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「ラグ」って何?特徴や種類、選び方のポイントを専門店が解説
ラグ

「ラグ」って何?特徴や種類、選び方のポイントを専門店が解説

びっくりカーペット

家で使う敷物を購入しようとしたときに、「私が欲しいのはラグ?とれともカーペット?」と疑問に思ったことはありませんか?

どちらもお部屋で敷いて使うものですが、具体的にどんな違いがあるのかわからないという方も多いと思います。

ネットや店頭で商品を探すときに、ラグかカーペットどちらが欲しいのか知っておきたいですよね。

この記事では「ラグ」について詳しく解説していきたいと思います。
カーペットとの違い、種類や特徴についても説明いたしますので、お部屋の敷物探しの参考にしてくださいね。

ラグの定義が知りたい!

ラグ

ラグの定義を言葉から見ていきましょう。

家とインテリアの用語がわかる辞典によると、「ラグ」とは以下のような定義になっています。

ラグ【rug】
部屋全体に敷きつめるのではなく、ソファの足元など、床の一部に敷く厚手の敷物。
◇「ラグマット」ともいう。

講談社 家とインテリアの用語がわかる辞典について

ざっくりと説明すると、ラグは床に敷く厚手の敷物のこと。
ソファーの前や机の下など、部屋の一部に敷く用の比較的小さいサイズの敷物のことを言います。

カーペットはそもそも部屋の床全体を覆うための敷き物です。したがって、サイズも部屋の大きさに合わせられるよう幅広く存在しています。

「ラグ」「カーペット」の違いはサイズと敷き方

「ラグ」「カーペット」の一番の違いはサイズです。

ラグ カーペット
サイズは3畳くらいまで 2-12畳ほど
サイズが幅広い
部屋の床の一部に敷く 部屋の床全体に敷く

カーペットはそもそも部屋の床全体を覆うための敷き物です。
したがって、サイズも部屋の大きさに合わせられるよう幅広く存在しています。

一方のラグは部分敷きするために使われることが多いため、サイズは3畳くらいまでとカーペットと比べると小さいサイズに設定されているのです。

実際のところ、この「ラグ」「カーペット」の違いは曖昧な部分も多いです。
「ラグ」「カーペット」はサイズで分類されていますが、検索をしていると大きなサイズのラグや小さいサイズのカーペットも存在しています。

イメージとして部分的に敷く小さめサイズが「ラグ」広範囲のスペースに敷く大きめサイズが「カーペット」だと覚えておきましょう!

【ラグ】便利な5つの特徴

ラグ

床に部分的に敷かれることが多いラグにはどのような特徴があるのでしょうか?

一般的なラグの特性は以下の5つです。

  1. お洒落な空間を演出
  2. 床からの「冷え」を防ぐ
  3. 足腰の負担軽減
  4. 防音
  5. 空気中のほこりをキャッチ

これらの特性は、ラグの素材・製造方法によって有無や強弱が変わります。
欲しい機能がある場合は、機能表示のあるラグを選ぶようにしましょう。

①おしゃれな空間を演出

ラグ
ラグは、インテリアの要ともいえる大切なアイテム。
デザイン性が高く、大きな面積を占めているラグは、一枚さらりと敷くだけでお部屋を雰囲気をガラリと変えてくれます。

素材感やデザインを楽しめるところも、ラグの良いところの1つです。
全面敷きのカーペットと違い、部分敷きできるラグなら鮮やかな色使いや、大胆な柄模様にも挑戦しやすいですよね。

せっかくなら、柄だけでなく毛足の長さ、素材、形状など隅々まで吟味して選んでみてくださいね。

②床からの「冷え」を防ぐ

冬場ベッドから出た時に、「足元さむーーい!!」と思わず布団に戻ってしまったことはありませんか?
フローリングの床だと、寒さや冷たさがダイレクトに伝わってきますよね。

ラグにはある程度の厚みがあるため、そういった床からの「冷え」を予防してくれます。
床からの「冷え」を予防できるだけでなく、暖房の暖気が逃げるのを防いでくれる省エネ効果もあります。

薄手のラグだと「冷え」予防の効果が薄いので、防寒対策としてラグを使いたい場合は厚手のラグを選ぶようにしましょう。

最近では暖房や冷房の温度をサッと床に伝えてくれる、夏ひんやり・冬あったかラグというものも存在しています。
お部屋の空調を快適にしたいという方は是非探してみてくださいね。

③足腰の負担軽減

ラグ

硬い素材の床を歩くと、足が痛くなってくることがありませんか?

フローリングなどの硬い床は、知らず知らずのうちに足や腰に負担がかかってしまいます。
床に座り続けていると腰が痛くなってしまうこともあるかもしれません。

厚みのあるラグは、クッション材の役割を果たしてくれます。
足腰の負担軽減するだけでなく、転倒時の怪我のリスクも軽減してくれますよ。

小さいお子様やペットと暮らしている方は是非厚めでクッション性に富んだラグを選んでくださいね。

④防音

おしゃれなコットンラグ『コトン』
フローリングの床で椅子や机を動かしたときにズズズズ…と引きずる音が気になったことはありませんか?
硬い素材の床だと、意外と音が響いてしまいます。

お子様やペットが跳ねたり走り回ったりする光景は微笑ましいですが、集合住宅だと階下に音が響いていないか心配になりますよね。

ラグは緩衝材の役割を果たしてくれるため、ある程度の音を吸収してくれます。
効果的に使うことでマンションの騒音トラブルの予防・防止にも!

防音機能が欲しい方は軽量床衝撃音(L値)による「遮音等級」を参考にしてラグを探すようにしましょう。

⑤空気中のほこりをキャッチ

お部屋に照明や太陽光が差し込んだときなど、ふとしたときに室内に小さなほこりが空気中に沢山舞っていてゾッとした経験はないでしょうか?

普段はあまり意識していなくても、衣類などについたほこりや外から入った塵は床に落ちているものです。
フローリングなどの硬い床であれば、空調の風や歩行することによって空気中に舞い上がってしまいます。

ラグはほこりが舞い上がることを防ぎ、お部屋の空気をきれいに保つ役割も果たしてくれています。

最近では技術の進歩によって、菌やウイルス、花粉なども吸着してお部屋をクリーンにしてくれるラグもあります。(すごい!!)
小さいお子様がいてお部屋を清潔に保ちたい方、アレルゲンなどが気になる方は是非探してみてくださいね。

【ラグ】4つの分類と選ぶときのポイント

お店やネット通販でラグを探していると、何を基準に選べば良いのか迷ってしまうこともありますよね。

「ラグってデザインだけで選んじゃって大丈夫?」

「ラグのサイズってどんな種類があるの?」など気になることも沢山あると思います。

ここでは、ラグを選ぶときの基準となる4つの分類と、選ぶポイントについて解説していきます。

①サイズ

ラグを選ぶときに忘れてはならないのが、サイズです。
ラグのサイズ分類は、カーペットに比べると比較的わかりやすいです。

一般的なラグのサイズは以下の通りです。

ラグサイズ 100×140㎝
140×200㎝
200×200㎝
200×250㎝
250×300㎝
円形

サイズを選ぶときには、どんな大きさのお部屋に、どのくらいの面積で敷きたいのかイメージしましょう。
イメージが湧かない!という場合は新聞紙を敷いて大きさの目星を付けるとわかりやすいです。

例えば…

2掛けの小さいソファー前や、一人部屋の家具とベッドの前に敷きたい方は100×140㎝サイズがおすすめ!
ラグのサイズラグサイズ目安

ソファーに座って寛ぎたい方や、一人部屋で座って寛ぎたい方は140×200㎝サイズがおすすめ!

ラグのサイズラグサイズ目安

②機能

ラグ 機能

近年は繊維研究の進歩により、現在では様々な機能が付いた便利なラグが沢山増えてきています。

「ペットが粗相しても大丈夫なように消臭機能付きのラグが欲しい」など機能を優先してラグを選ぶのも良いでしょう。

ラグの機能を選ぶときには、

  • 汚れてもすぐに洗える「洗濯機OK」
  • 飲み物などをこぼしてもサッと拭き取れる「はっ水」
  • ペットが走り回っても響きにくい「防音」など

生活の中でどのような機能が必要かイメージするようにしましょう。

③素材

ラグの素材一覧

ラグの性質や手触り、風合いなどは素材によって大きく変わります。
テクスチャーまでしっかりこだわりたいという方は、素材それぞれの特徴を知りましょう。

素材の原料によって、繊維の分類が異なります。
繊維は大きく分類すると『天然繊維』『合成繊維』の2つに分かれます。

素材 原料
天然繊維 ウール、コットン、リネンなど 羊毛や綿、麻などの動植物
合成繊維 ナイロン、ポリエステルなど 石油などの化学物質

ウールやコットンなどの天然繊維は、他の繊維では表現できない独特の味わいを持っています。
風合い豊かなラグを楽しみたい方は、天然繊維のラグを選びましょう。

合成繊維は繊維の一本一本が長い毛で紡がれているため、綿埃のような「遊び毛」が出にくいというメリットがあります。
また虫カビにも侵されにくいので、手軽にラグを楽しみたいという方は合成繊維のラグを探しましょう。

④デザイン

ラグのデザイン選びって楽しいですよね。
お気に入りのかわいいデザインラグなら、毎日を華やかに彩ってくれそうですね。

ラグのデザイン一覧

デザイン、と一口に言っても種類は様々です。
最近は特に北欧柄やエスニックなど、異国情緒のあるデザインが人気となっています。

デザインに迷ったときはお部屋全体の雰囲気や色使いを参考にしましょう。

色選びに迷ったときは風水を参考にしてみてはいかがでしょうか?
あなたのお部屋に良い運気をもたらしてくれますよ。

↓参考記事
風水 ラグ

ラグ選びに迷ったら「どんな風に過ごしたいか」をイメージ

悩む人

ラグにはたくさんの機能や特徴、デザインがあるため、どんなラグを選べば良いのか迷ってしまうこともありますよね。

ラグ選びに迷ったときは、「ラグを敷いてどんな風に過ごしたいか」を考えるようにしましょう。

  • リビングで床に座って寛ぎたい
    →ゆったりできる「大きめサイズ」、底付き感の薄い「クッション性」
  • 夏に暑さを和らげたい
    →サラッとした触り心地の「コットン」、汗が付いても洗える「洗濯機OK」
  • 北欧風のお洒落な部屋にしたい
    →フォルムがかわいい「円形」、幾何学模様などおしゃれな「北欧風デザイン」など

部屋での過ごし方や、どんな部屋にしたいのかなど具体的なイメージを持つことで必要なものが見えてきます。
実際に敷いて過ごすイメージを持つことで、ラグを購入してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔するリスクを減らすこともできますよ。

当店では様々な機能やデザインのラグを豊富に取り揃えております。
ぜひとっておきの1枚を探してみてくださいね。
ラグ特集

まとめ

「ラグ」について詳しく解説してきました。

ラグとカーペットの違いには厳密なルールがあるわけではありません。
一般的には、部分的に敷く小さめサイズが「ラグ」、広範囲のスペースに敷く大きめサイズを「カーペット」だと言われています。

一口にラグと言っても、素材や機能、サイズなど種類は様々です。
敷き詰めるわけではないので、円形などのかわいい形のものも沢山あります。

ラグを選ぶときには「どんな風にその部屋で過ごしたいのか」イメージして必要な機能やサイズを考えていきましょう。
デザインを選ぶときは部屋全体のカラーやテイストのバランスを意識してください。

ラグはなくても生活ができるアイテムですが、一枚敷くだけで部屋の印象や過ごしやすさがガラリと変わります。
ラグの魅力を知って、これを機に是非お部屋にラグを敷いてくださいね。

びっくりカーペットスタッフ

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たおちゃん

この記事を書いたのは…

窓装飾プランナーの資格を取得しました。
コラムを通して、ライフスタイルに合う素敵な住まいづくりをお手伝いします。

可愛い雑貨が大好きで、お店に行くと何時間でも眺めていられるタイプです。笑
車のシート用に座布団サイズのギャッベを購入したので、遠出のドライブに行きたい今日この頃。

シアタールームを作って、ポップコーンを食べながら、大好きなディズニー映画を見るのがひそかな夢です。
憧れのマイシアター、いつか実現したいと思います!

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