なめらかで優しい肌ざわりが魅力のマイクロファイバーのラグ。
極細繊維がおりなすなめらかさは、ふれるだけで心を癒してくれる人気のアイテムです。
マイクロファイバーラグがほしいけど、
- 種類が豊富すぎて何をどう選んだらいいのかわからない。
- 切れ毛や静電気などのデメリットが心配。
など、いろいろ迷ってしまうポイントもありますよね。
この記事ではそんなあなたに!マイクロファイバーラグの『メリット&デメリット』や『選び方のポイント』をお伝えします。
目次
マイクロファイバーとは?
「マイクロファイバー」という言葉、最近よく耳にしますよね。
なんとなーく”フワフワ”や”なめらか”な素材のイメージがあるのではないでしょうか。
マイクロファイバーとは、マイクロ単位で表現できる極細繊維のことを意味します。
その細さは人間の髪の毛の100分の1~1000分の1に相当するもので、マイクロファイバーで紡がれたラグは極上の肌ざわりを実現しています。
(直径〇マイクロメートル以下のものがマイクロファイバーです!というような、明確な定義はありません。)
優れた速乾性や吸水性からタオルの素材として注目を集め、柔らかな肌ざわりと軽さという特徴からブランケットや毛布でも人気があります。
マイクロファイバーラグのメリット&デメリット
タオル、寝具、衣類など様々なジャンルで活躍している極細繊維【マイクロファイバー】ですが、ラグでも注目度の高い素材です。
マイクロファイバーラグの一番の魅力は、なんといってもなめらかな肌ざわり。
ふれるだけで癒される、ほおずりしたくなる心地よさが最大のメリットです。
一方、マイクロファイバーのラグにはデメリットにはどのようなものがあるか知っていますか?
商品によっても異なるので一概には言えませんが、切れ毛や静電気が起きやすいなどの特徴があります。
メリットだけでなくデメリットもよく理解したうえで購入を検討したいですね。
マイクロファイバーのデメリットをカバーする機能や選び方のポイントもありますので、順番にご紹介していきます。
マイクロファイバーラグのメリット
マイクロファイバーのメリットには次のとおりです。
- なめらかでフワフワな肌ざわり。
- 毛足の短いものは、オールシーズン快適に使える。
- 軽くて乾きやすい。
なめらかでフワフワな肌ざわり
マイクロファイバーのなめらかさは、いつまでも(無駄に?)さわっていたくなってしまうほど人の心を魅了させます。
これは極細繊維だからこそなしえる業でしょう。
ちなみにわが家の娘はマイクロファイバーの毛布が大のお気に入り。
夜はくるまってほおずりしながら寝る!というこだわりがあるようです。
(私の毛布だったのに、すっかり娘専用になってしまいました・・・。)
キャラクター柄の毛布には目もくれずに愛用しているので、やっぱりこの肌ざわりがたまらん!のでしょうね。
マイクロファイバーのやみつき感、おそるべしです。
オールシーズン活躍する
マイクロファイバーラグの素材は主にポリエステルなどの化学繊維からできており、さらりとした感触が特徴。
季節を問わずオールシーズン快適にご使用いただけます。
もし夏場の蒸れやべたつきが気になるなら、マイクロファイバーの中でも毛足いの短いタイプがおすすめです。
オールシーズン使えるラグは敷きっぱなしでOK。模様替えの手間もかからず収納場所も必要ないので、忙しくて時間がない人におすすめです。
お手入れしやすい(軽くて乾きやすい)
商品にもよりますが、マイクロファイバーのラグは他の素材と比べて軽くて持ち運びしやすいタイプが多いのも特徴です。
お洗濯で丸洗いできる商品ならくるくる丸めてネットに入れて、洗濯機のスイッチをON!すればいつでも清潔に保てます。
リビングなど使用頻度が高く、汚れやすいスペースのラグにもぴったりです。
干したらすぐに乾くのもうれしいポイント。
マイクロファイバーラグのデメリット
マイクロファイバーのデメリットは次の通りです。
- 静電気が発生するとゴミが取りにくい。
- 毛足が長く、目付量が少ないとゴミがたまりやすい。
- ローラー式の掃除機でこすると、切れ毛が起こりやすい。
上記(↑)をご覧になってわかるように、マイクロファイバーのラグのデメリットは主にお手入れに関することです。
細かい繊維が密集しているのでコットンのキルトラグのように表面がフラットなラグと比べて、ゴミが蓄積しやすいという特徴があります。
(これはマイクロファイバーに限らず、毛足の長いラグ全般にいえることです。)
特に乾燥している冬場に静電気を帯びている状態では、ラグに髪の毛がひっつくと掃除機で吸おうとしてもなかなかとれない~~!というジレンマが発生することもあります。
髪の毛とりたさに、力まかせに掃除機でゴシゴシすると毛足がいたんで切れ毛発生・・・なんていう、悲しい結果になりかねないので注意しましょう。
またヘッドがローラー式になっている掃除機の使用は、切れ毛につながる恐れがあるため、なるべく控えてください。
デメリットは商品の性能によって解消できるものもあるので、これらの点を踏まえたうえで上手に選びましょう。
マイクロファイバーラグの選び方ポイント
マイクロファイバーのラグってほんとに種類が豊富なので、
- 何がどうちがうの?
- 選ぶときのポイントってあるの?
など、疑問に思いますよね。
私は優柔不断人間だからよくわかるのですが・・・
選択肢多いって自由度が高くてありがたいことなんですけど、いざ選ぶ段になるとなかなか決められなずかえって悩ましい結果になってしまいますよね。
ネット通販の充実とともになおさら「本当に欲しいものを選ぶ」ことの難易度は、ますますあがってきた模様。
ということで、ここからは迷いなく決められるように『マイクロファイバーラグ』の選び方をレクチャーしていきます。
ポイントは「プラスα」で何を求めるか?
ラグを選ぶときに肌ざわり(マイクロファイバーであること)を第一条件にしたなら、第二、第三の条件にはどのようなことを求めますか?
「お手入れがしやすい方がいい」「防音効果がほしい」「モダンなデザインに憧れる」など、きっといろいろな希望があるはずです。
使用している場面を具体的にイメージしつつ、ライフスタイルをふり返りつつ、”どんな機能がプラスαで欲しいか?”を基準に選んでみてください。
最新ラグの機能はとても充実しているので、きっとあなたのニーズにこたえてくれるピッタリのラグが見つかるはずです。
「極上の肌ざわり」だけにとどまらず、ちょっと欲張りになってさがしてみてくださいね。
お手入れがラクなのは短毛&高密度
お手入れのしやすさで選ぶなら、毛足が短く目付量の多いものを選びましょう。
毛足が長いマイクロファイバーラグは顔をうずめたくなるようなフワフワ感が魅力ですが、長ければ長いほどゴミが蓄積しやすいという特徴があるので、毛足短めのラグがおすすめです。
さらに、目付量(毛足の密度)が高いものを選ぶのもポイントです。
・目付量とは?
目付量とは1㎡当りの毛の量のこと。
毛の量が多ければ多いほど、密度が濃くボリュームが増します。
目付量が多ければ多いほど繊維がギュッとつまっいるのでラグに隙間がうまれにくく、底にゴミがたまりにくい。
つまり掃除機で吸いとりやすくてお手入れが楽なのです。
丸洗いOK!マイクロファイバー×新2層ウレタンのふんわりマイクロファイバー円形ラグ
『トロフル クールグレー』
復元性・耐久性に優れたピュアウレタン使用。病みつきのふんわりとろけるウレタンラグ
アレルギー対策には『遊び毛』防止
『遊び毛』とは製作過程で発生する細かい繊維のことで、新品のカーペットやラグから出てくるものです。
遊び毛はラグ全般にいわれる性質なので商品の欠陥ではありませんし、時間の経過とともに落ち着いてきます。
ですが、ハウスダストなどのアレルギーを持っている方にとっては使い始めの数か月がつらい期間になってしまうかもしれません。
とくにマイクロファイバーのラグは極細繊維を密集させている製品なので、空気中にふわふわ舞いやすい。
気になる人は『遊び毛が出にくい』という記載があるラグを選びましょう。
大人気!洗えるスベリ止め付きマイクロファイバーロングシャギーラグ
『シフォン 円形/ミルクティ』
オールシーズン対応!洗濯機OK!抗菌防臭効果のあるふわふわロングマイクロファイバーシャギーラグ
生活音をセーブする防音加工
マンション暮らしで気になるのは、階下に響く生活音です。
元気なお子さんや室内飼いのペットがいるご家庭では、特に気になるのではないでしょうか。
ラグやカーペットなどの敷物にはもともと音をやわらげる働きがありますが、クッション性のあるタイプや防音機能付きのあるタイプにするとさらなる効果が期待できます。
大人気ラグに防音機能をプラス!丸型がかわいい極厚ふわふわロングマイクロファイバーシャギーラグ
『シフォンプラス ミルクティ 円形』
手洗いOK!極厚ウレタンで遮音性に優れ柔らかい手触りが人気のあったかシャギーラグ
イチオシのおしゃれデザイン
「やっぱりおしゃれなデザインがいい!」「個性的な1枚をさがしている」なら、北欧柄やエレガント柄など、大胆な柄ゆきを楽しめるアイテムがおすすめです。
お手入れの注意点
極細繊維がおりなすマイクロファイバーラグには、ほかの製品と比べて切れ毛が起こりやすいという特徴があります。
ローラー式の掃除機の使用はなるべく控えましょう。
繊維のすき間に入りこんで掃除機で吸いとれないゴミは、ホコリ出しで一掃するのがおすすめです。
物干しざおに干し、ラグの裏面から棒で軽くトントンとたたくと掃除機でとりきれなかったゴミがパラパラと落ちてくるので、ぜひ定期的に行ってください。
実は私も昔、毛足の長いラグを使用していたことがあるのですが、屋外に干すたびにパラパラパラ・・・とゴミが舞い落ちていました。
ていねいに掃除機をかけているつもりだったのに「こんなに溜まってたの!?」というくらい出てくるので、毛足のつけ根に入ってしまったゴミをとりきるのは難しいなとしみじみ思ったものです。
(毛足が太くて密度がまばらなラグだったからかも。)
ホコリやゴミを出すことも大切ですが、あわせて陰干し(風通しのよい日陰で干す。)することでラグにこもった湿気を逃す効果も期待できます。
マイクロファイバーラグは定期的なホコリ出し&陰干しを心がけましょう。
普段のお手入れ
マイクロファイバーラグのお手入れは、一般的なカーペットやラグと同じ方法で問題ありません。
月に1~2回、うすめた中性洗剤にひたした布で拭き掃除をしましょう。
(中性洗剤以外の洗剤を使用すると、パイルが片褐色する恐れがあるので注意が必要です。)
洗濯機OKのものはきれいにたたみ、大型専用ネットに入れてお洗濯することができます。
まとめ
マイクロファイバーのラグは、プラスαでどんな機能がほしいか?を基準に選びましょう。
最新ラグはなめらかな肌ざわりだけにとどまらず、クッション性があるものや、遊び毛防止したもの、毛足が短く掃除機をかけやすいもの、デザインがおしゃれでスタイリッシュなものなど、さまざまな性能をあわせもっています。
ライフスタイルにあわせて必要な機能を吟味してみましょう。
お手入れの際には、掃除機のヘッドでごしごしこすって切れ毛を発生させないように気をつけてくださいね。