スタイリッシュな直線デザインが魅力のプリーツスクリーン。
最近では、和室の窓にプリーツスクリーンを設置している方も増えてきていますね。
ですが、カーテンやロールスクリーンに比べると馴染みが少なく、使い勝手やデメリットが気になっている方も多いのではないでしょうか?
この記事では窓装飾プランナーが、『プリーツスクリーンのメリット&デメリット』について解説します。
目次
プリーツスクリーンとは?
プリーツスクリーンとは、蛇腹状になっている生地を上下に開閉して使う窓周りアイテムです。
美しい水平ラインは窓辺をモダンに演出してくれます。
直線デザインの多い和室にも取り入れやすいのが特徴です。
スクリーンには、ポリエステルや不織布などの素材が使わています。
最近では、和室に合わせやすいよう和紙のような風合いを出したものや、ナチュラルな生地感のスクリーンもあるんですよ。
プリーツスクリーンで後悔する?4つのデメリット
ここからは、プリーツスクリーンのデメリットについて解説します。
プリーツスクリーンのデメリットは以下の5つです。
- 掃き出し窓には不向きかも
- 洗濯できない
- 生地が薄くて夜透ける?寒い?
- 穴から光漏れしてしまう
- 風にあおられて音がする
それぞれ詳しく解説していきますね。
掃き出し窓には不向きかも
プリーツスクリーンに限った話ではありませんが、上下に開閉する窓周りアイテムは大きな窓にあまり適していません。
上下に開閉する窓周りアイテムは、スクリーンが大きくなればなるほど持ち上げるのに力が必要になるからです。
大きな窓には、軽い力で昇降できる『チェーン式』のプリーツスクリーンを選ぶようにしましょう。
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チェーン式のプリーツスクリーンなら軽い力で操作できますが、カーテンや障子に比べると開閉に時間がかかってしまいます。
1日に何度も出入りするような窓だとちょっと負担が大きいですよね。
そのうち面倒になって、半分開いたところを屈んで出入りするようになったり…。(私ならやっちゃいそう…。)
毎日出入りする窓の場合は、開閉しやすいカーテンやバーチカル(縦向き)ブラインドなども視野に入れて検討しましょう。
洗濯できない
プリーツスクリーンは生地のみ取り外すことが難しいため、汚れてしまってもお洗濯ができません。
カーテンのように水洗いして清潔にしておきたい方、キッチンなど汚れやすい場所に設置する場合は、プリーツスクリーンでも大丈夫かよく検討しましょう。
プリーツスクリーンは洗濯ができませんが、ハンディモップなどでほこりを払っていればOKなのでお手入れ自体は簡単です。
(ブラインドなんかは羽根を一枚一枚拭かないといけないので、お手入れが結構大変…。)
日ごろのお手入れをきちんとおこなっておくことで、スクリーンに黒ずみやカビが発生するのを防ぐことができますよ。
また、汚れがひどいときは薄めた中性洗剤で拭き取りましょう。
色落ちや変色の可能性もあるので、本格的にお手入れをする前に目立たない場所で試し拭きしてみてくださいね。
詳しいお手入れ方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
穴から光漏れしてしまう
プリーツスクリーンには、昇降コードを通すための小さい穴があいています。
コードから光が漏れてしまうこともあるため、完全に外の光を遮光するのは難しいです。
写真で見てみるとこんな感じ↓
光を通さない遮光生地だと、どうしてもコードの穴から光が漏れてしまいます。
コード穴から均等に差し込む光の粒は見た目としてはおしゃれなのですが、「完全に真っ暗にしたい!」と言う方は光が気になってしまうかもしれません。
コード穴の光漏れが気になる場合は、プリーツスクリーンとデザインの近いハニカムスクリーンがおすすめです。
ハニカムスクリーンは昇降コードの穴が見えないデザインなので、光漏れすることなくお使いいただけますよ。
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風にあおられて音がする
窓を開けて風を入れたときに、プリーツスクリーンが風にあおられてボトムレールが壁や窓枠に当たってしまうことがあります。
特に風の強い日は「カンッ!カンッ!」と音が鳴ってしまうので、うるさく感じられるかもしれません。
ボトムレールに衝撃吸収用のシールを貼ったり、窓を開けるときはプリーツスクリーンを全開にしたりすることで、騒音対策をしていきましょう。
プリーツスクリーンを上げたときに室内が見えてしまうのが心配なときは、カフェカーテンと併用して使いましょう。
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プリーツスクリーンのメリット
ここからはプリーツスクリーンのメリットを紹介します。
プリーツスクリーンのメリットは以下の通り。
- 和室にも洋室にも合わせやすい
- 柔らかな光を取り込むことができる
- 外からの視線を遮りつつ調光できる
- 巻き上げたときにコンパクトに納まる
順番に詳しく解説していきます!
モダンデザインで和室・洋室に合わせやすい
プリーツスクリーンは、規則正しいプリーツの水平ラインも魅力のひとつ。
すっきりとしたモダンなデザインは、まるで高級ホテルや旅館のようですね。
写真のように、掃き出し窓と小窓に取り付けると統一感のあるスタイリッシュな空間に♪
和紙調のスクリーンもあるので、洋室だけでなく、和室にもお使いいただけます。
障子のように破れる心配も少ないので、お子さんやペットのいるご家庭でも安心ですよ。
和室にプリーツスクリーンを設置する方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
柔らかな光を取り込むことができる
非遮光タイプのプリーツスクリーンは、ほど良い透け感があり光が優しく透過します。
柔らかく光を取り込み、障子のような上品な窓辺を演出してくれるのもプリーツスクリーンのメリットです。
カーテンやブラインドとはまた違った、奥行きのある雰囲気をお楽しみいただけますよ。
外からの視線を遮りつつ調光できる
プリーツスクリーンには、2枚の生地を上下に組み合わせて使うツインタイプもあります。
厚手生地とレース生地を組み合わせることで、バランスよく採光と目隠しをおこなうことができますよ。

水平方向からの視線を遮りつつ、日光を取り入れることができます。

周囲の上からの視線や日光を遮りながら、外の景色をお楽しみいただけます。
窓周りがすっきりする
窓周りをすっきりと演出できるのもプリーツスクリーンの魅力です。
プリーツスクリーンは、丈夫にたたみ上げるとコンパクトに納まります。
カーテンのようにひだもないので、降ろしているときのシルエットもスマートです。
上げても降ろしてもおしゃれなプリーツスクリーンで、窓周りのグレードをアップさせちゃいましょう。
当店おすすめ!おしゃれなプリーツスクリーン5選
当店びっくりカーペットでは「遮光・非遮光」「日本製」「ツインタイプ」など、豊富なラインナップをご用意しております!
ぜひ、あなたのお部屋にぴったりのプリーツスクリーンを探してみてくださいね♪
シングルタイプ
シングルタイプは、1枚の生地が使われているプリーツスクリーンのことです。
シングルタイプのプリーツスクリーンは大きく分けると、「非遮光」「遮光」の2種類があります。
非遮光のプリーツスクリーンは、和紙のように柔らかく光を取り込んでくれます。
和室の障子代わりとしても人気です。
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一方、遮光タイプは外からの日差しをブロックしてくれます。
寝室など暗くして過ごしたい場所におすすめです。(製品の特性上、光漏れがあるのでご注意ください。)
ツインタイプ
ツインタイプとは、2枚の生地を上下に組み合わせたプリーツスクリーンのこと。
レース生地と厚手生地を組み合わせることで、調光や眺望を自由にコントロールすることができます。
外からの視線を遮りながら採光したいときは「厚手生地」を下側に、上からの視線を遮りつつ景色を楽しみたいときは「薄手生地」を下側にしましょう。
まとめ
この記事では『プリーツスクリーンのメリット&デメリット』について解説してきました。
プリーツスクリーンのデメリットは以下の通りです。
- 掃き出し窓には不向きかも
- 洗濯できない
- 生地が薄くて夜透ける?寒い?
- 穴から光漏れしてしまう
- 風にあおられて音がする
使い始めてから「思ってたのと違った!」と後悔しないよう、しっかり検討して選んでくださいね。
プリーツスクリーンは、柔らかく光を取り込んでくれるおしゃれな窓周りアイテム。
和室にも洋室にも合わせやすいので、ぜひお部屋に合わせてくださいね。