「ラグが滑らないように、どうにかしたい!!」と思ったことはありませんか?
- 子供が走り回るとラグがすぐにめくれ上がる
- キャスター付きの家具と一緒にラグも動いてズレてしまう、など
ラグが簡単にめくれたり、ズレたりしてしまうと、いちいちズレを直さなければならないのでストレスですよね。
この記事では、『ラグが滑るときの対処法』と『おすすめ滑り止めラグ・お役立ちグッズ』をご紹介致します。
目次
要チェック!こんなときはラグ・カーペットの滑り止め対策が必要です
「ラグの滑り止めって、あれば便利だけれど、なくて困るものでもないよね?」と思っている方もいると思います。
では、ラグに滑り止めが必要になるのは、どんな時なのでしょうか?
ここでは、ラグに滑り止めがあった方が良いケースを3つ紹介します。
①小さいお子様や高齢者が要る場合
ラグにスベリ止めがないと、歩いたり走ったりしたときに滑って転倒してしまう可能性があります。
小さい子供や高齢者の方は、転びそうになった時に受け身が取れずに勢いよく倒れてしまうことがあるので、滑り止めをつけるようにしましょう。
元気いっぱいに遊びまわるお子様がいる場合は、勢いのままダイナミックに転んで顔や頭を強く打つと、大きな怪我にもつながりやすいので注意が必要です。
また、高齢になると足のつま先が上がらなくなり、すり足に近いような状態になります。
フローリングに滑りやすいラグを敷いていると、ラグを引きずるようにして歩いてしまうため、足が引っ掛かって転倒するリスクが高まってしまいます。
よちよち歩きの赤ちゃんや、元気に走ったりするお子さん、高齢のご家族がいる場合は、ラグの滑り止め対策が必要だといえるでしょう。
②ペットが要る場合
お部屋の中で暮らしているペットにとって、滑りやすいラグはとても危険です。
滑って転倒するリスクがあるだけでなく、滑らないようにと歪んだ姿勢で歩いてしまうこともあり、「骨折」や「股関節脱臼」などの健康上の問題を引き起こす可能性があります。
特に高いところから勢いよく着地したり、走り回ったりする元気いっぱいのペットがいる場合は、勢いのまま滑って壁にぶつかってしまうこともあるので注意が必要です。
ペットも人も快適に過ごすためにも、ラグには滑り止めをつけるようにしましょう。
③家具の下に敷くとき
床の傷防止のために、家具の下にラグを敷くことってありますよね。
そんなときも、滑り止め機能があると便利でしょう。
キャスター付きの椅子や、リビング用の小さなテーブルの下にラグを敷いていると、家具を動かすとラグも一緒に滑ってしまうことはよくあります。
いちいち家具を持ち上げてラグを元に戻すのは大変ですし、毎回となるとストレスが溜まってしまいます。
家具の下にラグを敷く場合も、滑り止め機能があると便利でしょう。
④滑りやすいラグのとき
ラグの中には、ズレやすい・めくれやすいものもあるため注意が必要です。
面積の小さなラグや薄手のラグは軽量のため使用中にズレたり、めくれたりすることがあります。
またコットン(綿)素材のラグも滑ることが多いので、しっかり滑り止め対策をしていきましょう。
薄手のラグは、厚手の下敷きを敷くことで底つき感も改善できますよ。
ラグやカーペットの滑り止め・ズレ防止グッズの種類
ラグが滑ったりズレたりするときは、滑り止めを活用するのが一番です。
お手持ちのラグが滑って困っている方は、滑り止めグッズでラグがズレないように防止しましょう。
滑り止めグッズには以下のような種類があります。
- 滑り止めシール
- 滑り止めマット
- 滑り止めシート
防ダニや抗菌、クッション付きなど、多機能なスベリ止めグッズもあります。
「お部屋を清潔に保つために抗菌タイプが良い」「デザイン気に入ってるけど、クッション性も欲しいな…」など、用途に合わせて選ぶのも良いでしょう。
滑り止めシール
カーペットに張り付けるタイプの滑り止めシートです。
使い方はとっても簡単!シールのようにピタッと張り付けるだけでOK。
滑り止めシートだと、掃除をするときにラグと滑り止めシートの両方をめくる必要がありますが、シールタイプはラグをめくるだけでお掃除できちゃいます。
余った分はキッチンマットや玄関マットなどに活用しても良いですね。
滑り止めマット
「薄いラグが滑って困る!」という方におすすめしたいのが、滑り止め付きの下敷きマットです。
ウレタン入りで厚みがあるので、ラグにボリュームを持たせることができます。
滑り止めだけでなく、クッション性や防音性も期待できますよ。
集合住宅などで階下への音が気になる方にもおすすめです。
全厚20mm!防音効果アップ!ふかふかの踏み心地がクセになる厚手の下敷きマット
『ピタリプラス』
極厚約20ミリ!お気に入りのラグに防音と滑り止め機能をプラスできる人気のすべり止めクッションマット
滑り止めシート
スベリ止めシートなら、ラグの下にサラッと一枚敷くだけで簡単に滑り止めできます。
滑り止めだけでなく、防ダニ・防音など生活に便利な機能もプラスできるのがうれしいポイント。
薄手のものが多いため扱いやすく、ラグの大きさに合わせてカットできる種類もありますよ。
ラグに滑り止め機能をつける方法
では、ラグに滑り止めをつけるにはどうすればよいのでしょう?
ここでは『滑り止め付きのラグを購入する』『滑り止めグッズを購入する』2つの方法について解説していきます。
①滑り止め付きのラグを購入する
ラグの中には『滑り止め』機能が付いたラグも販売しています。
これからラグを購入するのであれば、『滑り止め』機能の付いたラグを購入するようにしましょう。
別途で購入するよりも安く済みますし、滑り止めグッズなどを取り付ける手間も省けるので便利です。
また、掃除機を掛けるとラグも一緒にズレてしまってストレス!!なんてこともなく快適にお手入れできますよ。
②滑り止めグッズを購入する
すでに自宅にラグがある場合は、ラグに取り付けられる滑り止めグッズを購入しましょう。
手頃なものだと数百円から購入できるグッズもあるため、お手軽に取り付けられます。
例えば、
- 滑り止めシール
- 滑り止めシート
- 滑り止めマット
などがあります。
また、折り畳んだラップを滑り止め代わりに敷いて使う方法もあります。
ただし、この方法は耐久力が低いので、滑り止めグッズを買うまでの繋ぎとして活用するようにしましょう。
ラグ・カーペットの滑り止め素材の種類と特徴
ラグやカーペットに使用される滑り止めには、さまざまな素材が使用されています。
ここでは、滑り止めに使われる素材の種類の特徴を紹介していきますね。
ゴムの特徴
弾力性に優れたゴムは、ラグ以外の滑り止めの素材としても使われています。
比較的リーズナブルな価格で、耐久性が高いのが特徴です。
シリコンの特徴
シリコンは耐候性が高く、紫外線などで劣化しにくいことが特徴です。
また、耐熱性も高いためホットカーペットや床暖房の上で使用できるものもあります。
塩化ビニル(PVC)の特徴
ポリ塩化ビニルの滑り止めは耐水性が高いのが特徴です。
安価で汎用性が高いため、チェアマットなどにも使用されています。
ポリエステルの特徴
滑り止めの中にはポリエステル素材が使用されているものもあります。
ポリエステル素材のフェルト(不織布)の裏面に、滑り止め樹脂やゴムが貼り付けられていることが多いです。
フェルトの厚みによってクッション性を高めることができます。
ラグ・カーペットの下に敷く滑り止め選びのポイント
ここからは、ラグやカーペットの下に敷く滑り止めマットを選ぶときのポイントについて解説いたします。
厚みを選ぶ
滑り止めの中には分厚いものや薄いものまで様々あります。
ラグの上での過ごし方に合わせて滑り止めの厚みを選びましょう。
目立たないようにさりげなく敷いておきたい方は、薄手の滑り止めがおすすめです。
また、ラグが分厚いと扉の開閉操作を妨げてしまうことがあります。扉付近に敷いているラグの下には薄手の滑り止めを選ぶと良いでしょう。
リビングの真ん中に敷いていて、クッション性や弾力性が欲しいときは厚手の下敷きがおすすめです。
素材選びに注意
使用する場所に合わせて滑り止めの素材を選びましょう。
日当たりの良い場所に敷く下敷きは紫外線に強いシリコン素材だと安心ですね。
キッチンなどの水場に使用する滑り止めは、耐水性の高いゴムやPVCの素材を選びましょう。
色を選ぶ
滑り止めは色選びにも気をつけましょう。
カーペットの下に敷き込んで使用するため、見えることはありません。
ですが、滑り止めが派手過ぎる色だと、ラグの下からはみ出たときに目立ってしまいます。
可能であれば、滑り止めはラグや床と色を揃えておくと良いでしょう。
床に滑り止めの跡が使いないようにするには
滑り止めのゴムやシリコンが溶けて、床に跡が残ってしまうことがあります。
滑り止め成分が床に癒着すると、きれいに落とすのは難しいです。
特に賃貸住宅で滑り止めの跡が残ってしまうと、原状回復の費用が掛かってしまうこともあります。
床に滑り止めの跡が付かないようにするには、定期的に滑り止めをめくって、裏面が溶けていないか確認することが大切です。
また、滑り止めは熱によって溶けやすいので、日当たりの良い場所や床暖房を使用するところでは耐熱性に優れた滑り止めを使用するようにしましょう。
当店おすすめ!滑り止め付きラグ3選
ラグが古くなってきている場合は、滑り止め付きのラグに買い替えましょう。
滑り止めラグでも様々な種類があります。
「子供が小さいうちは転んでも大丈夫なふかふかラグが良い」「お部屋のインテリアに合うお洒落なラグが良い」など、滑り止め機能以外の要素にもこだわって選んでくださいね。
まとめ
この記事では、ラグが滑るときの対処法とおすすめ滑り止めグッズを紹介してきました。
お子様や高齢者、ペットがいるご家庭の場合は転倒や怪我のリスクを減らすためにも、ラグに滑り止めをつけるようにしましょう。
また滑り止めは、家具の下にラグを敷いている場合にも役立ちます。
家具を動かしたらズレちゃった…を防止してくれるので、是非取り入れてみてください。
もうすでにラグを購入している、良いなと思っているラグに滑り止めがない場合は、滑り止めグッズがおすすめです。
クッション性や抗菌、ダニ予防などの機能付き滑り止めもあるので、上手に活用していきたいですね。
大切な家族の安全・健康のためにも、ラグには滑り止めをつけるようにしていきましょう。