ロールスクリーンって消耗品?固定資産?
経理処理するときに、どこに分類すればいいのか迷ってしまいますよね。
減価償却資産とした場合には、耐用年数が何年になるのかも気になるポイントだと思います。
さらに、実際にどれくらいの期間使えるのかもあらかじめ知っておきたいですよね。
ロールスクリーンはメカ製品なので、いつかは買い替えが必要です。
購入前におおよその目安を知っておくと、予算が立てやすいのでおすすめです。
この記事では『ロールスクリーンの耐用年数』や『ロールスクリーンを長持ちさせるポイント』についてご紹介させていただきます。
目次
ロールスクリーンは消耗品?固定資産?
ロールスクリーンを購入すると減価償却資産を取得したことになり、経理処理としては器具・備品として固定資産に計上される場合があります。
ただし取得価額によってはそれほど重要とされず、消耗品費として経費に計上することが認められることもあります。
ロールスクリーンの耐用年数は?
ロールスクリーンを減価償却資産として計上したとき、耐用年数はどれくらいになるのでしょうか。
国税庁が定める減価償却資産の耐用年数表(↓)を参考に検討してみましょう。
細目に「ロールスクリーン」の記載はありませんが、同じ窓装飾品である「カーテン」は3年とされています。
(カーテンは『器具及び備品』のうち、「1家具、電気、キキ、ガス機器及び家庭用品」に分類されています。)
ただし、カーテンは繊維製品として扱われますが、ロールスクリーンにはメカ機能がついている(昇降する仕組み)ので性質が異なる点も多くあります。
ですからロールスクリーンの耐用年数は必ずしも3年とは言い切れず、判断が難しいところなので計上する場合は税理士さんに相談することをおすすめします。
少額減価償却資産になるかどうかの判定
ロールスクリーンが少額の減価償却資産となるかどうかを判定したい場合には、国税庁の公式HPを参照しましょう。
該当する項目についての説明が、詳しく記載されています。
中小企業等の場合には『中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例』を活用できるケースもあります。
特例の概要について、国税庁のHPでは以下のように記載されています。
中小企業者等が、取得価額が30万円未満である減価償却資産を平成18年4月1日から令和4年3月31日までの間に取得などして事業の用に供した場合には、一定の要件のもとに、その取得価額に相当する金額を損金の額に算入することができます。
出典:国税庁HP
実際の耐用年数はどれくらい?
経理処理における耐用年数は3年。
ですが、実際にロールスクリーンを通常に使用できる年数はどれくらいなのでしょうか。
ブラインドの実用耐用年数は一般的に、おおよそ5~8年とされています。
ただしロールスクリーンはメカ製品なので、使用頻度・操作方法・サイズ・使い方などによって、使用できる期間に差があります。
ロールスクリーンの買い替え目安については、こちらの記事をご参照ください。
長く愛用するためには、正しく丁寧に使用することが大切ですね。
故障した場合には、パーツをメーカから取り寄せて交換することも可能です。
ロールスクリーンを長持ちさせる4つのポイント
長持ちさせるためのポイントとして、4つの方法をご紹介させていただきます。
①操作方法はチェーン式がおすすめ
操作方法は巻きズレが発生しにくく、トラブルが少ない「チェーン式」がおすすめです。
長持ちさせたいのであれば、ぜひチェーン式を選びましょう。
掃き出し窓など大きなサイズの場合でも、かがまず立ったままの状態で操作できます。
ロールスクリーンの操作方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
②コードは切れる前に交換を
ロールスクリーンのコードは消耗品なので、定期的に交換しましょう。
完全に切れてしまってからでは修理に手間がかかるので、切れてしまう前にメーカーや販売店からコード(ヒモ)を取り寄せて交換することをおすすめします。
③出入りの多い窓は分割を検討
掃き出し窓など出入りの多い場所にロールスクリーンを設置する場合は、スクリーン生地の分割を検討しましょう。
ロールスクリーン本体を1台設置するところを、2台にわけて横に並びに設置するのです。
出入りの際に1枚だけ上げて、もう1枚は下げればOK!
巻き上げるスクリーン生地が半分なので、操作が軽くてスムーズです。
コードの消耗も少なくてすみますよ。
ただしこの方法だとスクリーン生地と生地の間に、わずかなすき間が生じてしまうというデメリットがあります。
光漏れが気になる場合には、窓のサッシの位置に隙間がくるように採寸・オーダーしましょう。
④面倒でも手で持ち上げない
巻き上げ操作が面倒だからといって、裾をひょいっと持ち上げてくぐるのは厳禁です。
やりたくなる気持ちはとてもよくわかるのですが、巻きズレなどのトラブルにつながる恐れがあるため避けましょう。
スクリーン生地が斜めになってしまったときは、一番下までさげきってからもう一度巻き上げると元の状態に戻ります。
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まとめ
この記事ではロールスクリーンの耐用年数について、くわしくご紹介してきました。
おそらく3年が一般的ではないかと思いますが、判断が難しいところではあるので専門家に相談することをおすすめします。
経理処理において「固定資産」にあたるのか、「消耗品」にあたるのか。
「少額減価償却の特例」を活用できるのか。
など検討事項もたくさんありますので、あわせてアドバイスをあおぎましょう。
また、実際の使用におけるロールスクリーンの耐用年数は5~8年くらいを目安に考えましょう。
コードは消耗が激しいので、完全に切れてしまう前に交換するといいですね。
ロールスクリーンは正しく丁寧に扱えば、数年にわたり長く愛用できますよ。
ただしメカ製品なので、使用の初期段階で不具合が生じる可能性もあります。
どんなにリーズナブルな価格でも、使い始めて数か月で巻き上がらない!では困りますよね。
というわけでロールスクリーンを購入する際には、アフターサービスの充実度を基準にして店舗やメーカーを選ぶことをおすすめします。