ふんわりと柔らかな猫ちゃんの毛。
膝に乗せたり、抱き上げたりしたあとに、服が猫ちゃんの毛まみれになってしまい「やっちゃった…」と後悔される方も少なくないはず。
服だけでなく、カーペットやカーテンなどの布製家具にも猫ちゃんの毛がついてしまうと、掃除機だけではなかなか取れずお手入れするのが大変ですよね。
この記事では、『猫の毛がつきにくい素材』と『ペットの居るご家庭におすすめ!お手入れしやすいインテリアアイテム』を紹介していきます。
目次
猫の毛がつきにくい素材の特徴
猫ちゃんの毛はやわかな手触りをしている分、一度ついてしまうとなかなか取れないですよね。
お手入れを優先されるのであれば、猫ちゃんの毛が取りやすい素材を選ぶことが大切です。
ここでは、猫の毛がつきにくい素材の特徴を紹介します。
静電気が発生しにくい素材
静電気が発生すると、手で払ってもなかなか猫の毛が落ちなくなってしまいます。
猫の毛がつかない、ついてもすぐに落とせるようにするためには、静電気が発生しにくい素材を選ぶことが大切です。
静電気が発生しにくいのは「コットン」「リネン」など素材。帯電しにくいので、猫の毛対策におすすめです。
また、素材には「プラスに帯電しやすい素材」と「マイナスに帯電しやすい素材」があります。
プラスに帯電しやすい素材 | マイナスに帯電しやすい素材 |
ナイロン、ウール、レーヨンなど | アクリル、ポリエステル、アセテートなど |
静電気は、素材に帯電しているプラスの電気とマイナスの電気が擦れあうことで発生します。
同じ種類の電気を帯びている素材は、擦れあっても静電気が発生しにくくなります。
例えば、「ウール×ポリエステル」だと、プラスの電気とマイナスの電気を帯びている素材のため、静電気が発生しやすくなります。
逆に、「ナイロン×ウール」はプラスに帯電しやすい素材同士のため静電気が発生しにくくなるのです。
猫の毛は「プラスの電気」を帯びやすいと言われています。
そのため、「ウール」「ナイロン」など同じプラスの電気を帯びやすい素材は静電気が発生しにくく、猫の毛がついても取れやすいと言われています。
ツルッとしている素材
「サテン」「レザー」「シルク」のような、表面がツルっとしている素材も猫の毛が付きにくいと言われています。
猫の毛が付いた場合も、サッと払うだけで落とすことができますよ
逆に、フリースやニットのような表面がふわふわとしている素材は、猫の毛が付くと取れにくいです。
冬はフリースやニット素材が多くなるので、カバーをしたり、こまめに掃除をするなどの工夫をしましょう。
手軽にできる!猫の毛がついてしまったときの対処法
猫の毛が付きにくい素材を使っても、猫の抜け毛をゼロにするのは難しいですよね。
そこで、ここからは猫の毛がついてしまったときの対処法をご紹介します。
★お掃除のポイント
掃除するときは、高いところから掃除するようにしましょう。
棚やテーブルなど高いところのの掃除をすると、どうしても床やラグに汚れが落ちてしまいます。
床やラグから掃除してしまうと、棚を掃除した後、床に落ちた汚れをもう一度掃除しなければなりません。
『上から下に』を忘れずに掃除していきましょう。
掃除機を使う
カーペットや衣類の表面についた猫の毛は、掃除機を使えばきれいにすることができます。
★手順★
- 手で拾える毛を取り除く
- 掃除機をかける
カーペットの毛並みを起こすようなイメージで掃除機を掛けましょう。
デリケートな素材のときは『弱』に設定してください。
ですが、掃除機をかけるだけでは繊維の奥に入り込んだ毛を取ることは難しいので、他のアイテムも併用していきましょう。
コロコロ
コロコロなら、繊維に絡まっている猫の毛も掃除することができます。
★手順★
- 猫の毛が気になるところにコロコロを掛ける
- 掃除機で残りの毛を吸い取る
掃除機と併用することで、さらに毛を取り除くことができます。
コロコロをかけるときは、ラグや衣類の毛並みを起こすようなイメージで動かします。
強くこすると繊維を傷めてしまうので、撫でるように優しくコロコロをかけていきましょう。
掃除機をかけにくい衣類やソファー、カーテンには、コロコロを掛けるだけでも充分効果がありますよ。
ゴム手袋
掃除機やコロコロを使っても、毛並みの奥に入り込んだ猫の毛を落とすのは難しいですよね。
そんなときには、ゴム手袋を使って猫の毛を集めましょう。
ご家庭にある一般的なゴム手袋で大丈夫です。
ペットの毛を取る『毛玉取りブラシ』のようなもので代用できますよ。
★手順★
- ゴム手袋をつけて猫の毛が気になる部分を撫でる
- 撫でながら猫の毛を一か所にまとめる
- まとまった毛を掃除機などで吸い取る
ゴム手袋でラグや衣類を撫でるだけで、結構な量の猫の毛をかき集めることができます。
ゴム手袋による静電気で毛やゴミが集まってくるので、撫でるときに力を入れる必要はありません。
繊維を傷めないよう、優しく撫でていきましょう。
猫の毛を集めきった後は、掃除機やコロコロでしっかり取り除いてくださいね。
猫の抜け毛を減らすことも大切
衣服やお部屋に猫の毛がつかないようにするためには、抜け毛を掃除するだけでなく、抜け毛を減らしてあげることも大切です。
猫の抜け毛を減らすためには、「ブラッシング」が最も有効です。
ブラッシングは抜け毛を減らすだけでなく、猫とのコミュニケーションにもなります。
専用のブラシで、できるだけ毎日ブラッシングをしてあげましょう。
換毛期にあたる3月頃や11月頃は、特に抜け毛の量が多くなるので、入念にブラッシングをおこなってくださいね。
猫の毛が付きにくいインテリアアイテム7選
猫と暮らしていると、衣服だけでなくカーテンやラグにも猫の毛がついてしまいますよね。
毎日のお掃除を少しでも楽にしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
最後に猫と暮らすのにおすすめの、猫の毛が付きにくいインテリアアイテムを紹介していきます。
猫と暮らすのにおすすめのカーペット
「とにかく、猫の抜け毛掃除を楽にしたい!」
そんなあなたにおすすめしたいのが、こちらのネコ型フォルムラグ『ブチネコ』。
猫ちゃんの後ろ姿のような、ころんとしたフォルムがかわいいですよね。
このラグのすごいところは、この愛らしい見た目だけではありません。
このラグの毛には、ペットの毛が落ちやすい特殊素材が使われています。
当店スタッフが実際に試してみたところ、コロコロを軽くかけるだけでスルンと毛を取り除くことができました。
↓コロコロにごっそり猫ちゃんの毛がついているのが見えますね!
防ダニ・消臭・滑り止めなどペットと暮らすのに嬉しい機能付き!
あと、とにかくかわいい!(このデザイン、大好きなんです…。)
猫ちゃんとの暮らしを豊かにしてくれること間違いなしの1枚です。
▼こちらの商品もおすすめです▼
猫と暮らしやすいカーテン
机やソファなどあらゆる場所が遊び場にしてしまう猫ですが、カーテンも例外ではありません。
スルスルーっと軽やかにカーテンを登って、カーテンレールでお昼寝したり、地面にピョーンと飛び降てはまた登ったり…。
気が付いたらカーテンのあちこちが破れてしまっているということもありますよね。
そんな、カーテンで遊んでしまう猫がいるご家庭におすすめなのが、こちらのペット用カーテン『リアン』です。
このカーテンは、爪の引っ掛けに強い素材を使用しています。
また、防臭・抗菌機能付きなので気になるペット臭をしっかりブロックしてくれますよ。
菌を増殖させない!抗菌防臭はっ水生地がうれしいペット用高機能ドレープカーテン
『リアン ベージュ』
ペットのニオイ気にならない!明るいカラーの遮光・ウォッシャブル・形状記憶ドレープカーテン
▼こちらの商品もおすすめです▼
綿素材100%のナチュラルな風合いがおしゃれ!使いやすいチェック柄カーテン
『ボムールチェック ブラック』
幅100cmで丈は1cm単位でオーダーOK!綿100%使用した非遮光ドレープカーテン
ソファーカバー
ソファーに猫の毛がついてしまうと落とすのが大変ですよね。
ソファーの隙間に入り込んでしまいやすいので、お手入れを重視されるのであればソファーカバーをかけておきましょう。
爪とぎの餌食になって、ソファーが傷んでしまうのも防ぐことができますよ。
『イブル ロアン』は薄手のラグとしても、マルチカバーとしても活用できる優れもの!
コットン100%で帯電しにくく、猫の毛対策におすすめです。
薄手で扱いやすく洗濯機で洗うこともできるので、猫ちゃんが汚してしまってもササッと洗えますよ!
16色のナチュラルカラー!オールシーズン使える、綿100%の大人気キルティングラグ
『イブルロアン グレージュ』
インスタグラムで大人気!コットン100%で赤ちゃんにも使える、韓国風のキルトラグマット
▼こちらの商品もおすすめです▼
まとめ
この記事では、猫の毛が付きにくいそざいについて解説してきました。
猫の毛がつきにくいのは以下のような素材です。
- 「ナイロン」「ウール」などプラスの電気を帯びる素材
- 「コットン」「リネン」など帯電しにくい素材
- 「レザー」「サテン」のようなツルっとした素材
猫の毛が付いた時は、掃除機やコロコロできれいにしましょう。
掃除機でも取れないときは、ゴム手袋や水を使うと落としやすくなりますよ。
猫ちゃんと暮らす中で、抜け毛の問題はつきもの。
こまめにブラッシングしてあげて、抜け毛を減らす対策をしていきましょう。