「バーチカル(タテ型)ブラインドって憧れるけど、使い勝手はどうなんだろう。買ってから後悔したくないなぁ。」
と思っていませんか?
あまり馴染みがないぶん、本当にこれで大丈夫なのか気になりますよね。
この記事では『バーチカルブラインドのメリット&デメリット』について、くわしくご紹介していきます。
目次
バーチカル(縦型)ブラインドで後悔!4大理由を徹底解説
自宅の窓をバーチカルブラインド(タテ型ブラインド)にして後悔する理由には、どんなものがあるのでしょうか?
せっかく新調したのに「こんなはずじゃなかったぁ~!」というパターンは避けたいですよね。
後悔の理由としてよくあがるのは次の4点です。
- 風に揺れる音がうるさい。
- たたみ代が邪魔になる。
- 目隠しとしては頼りない?
- 洗濯できない。
いかがでしょうか?気になるポイントはありましたか?
それでは順番にくわしく解説していきますね。
①風に揺れる音がうるさい
風通しのよい場所でのバーチカルブラインドの使用は、不向きかもしれません。
なぜなら風にルーバー(羽根)があおられ、パタンパタンと音がするからをです。
さらには「ルーバーの向きが不揃いになっちゃうのが気になる!」方もいらっしゃるようです。
特にバーチカルブラインドのボトムにチェーンがついていないタイプだと、風問題はさらに悩ましくなることでしょう。(すっきりしていておしゃれなんですけどね・・・。)
もし少しでもパタンパタンを和らげたいなら、このように(↓)ルーバー(羽根)同士をチェーンでつなげているタイプがおすすめです。
- 風通しのよい場所で、窓を全開にして使いたい。
- 普段から音や動きに敏感。
上記にあてはまる場合には、バーチカルブラインドは見送りカーテンにした方がいいかもしれません。
- そもそも窓を開ける機会がそんなにない。
- 多少パタパタいっても気にならない。
- 目隠しは必須ではないから、風が強いときは端に寄せておけばいい。
このような場合には、ぜひバーチカルブラインドをご検討ください。
◇ボトムにチェーンがついているバーチカルブラインド
当店オリジナル!バーチカル(タテ型)ブラインドは、ボトムにチェーンがついています。
チェーンのないものと比べると、風であおられたときにルーバー(羽根)がばらけにくくなっています。
▼ボトムチェーン付きの縦型ブラインド▼
②たたみ代が邪魔になる
「たたみ代」が邪魔になる。
これはバーチカル(タテ型)ブラインドならではのお困りポイントです。
バーチカルブラインドを横に寄せると、サイドにたたみ代が発生します。
たたみ代があると窓の一部が覆われて閉塞感があったり、出入りの際に邪魔になることがあります。
このようなデメリットをカバーするため、窓枠の内側にたたみ代が残らないようサイズを調節しましょう。
こちらは当店オリジナル・バーチカル(タテ型)ブラインドのたたみ代を記載した表です。
たたみ代がおおよそどれくらいの幅になるのか、イメージの参考にしていただけると幸いです。
◆ルーバー数とたたみ代の例◆
サイズ | ルーバー数 | たたみ代 |
32cm | 4枚 | 8cm |
62cm | 8枚 | 12cm |
92cm | 12枚 | 16cm |
122cm | 16枚 | 20cm |
152cm | 20枚 | 24cm |
182cm | 24枚 | 28cm |
212cm | 28枚 | 31cm |
240cm | 32枚 | 35cm |
260cm | 35枚 | 38cm |
※たたみ代は製品サイズやルーバー(羽根)の幅・開閉方法によっても異なるので、各商品ページの詳細を確認してください。
たたみ代が確認できたら、次の計算式を参考にして製品幅をわり出しましょう。
- 片開きの場合:窓枠幅+2~4㎝+たたみ代
- 両開きの場合:窓枠幅+(2~4㎝+たたみ代)×2
たたみ代が窓枠にかからないように取り付ければ、わずらわしく感じることは少なくなるでしょう。
外側に大きく出す分には問題ありませんので、お好みに合わせてサイズをお決めください。
③目隠しとしては頼りない?
バーチカルブラインドは目隠しとしては、少し頼りない感じがするかもしれません。
カーテンの場合は「レースカーテン+ドレープカーテン(厚地)」のW使いすれば、昼間はレースカーテンで光を取り込みながら目隠し。夜間はドレープカーテンとの合わせ使いでシルエットが透けないようにしっかり目隠しできます。
昼と夜でうまく使い分けができますよね。
一方、バーチカルブラインドを単体で使用するとしたらどうでしょうか。
ルーバー(羽根)の角度を調節することで、室内に取り込む光量をコントロールできる仕組みになっていますが、開けば開くほど隙間が大きくなりその分目隠し効果は低くなります。
とはいっても全開にしていなければ目隠しはできるので、あとはあなたが「どれくらい見えないようにしたいか」にもよるところでしょう。
◇「バーチカルブラインド+レースカーテン」の組み合わせもOK!
バーチカルブラインドとレースカーテンを組み合わせて使うことも可能です。
窓枠内側のカーテンレールはそのまま残し、窓枠外側にバーチカルブラインドを取り付ければバーチカルブラインド単体で使用するよりもしっかり目隠しできますよ。
窓枠内に奥行がある場合には、窓枠内側にバーチカルブラインドを。窓枠外側にレースカーテンを取り付ることもできます。
両方取り付けたい場合には、設置場所の寸法をよく確認したうえで検討しましょう。
外から見えないようにしたいときは、透けにくいミラーレースカーテンや遮像レースカーテンがおすすめです。
④洗濯できない
バーチカルブラインドは洗濯できないと思っていませんか?
これは半分正解で、半分不正解です。
洗濯できないタイプが一般的ですが、ルーバー(羽根)を取り外して洗濯できるタイプもあるのです。
▼洗濯できる縦型ブラインド▼
ただし、取り外しや取り付けがちょっと面倒・・・というか、バラバラにならないように気を使いますよね。
なので、カーテンのように定期的に洗濯するためというよりは、「汚れたときは洗える」という心の保険にしておくといいかなと個人的には思っています。
◇はっ水タイプなら汚れにくい!
長くきれいに使いたいなら、シミになりにくいはっ水タイプがおすすめです。
ケチャップやコーヒーがついても表面ではじくので、ササッとふき取るだけでお手入れ完了♪
小さなお子さんがいるご家庭やキッチン・ダイニングなど汚れやすい場所で使用する場合にも便利です。普段のお手入れではハンディモップなどでほこりを落としましょう。
◇ルーバー(羽根)ごと取り換えるのもアリ!
汚れが目立つ場合には、別売りのルーバー(羽根)を取り寄せ、新しく取り替えることもできますよ。
ちなみに、当店では取り替え用のルーバー(羽根)も販売しております。
うっかり汚してしまったら、その部分だけ羽根を交換すれば、長くきれいにお使いいただけますよ。
違う色の羽根を取り付けて、カラーコーディネートにも挑戦してみてくださいね。
やっぱり縦型!バーチカルブラインドのメリット
もしバーチカルブラインドをネガティブな理由で泣く泣くあきらめたとしたら、きっと未練が残ってしまうのではないでしょうか。
これまでデメリットばかりお伝えしてきましたが、
- どうしてバーチカルブラインドが気になったのかな?
- どんなところに惹かれたのかな?
という原点に立ち返り、その魅力を再認識したいですね。
- スタイリッシュでおしゃれなデザイン
- ホコリが付きにくい
- 水平に差し込む光を調節できる
- 大きな窓・横長窓にも取り付けやすい
メリットにもデメリットにも目を向けてじっくり天秤にかければ、後悔のない選択ができると思います。
スタイリッシュでおしゃれなデザイン
バーチカルブラインドの魅力といえば、やっぱりおしゃれ!なことですよね。
カーテンのようなたまりがないので、もたつき感なくすっきりとした窓辺に仕上がります。
アルミブラインドのようなクールな感じはなく、ファブリック特有の柔らかい雰囲気も魅力♪
- モダンでスタイリッシュ
- シンプルで馴染みやすい
美しい垂直のラインは開放的で広々とした印象を演出してくれます。
ホコリが付きにくい
見た目のスタイリッシュさとは裏腹に、実はお手入れしやすいのもバーチカルブラインドの魅力です。
縦型のバーチカルブラインドは、横型のブラインドに比べてホコリが付きにくなっています。
ハンディモップで軽くほこりを払うだけでOKなので、お掃除苦手なズボラさんでも取り付けやすいですよ。
ウォッシャブルタイプであれば、ルーバーを取り外すして洗濯もできます。
水平に差し込む光を調節できる
バーチカルブラインドは構造上、水平からの光を調節するのに適しています。
マンションなどの高層階だと、水平方向から日が差し込んでくることがありますよね。(特に夕方!)
そんなとき、バーチカルブラインドだと調光がしやすく、眩しさを軽減してくれます。
大きな窓・横長窓に取り付けやすい
横型のブラインドは上下に開閉するため、大きなサイズの窓だと開閉操作するときにかなり力が必要になります。
その点、縦型のバーチカルブラインドは横に開閉するため、大きな窓・横長の窓も開閉がスムーズです。
上の写真のように、お部屋の壁全体に取り付けてもサーッと開閉することができます。
バーチカルブラインド購入前の重要チェックポイント
ここからは、ばーちかるぶらいんどを購入するときの重要チェックポイントを解説します。
取り付け方法の確認
バーチカルブラインドには2種類の取り付け方法があります。
それぞれで採寸方法が変わるので、最初に取り付け方法を決めておきましょう。
天井付け
天井付けは、窓枠やカーテンボックスの中にすっぽりと収まる取り付け方法です。
部屋の天井から吊るせば、ダイナミックな窓辺を演出できますよ。
ですが、窓枠内に天井付けすると、たたみ代が窓を覆ってしまいます。
たたみ代の大きさを確認し、気にならないか事前に確認しておきましょう。
正面付け
窓枠を覆うようにして取り付けるのが正面付けです。
窓枠より少し大きい幅にすることで、光漏れを防ぐことができます。
窓枠内にたたみ代ができてほしくない場合は、窓枠のサイズにたたみ代の幅をプラスしたサイズで注文しましょう。
窓周りの状況の確認
バーチカルブラインドを設置するときは、窓周りの状況を確認しておきましょう。
天井付けの場合
ばーちかるぶらいんどは、普通のカーテンと違い羽根が回転できるスペースが必要になります。
カーテンボックスや窓枠内に取り付ける場合は、枠内の奥行きを確認しておきましょう。
例えば、当店のバーチカルブラインドは、120mm以上の奥行きがないと設置が難しいです。
商品によって必要な奥行きは変わります。
購入してから「あれ?取り付けできない!」とならないためにも、事前に確認をおこなってください。
正面付けの場合
正面付けの場合、窓枠からはみ出る形でバーチカルブラインドを取り付けることもありますよね。
その場合、ドアやエアコンがすぐ近くにあると、バーチカルブラインドに干渉してしまうことがあります。
バーチカルブラインドを正面付けする場合は、窓枠横に干渉するものがないか確認してください。
また、正面付けするときにカーテンレールがあると邪魔になってしまうので、撤去しておきましょう。
窓枠と壁の幅が広い場合、バーチカルブラインドが引っ掛かったり、生地が傷んでしまうことがあります。
ブラケットスペーサーを取り付けて、窓枠と壁の幅を少なくするようにしましょう。
ロールスクリーン・アルミブラインド兼用 ブラケットスペーサー
遮光・非遮光などの機能の確認
バーチカルブラインドは生地の種類も豊富です。
遮光・非遮光などの機能面も意識して選びましょう。
日差しが強く差し込む部屋には、遮光タイプがおすすめです。
日中、ほどよく日差しを取り込みたい場合は非遮光タイプを選びましょう。
洗濯できないことも多いので、汚れが気になるときは、お手入れしやすいはっ水つきがおすすめですよ。
当店おすすめのバーチカルブラインド3選
最後に当店オリジナルのおすすめバーチカルブラインドをご紹介いたします。
いつものお部屋が、あなたにとってお気に入りの空間になりますように。
◇1級遮光+はっ水タイプ
日差しも汚れもガードしてくれる、はっ水タイプのバーチカルブラインド。
汚れにくく防炎機能もあるので安心です!
◇1級遮光タイプ
日差しをしっかりガードしてくれる1級遮光のバーチカルブラインド。
マンション上階など、横からの日差しが気になる方におすすめ!
◇非遮光タイプ
ゆるやかに日光を取り入れてくれる非遮光タイプのバーチカルブラインド。
お部屋の雰囲気が明るく、すっきりとした印象になります。
まとめ
この記事では『バーチカルブラインドを購入して後悔するポイント』について解説してきました。
後悔のない選択をするため、あらかじめデメリットを把握しておくことはとても大切です。
不安な点については、解消する方法がないかも含めてリサーチしてみましょう。
当店ではお電話でのご相談もお受けしております。
気になることがありましたらスタッフがお答えしますので、お気軽にお問い合わせください♪