単で賃貸物件にもお使いいただけますよ。
防犯カメラ付き
共有部分に防犯カメラのある物件も心強いですよね。
不審者や空き巣犯は証拠を残したくないので、防犯カメラがあるだけで犯行の抑止力になります。
ストーカーなどの被害に遭ったときにも、共有部分に防犯カメラがあれば犯人の特定
管理人常駐の物件
管理人さんが常駐している物件は、防犯的にもおすすめです。
怪しい人物が敷地内に入ってきたときに、管理人さんが注意や声掛けをしてくれます。
不審者やストーカーが立ち入るのを未然に防いでくれますよ。
何より、見守ってくれてる人がいるという安心感があるのが嬉しいですよね。
ホームセキュリティ付きの物件も、通報があったときに警備員がすぐさま駆けつけてくれるので安心です。
宅配ボックス付き
最近はネット通販での買い物も増えたことにより、宅配業者を装った強盗や性犯罪などの事件なども他人事ではなくなってきましたよね。
一人暮らしだと事前に知られていると、そういった事件に巻き込まれる可能性が高くなります。
ネット通販で頻繁に買い物をする方は、宅配ボックス付きの物件を選びましょう。
宅配ボックスに荷物を届けてくれるので、宅配業者外部の人との接触を断つことができますよ。
2階以上の部屋
1階は外から室内の様子が見えやすく、侵入経路が簡単なことから、空き巣や下着泥棒などの犯罪被害に遭いやすいと言われています。
人通りの多い道路に面していると、外からの視線も気になりますよね。
また、1階は底冷えしやすいので、冬の光熱費も高くなってしまいます。
女性一人暮らしの物件を探すときは、2階以上のお部屋を選ぶ方が安心です。
2階でも室外機など踏み台を使って侵入されることがあるので、できることなら3階以上の高層階を選ぶようにしましょう。
安全性の高い環境
防犯面を優先するなら、物件そのものだけでなく周囲の環境も大切です。
多少職場や学校から遠くても、安全性の高い地域を選ぶようにしましょう。
地域の雰囲気を知るために、昼や夜に周辺地域を散策してみてみるのもおすすめです。
★安全性の高い地域の特徴
- 犯罪件数が少ない
- ファミリー世帯が多い
- 大通り沿いを歩いて帰れる
- 大通りや人の集まる場所に面していない
- 街灯が多い
- 駅から近い
ファミリー層の多い地域は、子どもたちの見回りなども多く、防犯意識が高い傾向があります。
夜も安心して帰宅できるよう、大通り沿いや街灯の多い道を通って帰れる物件がおすすめです。
また、人の集まる場所に面した物件は、室内の様子が観察しやすいため侵入犯罪のターゲットにされやすいです。
大通りや公園など、人の多い場所から少し離れたところにある物件を選ぶようにしましょう。
意外としてる!?一人暮らし女性が気をつけるべき行動
一人暮らしでは、自分の身は自分で守らなくてはなりません。
「このくらいなら、大丈夫かな?」と油断していると、思わぬ事件に巻き込まれてしまうこともあるので注意しましょう。
ここでは、一人暮らしをするときに気をつけてほしいことについて解説します。
歩きスマホや音楽を聞いて帰る
女性の一人暮らしで危ないのが夜の帰り道です。
帰り道に襲われたり、玄関のドアを開けた瞬間に押し入られて暴行を受けたりする事件も起こっています。
そういった事件の犯人は、注意力が欠けている女性や、無防備な女性を狙う傾向があります。
歩きスマホ、音楽を聞きながら帰るなど、注意力が欠けているように見える行動は控えましょう。
帰り道では、背後から人が近づいてきていないか周囲を確認しながら帰ってくださいね。
洗濯物をベランダに干す
洗濯物は、性別がわかりやすいもののひとつ。
女性の衣類服や下着しか干されていないと「この家には、女性しか住んでいない」ということが周囲にわかってしまいます。
また、ベランダに干していることで下着泥棒などの被害に遭う可能性もありますよね。
女性の一人暮らしだということが悟られないよう、洗濯物は室内に干すようにしましょう。
浴室乾燥機付きの物件だと、洗濯が楽になりますよ。
鍵を締め忘れる
玄関や窓の鍵を開けっぱなしにしてしまうのは、もってのほかです!
どんなに慌てていても窓や玄関の戸締りはしっかり行いましょう。
帰宅したときに鍵を締め忘れると、侵入してきた犯人と遭遇してしまう可能性もあります。
お酒を飲んで酔って帰っても、仕事でくたくたになって帰ってきても、鍵だけはかけるようにしてください!
空き巣や泥棒の手口には、屋上からロープなどでベランダに侵入してくる方法もあります。
「高層階だから…」と油断せず、窓もしっかり戸締りしてくださいね。
一人暮らし女性が手軽にできる防犯対策
ここからは、一人暮らし女性が手軽にできる防犯対策について解説します。
ちょっとした工夫でできることばかりなので、ぜひ一人暮らしの生活に取り入れてみてくださいね。
帰宅ルートを変更する
毎日同じ時間に同じ道を通って帰っていると、不審者から行動範囲や生活サイクルなどを特定されてしまうことがあります。
人通りの少ない道路で待ち伏せされる危険性もあるので、同じ帰宅ルートを使わず少しずつ変更するようにしましょう。
男性用下着などを干しておく
「女性の衣類は外に干さない方が良い」と説明しましたが、男性用の下着やシャツをベランダに干すのは防犯対策としておすすめです。
周囲に「男性が住んでいる」と思わせることで、不審者から狙われないようにすることができます。
男性用の下着は100円均一やホームセンターなどで安価で購入できるので、ぜひ実践してみてください。
「ただいま」「いってきます」と挨拶する
家に帰ったときや、出発するときに「ただいま」「いってきます」と挨拶しましょう。
こちらも男性用下着を干しておくのと同様、女性の一人暮らしをカモフラージュする方法です。
家に向かって挨拶をして出かけることで、周囲に「誰かと住んでいる」と思わせることができますよ。
窓ガラスフィルムを貼っておく
窓ガラスフィルムも防犯対策に有効です。
窓ガラスフィルムとは、その名の通り窓ガラスに貼り付けて使うフィルムのこと。
外から見えにくくしたり、ガラスを割れにくくしたりする効果があります。
窓ガラスが割れにくくなるので、不審者が窓を割って侵入してくるのを防ぎます。
すりガラスタイプなら、プライバシー保護にも役立ちますよ。
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夜はドレープカーテンを閉める
夜にレースカーテンだけをつけていると、室内が丸見えになってしまいます。
外から室内の様子が見えないよう、夜はドレープ(厚手)カーテンを閉めておきましょう。
日中もドレープカーテンを閉めっぱなしにしていると、周囲から「この家は留守が多いな」と思われてしまいます。
留守が多い家は空き巣などにも狙われやすいため、日中はレースカーテンのみ閉めておくようにしましょう。
カーテンの開閉に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。
また、カーテンは外から見えにくい遮光カーテンがおすすめです。
一人暮らし女性の防犯対策におすすめのカーテン
外から室内の様子をうかがえる場所、それは『窓』です。
カーテンのデザインや、窓から見える室内の様子から、生活パターン・性別・年齢などの情報がわかってしまいます。
安心して毎日を過ごすためには、カーテンから防犯対策をしていきましょう!
ここからは当店おすすめ!『一人暮らし女性の防犯対策に役立つ機能性カーテン』を紹介します。
遮光カーテン
ドレープカーテンから光が漏れていると、帰宅する時間や就寝時間が外からわかってしまいます。
遮光カーテンで、室内の光が外に漏れないようにしましょう!
遮光カーテンとは、光を通さないカーテンのことです。外からの光も遮ってくれるので、朝日を気にせずぐっすりと眠ることができますよ。
また、女性の部屋だと悟られないためにはカーテンの色選びも大切です。
アイボリーやベージュ、グレーなど中性的な色を選びましょう。
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遮像レースカーテン
1階の部屋や大通りに面している部屋など、外からの視線が気になる窓には遮像レースカーテンをつけましょう!
遮像レースカーテンとは、外から見えにくいレースカーテンのこと。
プライバシー保護や防犯対策に役立つカーテンです。
ミラーレースカーテンは太陽光を反射するので夜になると透けやすくなります。
一方、遮像レースカーテンは、昼も夜も室内が透けにくいです。
レースカーテンだけで過ごすときには、透けにくい遮像レースカーテンが安心ですよ。
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あとから裏地
どうしても可愛いデザインのカーテンを使いたい方は、『後から裏地』が便利です。
後から裏地とは、カーテンに遮光性や遮音性などをプラスできる便利なアイテム。
カーテンの窓側に取り付けるので、外から見たときにカーテンのデザインを隠すこともできます。
可愛らしいデザインのカーテンが欲しい方や、すでにカーテンを買っていて遮光性をプラスしたいときにおすすめです。
一人暮らし女性のカーテン選びについてもっと知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。
まとめ
この記事では『一人暮らしの女性が気をつけること』について解説してきました。
空き巣、強盗、下着泥棒など一人暮らしの女性を狙った犯罪は数多くあります。
被害に遭わないためには、オートロックや防犯カメラなどセキュリティ設備の整った物件を選ぶようにしましょう。
また、防犯対策では不審者から『一人暮らしの女性と悟られない』ことも大切です。
室内が見えないよう、カーテンや窓ガラスフィルムでプライバシーを守りましょう。