リビングは家族が一緒にくつろいで過ごす場所、もしくはお客様を招いたときもてなす場所というイメージがあります。
でも、家族がくつろぐことのできるリビングってどんなリビングでしょうか?
また、自宅のリビングにお客様を招いても大丈夫か不安な方はいませんか?
ゆったりくつろぐことができてお客様を招いても恥ずかしくないおしゃれリビングにする方法を解説しますね!
目次
リビングは家の中でも特にこだわりたい場所
家の間取りでリビングのレイアウトが重要視されるのはなぜでしょうか?
リビングの役目を知れば、なぜ重要視されるのか理由がわかります。
家族が一緒にくつろぐ場所
リビングは家族が団らんする場所で、家族全員がくつろげる空間です。
リビングの居心地の良さは、家の住み心地に大きく影響します。
リビングには大型のテレビやソファを置いて、家族が集まってゆったりと会話を楽しむことができるよるにレイアウトします。
一人暮らしでも、リビングとなるスペースは就寝スペースとは別に用意するケースが多いです。
お客様をもてなす場所
リビングは家族が一緒に過ごすことができる場所ですが、外からお客様を招いて迎える場所でもあります。
客間や応接室を持つ家を別にして、家にお客様を招いたときリビングやダイニングで迎えるのが一般的です。
おしゃれリビングにすれば、気持ちよくお客様をリビングに招いてくつろいでもらうことができます。
それに外から人を招いて、おしゃれなリビングを見てもらうといった楽しみ方もあります。
リビングをくつろげるおしゃれな空間にするための7つのポイント
それでは、リビングをくつろげる空間にする方法を7つのポイントで解説しますね!
インテリアスタイルを決める
自宅のリビングをおしゃれリビングにレイアウトする最初のポイントは「インテリアスタイルを決めること」です。
リビングに配置する家具やインテリア雑貨のテイストが揃っていると統一感が生まれておしゃれに見えます。
どんなインテリアスタイルがあるのか、人気のインテリアスタイルをいくつかご紹介します。
北欧スタイル
北欧スタイルとは、ノルウェーやフィンランドなどの北欧の国々で見られるインテリアスタイルです。
自然の中にある動植物をモチーフにした柄模様やシンプルな木製チェアなど暖かみを感じるインテリアスタイルです。
アクセントにグリーンやイエロー、ブルーといった色を使ったクッションなどインテリア雑貨を加えるとよりリビングがおしゃれに見せることができます。
モダンスタイル
モダンスタイルとは近代的でスタイリッシュな見た目のインテリアスタイルのことを指します。
モダンスタイルはテイストの違うスタイルがいくつかあり、ナチュラルモダンや和モダンなどがあります。
モダンスタイルにはステンレスやガラスなどの素材を使ったレイアウトをイメージしますが、木材などの天然素材を使った家具を配置してモダンスタイルにコーディネートすることもできます。
アジアンスタイル
東南アジアの生活様式をイメージしたインテリアスタイルのことを指します。
ラタンやバンブーなどの天然素材を使った家具を選び、民族柄や天然繊維製無地のファブリックを使ってアジアンスタイルにコーディネートします。
バリやセブ等などのリゾートホテルのインテリアを真似して、リゾートホテルライクな見た目にコーディネートするのもおすすめです。
ナチュラルスタイル
ナチュラルスタイルは、部屋をホワイトや明るいベージュをベースカラーにしてシンプルなデザインの天然素材を使った家具やインテリア雑貨を選びます。
植物や地面の色であるアースカラーをコーディネートに取り入れるので、親しみやすくリラックスできる空間を作れるのでリビングにぴったりのインテリアスタイルです。
「ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー」で色をまとめる
インテリアのカラーコーディネートでは、色を「ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー」の3つの要素をバランス良く配置するとおしゃれになります。
カラー配分率は「7:2.5:0.5」の比率でコーディネートします。
ベースカラーは、床や壁・天井といった部屋で占める面積の大きい場所の色で、参考画像で見ると「ベースカラー:淡いベージュ」になります。
メインカラーは、ベースカラーの次に占める面積が大きく、ソファやベッド、カーテンなどの大型家具の色が該当します。
参考画像で見ると「メインカラー:くすんだイエロー」になります。
最後のアクセントカラーは、部屋で占める面積が最も小さい色で、クッションや照明、観葉植物などインテリア雑貨の色です。
参考画像では「アクセントカラー:くすんだ濃いグリーン」になっています。
このカラーコーディネートの基本をリビングのレイアウトにも取り入れて、おしゃれにコーディネートしてください。
家具の統一感を出す
インテリアスタイルを統一するとリビングをおしゃれにレイアウトすることができます。
インテリアスタイルを統一するコツは、家具やインテリア雑貨の素材やデザイン(色)を揃えることです。
異なる素材を使った家具を配置するのではなく、同じ素材を使った家具をリビングに置きます。
例えば、ソファは木製フレームに天然繊維製の布張りカバーを使っていたとします。
その場合は、リビングテーブルにはソファのフレームと同じ質感の木製テーブルをセットで配置します。
そして、カーテンにはソファの布張りと似た質感の天然繊維を使ったカーテンを吊るします。
デザイン(色)は、大型家具ならメインカラーで統一して、インテリア雑貨はアクセントカラーで統一しましょう。
リビングとダイニングでインテリアを統一する
日本では昔から居間(茶の間)で家族が集まり、寝食を一つの部屋で過ごしてきた習慣があります。
そのため、日本の住宅ではリビングとダイニングの境界が曖昧で、住宅の間取りがリビング・ダイニングの作りになっています。
リビングのインテリアを変えるなら、ダイニングも一緒に同じリビングのインテリアスタイルに変えてテイストを統一するとおしゃれに見えます。
圧迫感の少ない家具を選ぶ
リビングのくつろぎ度をアップさせるには、圧迫感の少ない「背の低い家具」を選びましょう。
天井まで届く高さのある家具をリビングに置くと、強い圧迫感を感じます。
人は圧迫感があるとリラックスできず、リビングの役目である「くつろぎ空間」になりません。
背の低い家具の目安は、人間が立ったときの目線よりも背が低い家具を選びます。
目線よりも低い位置に家具を置くと、視界を塞がずリビング全体を見渡すことができて、圧迫感を感じにくくなります。
日本人の平均身長は成人男性で約172cm、成人女性で約155cmです。
家具の高さは150cm以下の物を選べば圧迫感の少ないリビングにコーディネートすることができるはずです。
家具の高さ・奥行きを揃える


リビングの家具の高さと奥行きがバラバラだと、ゴチャゴチャした見た目のリビングになってしまいます。
そのため、リビングに置く家具は「家具の高さと奥行きを揃える」と整然とした雰囲気になって、見た目が良くなります。
家具の配置方法ですが、上の画像のように、高さの違う家具はリビングの入口手前に背の低い家具を置き、リビングの奥に向かっていくごとに背の高い家具を配置します。
次に家具の奥行きでは、奥行きの同じ家具を揃える、または最も手前にある家具の奥行きに合わせて他の家具を配置します。
また、家具の素材やカラーが似た家具を揃えると統一感が生まれておしゃれに見えます。
季節感が感じられる物を取り入れる
リビングのインテリアには季節感のある物を取り入れましょう。
季節感を取り入れる簡単な方法として、リビングのファブリックを季節に合った物に変えます。
例えば、夏はリビングの床で過ごしやすいようにい草ラグを敷くと夏らしい雰囲気を演出できます。
夏向けのアイテム
- 通気性の良い天然繊維製のクッションカバー
- ひんやり冷感効果のあるい草ラグ・竹ラグ
- UVカットと遮熱効果もある青色のカーテン
など
また、冬の場合は毛足の長いシャギーやファー等のラグを敷いて、家族がリビングで暖かく過ごせるようにします。
冬向けのアイテム
- ふんわり柔らかくて暖かい毛足がファーのラグ
- 疑似炎で暖かな雰囲気の暖炉型ヒーター
- 家族が集まって団らんできるこたつテーブル
など
他にも、季節ごとにあるイベントに関係するインテリアアイテムを使って季節感を演出することができます。
7月なら七夕、12月ならクリスマスなど、それぞれのイベントに関連するアイテムをリビングに置いてイベントを家族が一緒に楽しむことができます。
季節感のあるアイテムを置いておしゃれリビングにしましょう!
自宅リビングの間取りから考えるおしゃれなレイアウト例
リビングの形には「縦型リビング」と「横型リビング」の2種類があります。
リビングの種類でレイアウトのやり方も違います。
縦型と横型それぞれのおしゃれリビングのレイアウト例をご紹介しますね!
縦型リビングの特徴とレイアウト例
縦型リビングは、リビングとダイニングが縦方向に繋がっていて、リビング部分だけがバルコニーやベランダに接しているタイプのリビングです。
縦型リビングの特徴は、壁の面積が広い作りになっているので、家具を並べやすいといった特徴があります。


ソファ等の家具をどちらか一方の壁側にまとめて置くことで、リビング入口から窓まど一直線に通り抜けることができます。
それぞれのご家庭でリビングの大きさの違いや間取りの違いはありますが、縦型ではダイニング部分が窓から遠く、キッチンと一体になっている場合があります。
そのため、ダイニング部分が暗く若干狭い印象を受けます。
十分な明るさを確保するために蛍光灯を明るめの昼白色にしたり、フロアスタンドライトなど照明を増やして明るくしましょう。
もしも、縦型のリビング・ダイニングが狭いと感じる方は、背の低い家具を選んで視線よりも低い位置に家具がくるようにして、部屋の奥行きを感じれるようにレイアウトしてください。
それから、縦型リビングの間取りの中には、キッチンスペースが大きく取られた間取りもあります。


このキッチンスペースが大きく取られた間取りには、上の画像のように「キッチン+ダイニング+リビング」の間取りがあります。
家具の配置方法は基本的にキッチンと一体になっているリビング・ダイニングと共通します。
ただ、キッチンスペースとダイニングスペースがカウンターなどで区切られていて、キッチンがほぼ独立しているので部屋が広くより奥行きを感じやすい間取りになっています。
横型リビングの特徴とレイアウト例
横型リビングは、リビングとダイニングが横に並んでいるタイプになります。
リビング部分とダイニング部分の両方に窓がありバルコニーに面していて、縦型リビングより外からの太陽光を部屋全体に行き渡らせやすいという特徴があります。


この横型リビングでは、キッチンスペースがダイニングに面している間取りとダイニングの中にキッチンスペースが含まれている間取りがあります。
キッチンスペースがダイニングに面していると部屋が広く感じるので、キッチンスペースが別になっている間取りの物件を選ぶ方は多いです。
テレビをダイニングスペースに置くレイアウトでは、リビングとダイニングの間に家具など視界を塞ぐ物を置かないようにしましょう。


また、ダイニングとキッチンが一体になっている間取りには、上の画像のように、キッチンカウンターによって区切られている間取りもあります。
キッチンカウンターで区切られている間取りは、ダイニングと一体になっている間取りよりも面積が広くなっています。
それから、横型リビングは窓数と窓の面積が縦型リビングよりも大きいため、外からの視界や直射日光による日焼けが心配です。
横型リビングの窓には、遮像レースカーテンや遮光・遮熱機能のあるドレープカーテンを取り付けて家族のプライバシーと日焼けから家具を守りましょう。
おしゃれリビングに演出できるおすすめの家具&インテリア雑貨
おしゃれリビングを演出するための家具やインテリア雑貨をご紹介します!
パレット・カーテン
パレットのカーテンは11色の中から選ぶことができます。
くすみカラーでやさしい色合いのカラーバリエーションなので、ナチュラルテイストや北欧テイストのインテリアと合わせて使うことができます。
カーテンとしての機能も充実していて、1級遮光~3級遮光のカーテンを選ぶことができます。
また、洗濯機で洗うことができて、形状記憶加工されているので洗った後もきれいなウェーブがしっかりと残ります。
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タイルカーペットで気軽に雰囲気をチェンジ
リビングの床周りのレイアウトで困っている方には、タイルカーペットがおすすめです。
タイルカーペットはタイル状のカーペットを組み合わて敷くカーペットです。
色の違うタイルを組み合わせてご自宅のリビングに合ったデザインを自分で作ることができます。
組み合わせ方は自由なので、組み合わせパターンを工夫しておしゃれにリビングの床を飾ることができます。
また、タイルカーペットは汚れた箇所だけを取り外して洗濯することができるので、お手入れの手間も最小にすることができるので、ペットを飼っているご家庭や小さなお子さんが居るご家庭にもおすすめです。
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子育てママやペットオーナー様に大人気!エコな素材と優秀機能のおすすめタイルカーペット
こたつテーブルならオールシーズンで大活躍!
リビングのテーブルとしてこたつテーブルをおすすめします!
こたつテーブルなら、冬はリビングで暖かく過ごすことができ、気温の高くなる夏はこたつ布団を外して、普通のテーブルとして使用できます。
こたつテーブルのサイズは4人用~6人用と家族全員が使っても十分な大きなの物から、円形や楕円形の個性的でおしゃれなこたつテーブルがあります。
リビングのレイアウトや家族の人数に合わせてこたつテーブルの形と大きさを選びましょう!
家族でくつろげるソファ
インテリアスタイルに合わせたデザインのソファをリビングに置いて、リラックスできるおしゃれリビングにしましょう!
スタイリッシュなモダンテイストのリビングには、レーザー調のシックなソファを使うのがおすすめです。
他にも、北欧スタイルやナチュラルスタイルなどの人気インテリアには、布製のソファを合わせてみてはいかがでしょうか。
なめらかな曲線フォルムとやさしい色合いが特徴の2人掛けソファ。ローソファとしても
『カリーヌ ブルー2P』
お部屋が映えるおしゃれなくすみカラーのソファ。脚を外してローソファーとしても使える
まとめ
おしゃれリビングにレイアウトするポイントについて解説しました。
リビングをおしゃれにレイアウトするには、ご自宅のリビングが縦型と横型のどちらのリビングタイプなのか確認をしましょう。
そして、モダンスタイルや北欧スタイルなどのインテリアスタイルを決めて、そのインテリアスタイルにマッチしたテイストの家具やインテリア雑貨を揃えてください。
家具は、なるべく背の低い物を選ぶと視界が開けて、リビングに解放感ができて部屋が広く感じることができます。
ここで解説したレイアウトのポイントを参考に、ご自宅のリビングをおしゃれリビングに変えてみてくださいね!