大きな窓にロールスクリーンを取り付けるとなると、操作しやすいように分割して取り付ける方は非常に多いです。
ロールスクリーンを並べて使ったときにできる隙間ってどのくらいの大きさなのでしょうか?
隙間が大きいと中が丸見えになってしまうので、何とか隙間対策していきたいですよね。
この記事では、ロールスクリーンを並べた時にできる隙間について詳しく解説します。
隙間の大きさや、手軽にできる隙間対策についてもご紹介していきますので是非参考にしてください。
目次
ロールスクリーンを並べたときに隙間対策が必要なケース
ロールスクリーンは製品の構造上、並べて取り付けると隙間ができてしまいます。
ですが、使用中に不便さを感じなければそのままお使いいただいても問題ありません。
ここでは、隙間対策をした方が良い場合を2つご紹介致します。
◆光漏れが気になるとき
ロールスクリーンを並べて取り付けると、どうしても隙間ができてしまいます。
寝室にロールスクリーンを並べて設置した場合、隙間から朝日がピカーッと差し込んでくるとちょっと眩しいですよね。
隙間対策をすることで、ロールスクリーンの光漏れ対策をすることができます。
朝はゆっくり寝たい、眩しいと気になってしまうという方は、ぜひロールスクリーンの隙間対策をしていきましょう。
逆に、日差しを取り込めるように非遮光タイプのロールスクリーンを設置している方は、隙間があいていてもそこまで気にならないかもしれません。
◆外からの視線が気になるとき
隙間対策をすることで、ロールスクリーンの隙間から中が見えてしまうことを防ぐことができます。
人通りの多い道に面した窓や、プライベートな空間の窓、目隠しとしてロールスクリーンを設置する場合も、隙間があると気になっちゃいますよね。
そういったプライバシーをしっかり守りたい場所にロールスクリーンを取り付ける場合は、隙間対策をした方が安心です。
ロールスクリーンを並べた時の隙間ってどのくらい?
ロールスクリーンを並べた時にできる隙間は、ロールスクリーンの操作方法によって変わります。
ここでは、当店のロールスクリーンの製品幅を例に、操作方法別にロールスクリーンを並べた時の隙間について解説いたします。
プルコード式
まずはプルコード式ロールスクリーンを並べた時の隙間について解説します。
ワンタッチで昇降でき、腰高窓に取り付けられることが多いプルコード式のロールスクリーン。
垂れ下がっている紐(プルコード)を引いて昇降操作を行います。
プルコード式の場合は両サイドに1.5cmずつ隙間ができます。
2つ並べて使った場合は、2つのロールスクリーンの間に3cmの隙間ができることになりますね。
チェーン式
次はチェーン式のロールスクリーンの隙間です。
掃き出し窓に使われることが多いチェーン式のロールスクリーン。
横に垂れ下がったチェーンを引くことで昇降操作を行います。巻きズレやトラブルの少ない操作方法です。
チェーン式のロールスクリーンは、チェーンがある方に2cm、チェーンがない方に1cm隙間ができます。
チェーンをどのように設置するのかで、2つ並べた時の隙間は変わります。
- 外側にチェーンをつけた場合
→隙間は2cm - 同じ向き(右右、左左)にチェーンをつけた場合
→隙間は3cm - 内側にチェーンをつけた場合
→隙間は4cm
内側にチェーンを取り付けると、隙間が大きくなってしまうだけでなく、チェーン同士が絡まってしまう可能性もあります。
操作をスムーズに行うためにも、並べた時の隙間が少なくするためにも、ロールスクリーンの操作チェーンは両サイドに取り付けるのがおすすめです。
ロールスクリーンを並べるときの隙間対策
ここからは、具体的なロールスクリーンの隙間対策をご紹介致します。
ロールスクリーンを並べて取り付けた時の主な隙間対策は以下の4つです。
- チェーン式で取り付ける
- 窓のサッシの部分に隙間が来るようにする
- ロールスクリーンを重ねづけする
- カーテンと併用する
- DIYする
- コーナー窓は逆巻き仕様にする
『カーテンと併用する』『DIYする』方法は購入後にも実践できる隙間対策です。それぞれ順に解説していきますね。
①チェーン式で取り付ける
1つ目が、両サイドに操作チェーン取り付ける方法です。
注文するときに、チェーン式のロールスクリーンを注文するだけ。
あとは届いたロールスクリーンをチェーンが両サイドに来るように取り付ける!
とっても簡単ですよね。
こうすることで特別な機材などを準備する必要もなく、手軽に隙間を2cmまで縮めることができます。
2cmと言えば大体1円玉の直径くらいなので、プライバシーもある程度保護できます。
隙間を0にしなくてもいいかな、という方はこの方法を試してみましょう。
②窓サッシの部分に隙間が来るようにする
次はロールスクリーンの継ぎ目の位置を調節することで、隙間を埋める方法です。
窓についているサッシのところに、ロールスクリーンの隙間がくるようにしましょう。
イメージとしてはこちらの写真のようになります(↓)。
窓のサッシの部分に、ロールスクリーンの隙間があるため光漏れしにくくなっています。
『両サイドに操作チェーンを取り付ける』方法と組み合わせれば、窓のサッシが2cmの隙間をしっかり埋めてくれるでしょう。
また頻繁に出入りする部分とそうでない部分に分割すれば、ロールスクリーンが昇降しやすくなるというメリットもあります。
まさに一石二鳥のアイデアですね。
③ロールスクリーンを重ねづけする
ロールスクリーンが少しずつ重なり合うように前後にずらして取り付ける方法もあります。
横長の窓一面にロールスクリーンを取り付けると、かっこよくスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
ただし、取り付け位置に幅が必要になるので全ての窓に適応できるわけではありません。
また取り付ける際にも、ずれが生じないようにテクニックが必要となります。
気になる方は一度専門店などに問い合わせてみましょう。
④カーテンと併用する
光漏れだけでなく、遮熱・保温効果も求めるのであれば、カーテンと併用することをおすすめします。
遮光性の高いドレープカーテンの方が、しっかりと窓周りをガードしてくれます。
カーテンを使わないときは、端にシャーッと寄せるだけでOK!
ロールスクリーンのスタイリッシュなデザインと、カーテンの機能性どちらも生かせる方法です。
レースカーテンのような薄手のカーテンと合わせるのであれば両方ともカーテンレールに取り付けるという方法もあります。
※丈の長さによってロールスクリーンの巻き代が変わるので、できない場合もあります。詳しくは専門店にお問い合わせください。
『カーテン』『ロールスクリーン』どう取り付ける?
- ロールスクリーンは窓枠内に設置して、カーテンはカーテンレールに取り付ける
- カーテンを窓枠内に設置して、ロールスクリーンを正面付けにする
などなど、カーテンとロールスクリーンを併用するときの取り付け方法はいくつか種類があります。
カーテンをお部屋側(カーテンレール)に取り付けるメリットは、遮光性が高くなること、そして開閉動作がしやすいことです。
カーテンがすっぽり窓を覆ってくれるので、ばっちり日差しをガードしてくれます。
ロールスクリーンを内側(お部屋側)に設置すると、カーテンを閉じていてもロールスクリーンが前面に来るというメリットがあります。
ただし、ロールスクリーンを閉じた状態だとカーテンを操作がしづらくなってしまうので注意しましょう。
⑥DIYで隙間を埋める
「極力お金を掛けずに隙間を埋めたい!」という方は、DIYするという方法もあります。
お手軽な方法だと、窓に遮光シールを貼る、隙間部分に重り付きの布をぶら下げる、などがあります。
極端な話、隙間さえ埋められればいいわけです。
ただし、DIYは個人の器用さがクオリティに直結します。
また、シールや布がむき出しになってこの方法だと見栄えが悪くなってしまう可能性もあります。
DIYする方は、自己責任でおこなうようにしましょう。
その他、ロールスクリーンを使用するときのデメリットについて知っておきたい方はこちらの記事をご覧ください。
⑦コーナー窓は逆巻き仕様にする
コーナー窓にロールスクリーンを取り付けると、隙間が大きくなってしまいやすいです。
コーナー部分にロールスクリーンを並べるときは、逆巻き仕様で注文しましょう。
逆巻き仕様とは、ロール部分が見えない仕様のことです。
逆巻き仕様にすることで、ロールスクリーンを最小限にすることができますよ。
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横からの光漏れを防止するなら『正面付け』
ロールスクリーンの『光漏れ』が気になる方は、ロールスクリーンを並べた時の隙間だけでなく横からの光漏れにも注意が必要です。
窓枠の天井側にロールスクリーンを取り付ける天井付けだと、窓枠にロールスクリーンを収めなければならないため両サイドにも隙間ができてしまいます。
横からの光漏れが気になる方は正面付けがおすすめです。
正面付けは、窓枠の外側にロールスクリーンを取り付ける方法のことです。
正面付けなら、窓枠をすっぽり覆うことができます。
横からの光漏れが気になる場合は、窓枠よりも左右それぞれ10㎝以上のゆとりを持たせると良いでしょう。
ロールスクリーンの両サイドにできる隙間対策についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
【サイズ・操作方法が選べる】オーダーロールスクリーンがおすすめ
これからロールスクリーンを購入するという方で、ロールスクリーンを並べて使いたい方はチェーン式をおすすめします。
オーダーロールスクリーンをおすすめします。
両サイドに操作チェーンが来るように並べれば、約2cmの隙間ですみます。
取り付ける際は、操作チェーンの位置を間違えないように気をつけながら、隙間なく並べるようにしていきましょう。
また、サッシの部分に隙間が来るようサイズ調節できるオーダーロールスクリーンがおすすめです。
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まとめ
ロールスクリーンを並べて使うときの隙間対策について解説してきました。
主な隙間対策は以下の5つです。
- チェーン式で取り付ける
- 窓のサッシの部分に隙間が来るようにする
- ロールスクリーンを重ねづけする
- カーテンと併用する
- DIYする
隙間以外の光漏れが気になる方は、ロールスクリーンを「正面付け」にして、窓枠よりも10cm大きいサイズで注文することをおすすめします。
ロールスクリーンを新しく購入する場合は、『チェーン式』『サイズオーダー可能』なロールスクリーンを選びましょう。