「暖房しても部屋が暖かくならないのはナゼ?」
エアコンの温度設定を28℃にして、ガンガンに暖房しているのに部屋がぜんぜん暖かくならないと悩む方はいませんか?
エアコンが故障してしまったのではないかと不安になるかもしれせんが、暖房をつけていても部屋が暖かくならないのはエアコンの故障だけが原因ではありません。
冬に暖房の効きが悪いと困りますよね。
そこで、暖房を使っても部屋が暖かくならない原因と部屋を暖かくするための解決方法を解説しますね。
目次
暖房をつけているのに部屋が暖かくならない原因とは?
暖房をつけているのに部屋が暖かくならないのはいくつか原因が考えられます。
その原因は、冬の冷たい空気が室内に侵入したり、家の壁などに隙間があって隙間風が入ってくるなど色んな原因が考えられます。
まずは、暖房をつけているのに部屋が暖かくならないのは、どんな原因があるのか解説しますね。
暖房器具が故障している
暖房をつけていても部屋が暖かくならない原因として、まず考えられるのが暖房器具の故障です。
エアコンやファンヒーターなどが故障していると、暖房しているのに部屋が暖かくならないことがあります。
特に、暖房器具が古くてお手入れをあまりしていない場合は故障する危険が高くなります。
冬にしか使わないファンヒーターやホットカーペットは、シーズン以外だと押し入れに仕舞っていて、故障に気が付かないことも珍しくありません。
また、暖房器具は寿命で故障してしまう場合もあります。
エアコンの寿命 | 約15年 |
ファンヒーターの寿命 | 約7年 |
床暖房の寿命 | 30年以上 |
ホットカーペットの寿命 | 約5年 |
こたつの寿命 | 約10年 |
※暖房器具の寿命はあくまで目安です。
※機種によって若干寿命が違います。
エアコンの場合は冬に限らず夏は冷房のために使うので、故障すると冷暖房の両方で困るので早めの修理や交換が必要になります。
暖房器具のお手入れやメンテナンスを定期的にしていれば寿命より長く使用できる場合もあります。
お手入れを疎かにしていると故障の原因となるので、普段のお手入れが不十分な暖房器具ほど注意が必要です。
暖房器具が故障しているかどうかを外見だけでは判断が難しいので、暖房器具をしばらく使ってみて、いつまでも部屋が暖かくならない場合は使用を控えましょう。
古くて故障した暖房器具をそのまま使っていると、電力ロスが発生して電気代が高くなったり火災の危険が増すので注意しましょう。
窓から熱が流出している
暖房をつけているのに部屋が暖かくならない原因に、窓から熱が流出しているのが考えられます。
実は、冬は室内で暖められた空気の50%が窓から屋外に流出しています。
冬に部屋が寒くなるのは、家の外の冷気が窓を伝って室内に侵入したり、部屋の暖かい空気が窓から屋外に逃げてしまっているからです。
そのため、いくら暖房をつけていても部屋が暖かくならないのです。
それと、コールドドラフトという現象が発生して、窓から冷たい空気が床を伝って侵入するので部屋の温度を下げていることがあります。
部屋の中の暖かい空気が外気で冷えた窓に触れることで下降気流が発生して、床に冷たい空気が流れる現象のことです。
窓やカーテンを締め切って暖房をつけているのに、足元が冷えるのはコールドドラフト現象が原因の場合があります。
足元が冷えると強い寒さを感じるだけでなく、冷え性が酷くなってつま先のしびれや風邪をひいた時のような倦怠感が続くなどの体調不良を起こす危険があります。
建物に問題が発生している
建物に何らかの問題があると、暖房をつけても部屋が暖かくならない場合があります。
何らかの問題とは、住宅の断熱材に問題があったり、地震などの影響で住宅の建具の建付けが悪くなるなどです。
建具(扉や窓枠)の建付けが悪くなると、隙間風が入ってきて暖房を使っていても部屋が暖かくなりません。
最近の住宅(マンション含む)は、気密性が高く断熱材を使用しているので、室内の温度を一定に保てるように計算されて建築されています。
一方で、築年数が数十年経った住宅では気密性が悪くなっていたり、そもそも断熱材が使われていない住宅も珍しくありません。
そのため、断熱リフォームを考える方もいますが、リフォームにはコストがかかります。
断熱リフォームの費用 | 200,000円~ |
窓ガラス・サッシの交換費用 | 30,000円~(1箇所) |
建具の補修工事費用 | 20,000円~(1箇所) |
※リフォーム・補修の費用はあくまで目安です。
※業者によってリフォーム・補修の費用は違います。
建物になんらかの問題がある場合、個人では解決が難しいことも多く、専門業者にリフォームや補修を依頼するのが一般的です。
ただ、リフォームや補修には時間がかかるため、冬の間は部屋が寒いまま生活することになるといった最悪のケースもあります。
部屋の湿度が極端に低くなっている
部屋が寒いと感じるのは、室温が低下しているのではなく室内の湿度が低下しているのが原因です。
室内の湿度は40%~60%が快適に過ごせる湿度と言われています。
冬は暖房器具などで部屋を暖めると、空気が乾燥して湿度が20%~30%に下がることもあります。
湿度が低下すると暖房をつけていても体感温度が低く感じるようになります。
私達人間は、汗をかくことで体温を調節していて、汗(水分)が蒸発するとき一緒に熱を奪うことで体温を下げています。
湿度が低く乾燥した空気の中で汗をかくと、すぐに汗が乾いてしまって急速に熱が奪われます。
そのため、空気中の水分が不足すると実際の温度よりも寒く感じるのです。
ただ、湿度が高すぎても結露が発生してしまったり、カビやダニが繁殖しやすい環境を作ってしまう危険があります。
そのため、冬の室内は湿度40%~60%を維持して湿度のバランスを整えることが重要です。
最近の住宅は気密性の高い構造になっているので、エアコンなどで暖房していると空気が乾燥しやすいです。
乾燥して湿度が低下すると、肌荒れが起こったり、喉が乾燥しやすくなって風邪をひく危険が増すなど人体へのデメリットがあります。
部屋が暖かくならない時の解決方法
部屋が暖かくならないのはいくつか原因が考えられることがわかりました。
では、どうすれば部屋を暖かくすることができるのでしょうか。
部屋が暖かくならない時の解決方法はおもに7つあります。
・暖房器具のメンテナンスをする
・カーテンライナーを活用する
・窓に断熱カーテンを取り付ける
・床にラグ・カーペットを敷く
・部屋を間仕切りする
・部屋の空気の換気と加湿をする
・暖房器具の特徴を活かして上手に部屋を暖める
この章では、部屋が暖かくならない時の解決方法をそれぞれ詳しく紹介していきますね!
暖房器具のメンテナンスをする
暖房器具が故障していないか確認をして、必要ならメンテナンスをしましょう。
メンテンナンスはエアコンやファンヒーターの場合なら、フィルターの掃除や交換を主に行います。
この程度のメンテナンスなら専門技術は必要ないので、一般の方でも簡単にメンテナンスすることができます。
フィルターの掃除をするだけで暖房の効きが大きく向上することがあります。
一方で、エアコン内部や室外機、床暖房のメンテナンスは専門知識が必要になるため、専門業者にメンテナンスを依頼して必要なら修理をしてもらいましょう。
エアコンの修理費用 | 10,000円~ |
ファンヒーターの修理費用 | 7,000円~ |
床暖房の修理費用 | 100,000円~ |
※修理費用は修理の内容によって異なります。
エアコンや床暖房の修理は、メーカーに問い合わせて修理業者を案内してもらうのが一般的です。
(エアコンやファンヒーターを購入した家電量販店の保証期間もチェックしましょう)
もしくは、エアコンや床暖房の取付け工事を行った業者がわかっていれば、同じ業者に修理を相談しましょう。
賃貸住宅やマンションで、備え付けの暖房器具が故障した場合は、賃貸の管理会社や大家さんに相談をして修理・メンテナンスを行ってくださいね。
賃貸に備え付けられているエアコンの修理費用は基本は管理会社か大家さんが負担します。
賃貸契約内容を確認して、故障したまま暖房器具を使ったりしないで、出来るだけ早い段階で管理会社や大家さんに相談してください。
カーテンライナーを活用する
窓にカーテンライナーを吊るして冷気の侵入と暖かい空気の流出をガードします。
カーテンライアーはビニル製のシートで、カーテンと比べて熱や冷気が伝わりにくい素材が使われています。
通常のカーテンの使い方では、カーテンの裾と床の間には数センチの隙間ができます。
この隙間から、窓で冷やされた空気が侵入してきて、暖房をつけていても暖かくならないと感じます。
カーテンライナーは通常のカーテンの丈よりも長く、余った裾が床につきます。
そのため、裾の長いカーテンライナーが隙間から侵入する冷気を防ぎます。
カーテンライナーの使い方は簡単で、カーテンレールに吊るすだけです。
それに、カーテンライナーはドレープカーテンやレースカーテンと一緒に吊るせます。
カーテンライナーのハトメ穴にカーテンフックを通して、レースカーテンにカーテンライナーの付いたカーテンフックを取り付けます。
また、ビニル製のカーテンライナーは自由にカットして丈の長さを調節して使うことができるので、掃き出し窓だけでなく腰高窓などにも使用できます。
窓に断熱カーテンを取り付ける
断熱カーテンを窓に取り付けることで、部屋から暖かい空気が逃げるのを防ぎ、窓から冷たい空気が侵入するのを防ぎます。
カーテンには、生地の厚いドレープカーテンと生地の薄いレースカーテンがありますが、断熱効果が高いのは生地の厚いドレープカーテンです。
また、窓に断熱カーテンを取り付ける場合は、ドレープカーテンとレースカーテンの両方を取り付けるのがおすすめです。
カーテンと窓の間に空気の層が2層できるので、熱や冷気が伝わりにくくなり断熱効果がアップします。
断熱効果の高いカーテンには、生地自体が複層構造になっているカーテンと裏地付きのカーテンがあります。
裏地は後から追加することもできるので、断熱効果が低いカーテンでも後で裏地付きカーテンにすることができます。
この断熱効果の高いカーテンと、さらに断熱シートを併せて使えば、室温の低下をかなり抑えることができます。
おすすめの断熱カーテン
100サイズから選べる!完全遮光+防音+遮熱!形状記憶の既製カーテン
『エコカクテル カルアミルク』
1級遮光(完全遮光)・防音・遮熱・形状記憶加工・手洗いOK。サイズ調整無料の100サイズカーテン。無地タイプ全13色
【お急ぎ便】幅・丈直し無料!窓辺の省エネ対策!オールシーズン快適日本製レースカーテン
『エルフィン 』
お急ぎ便!うれしい丈つめ無料!高機能UVカット・遮熱断熱・遮像効果・花粉対策レースカーテン
床にラグ・カーペットを敷く
冬の冷たい空気は、暖かい空気よりも密度が高く重いため床に近い場所に溜りやすいという特徴から、冬は床に近い足元が冷えます。
暖房をつけていても暖かくならない、足元が寒いと感じる場合は、ラグやカーペットを敷いて足元の冷えをやわらげましょう。
ラグ・カーペットには、生地にアルミ基布を織り込んだ物があります。
このアルミ基布は熱が伝わりやすく保温性に優れ、肌が触れた場所からじんわりと熱が伝わるので底冷えを防いでくれます。
そこで、アルミ基布が織り込まれたラグ・カーペットをホットカーペットの上に敷くと、ホットカーペットの熱がすばやく床に敷いて、床からの底冷え予防することができます。
アルミ基布を使ったラグ・カーペットは床暖房の上にも敷いて使うことができます。
また、フローリングの床下に断熱材や床暖房が入っていない家では、床下に冷たい空気が流れているのでフローリングの温度も低くなります。
そんな時の対策として、フローリングにジョイントマットを敷いた上にウレタン入りのクッション性のあるラグを被せることで、床下からの冷気を防いでフローリングの上でも快適に過ごすことができます。
通常の電気式やガス温水式の床暖房と違って外部機器を取り付ける大掛かりな工事が必要ありません。
リビングだけでなくキッチンや洗面所などの限られたスペースの床にも設置することができます。
後付け可能な床暖房の詳細はこちら。
おすすめのあったかラグ・カーペット
部屋を間仕切りする
部屋の間仕切りは、廊下とリビングの間の扉を閉めるだけでも効果があります。
また、意外と見落としがちな場所で、浴室は換気扇を使うため浴室から室内に冷たい空気が入ってきます。
そのため、浴室とリビングがつながる廊下につっぱり棒でカーテン等を取り付けて間仕切りすることで、冷たい空気がリビングまで侵入するのを防ぎます。
部屋と廊下の境界に間仕切りに、つっぱり式のロールスクリーンやつっぱり棒を通して使うアコーディオンカーテンなどを使います。
つっぱり式のロールスクリーンやアコーディオンカーテンは取り付けが簡単でコストも安いのでおすすめです。
他にも部屋に間仕切りを設置することで、暖房の適用面積を小さくして暖房効果がアップします。
おすすめの間仕切りアイテム
突っ張り棒やカーテンレールにも取り付け可能!フリーカットでお好みの長さで使える既製レース
『ビエッタ パタパタカーテン ベージュ』
空間を間仕切ることで省エネ対策!断熱・UVカット・遮像効果が付いたレースカーテン
部屋の空気の換気と加湿をする
部屋が暖かくならない原因として、部屋の湿度が低下することで体感温度が低くなっていることがあります。
そのため、冬でも部屋の換気をして暖房で空気が乾燥しないようにしてください。
冬の換気のタイミング | 2時間に1回5分~10分程度 |
この換気のタイミングは、あくまで目安なので1日に何度も換気するのが難しい場合は、朝と夕方に1回づつ5分~10分ほどの換気をするだけでも効果があります。
換気をして部屋の温度低下が心配な方は、換気の時間を短くしたり、加湿器を使って湿度を保つようにしてください。
最近は加湿器をネットショップやホームセンターで手軽に購入できます。
ただ、空気中の湿度が飽和状態になると冬は結露が発生しやすくなるため、窓ガラスに結露防止のために断熱シートなどを貼って対策してください。
エアコンで暖房されているご家庭では、暖かい空気を循環させるために、加湿機能付きの空気清浄機を使うのがおすすめです。
暖房器具の特徴を活かして上手に部屋を暖める
暖房器具には、エアコンや電気ヒーター、ホットカーペットなどがあります。
この暖房器具の種類によって部屋の暖め方が違います。
暖め方には、「対流式」「輻射式」「伝導式」の3種類があります。
種類 | 解説 | |
対流式 | エアコン、ファンヒーター | 対流式は暖房器具によって生み出した熱を暖かい空気にして対流させて室内の暖房を行います。 |
輻射式 | 電気ストーブ、石油ストーブ、床暖房、オイルヒーター、こたつ | 輻射式は赤外線による熱を使って物や空気を暖め室内の暖房を行います。 |
伝導式 | ホットカーペット、電気毛布 | 伝導式は発熱体に身体が触れることで温める暖房器具のことです。 |
このように暖房器具ごとで暖め方が違うため、部屋を暖かくしようと思ったら適した暖房器具を使う必要があります。
例えば、暖房器具によって部屋が暖かくなるまでにかかる時間にも違いがあります。
対流式のエアコンと輻射式の石油ストーブで部屋が暖かくなるまでの時間を比較すると、石油ストーブの方がエアコンより少し早く温まります。
それに、石油ストーブは灯油を燃やしているため、燃焼時に二酸化炭素と水分を発生させるので、エアコンと比べて室内が乾燥しにくいという特徴があります。
一方でエアコンは、二酸化炭素が発生せず、石油などの燃料を燃やして暖房を行っていないので火災の心配がほとんどありません。
このように暖房器具ごとで特徴があり、この特徴を理解した上で複数の暖房器具を時と場合によって併用したり使い分けて、部屋を暖かくしてください。
部屋が暖かくならないならエアコンを掃除しよう
冬の暖房器具といえばエアコンですよね。
冬の暖房にエアコンを使っているご家庭が多いのではないでしょうか。
エアコンを使っていて、部屋が暖かくならないなと感じたら、エアコンの掃除をしてみましょう。
エアコンを掃除することで、暖房の効きが改善する場合もあります。
エアコンの簡単な掃除方法をご紹介しますね。
エアコンフィルターを掃除
エアコンのフロントパネルを開けて中のフィルターを取り外します。
フィルターに付着したほこりを濡れた雑巾や掃除機で取り除きます。
フィルター掃除でおすすめなのは掃除機です。
掃除機ならフィルターをエアコンに取り付けたままでも掃除することができるので、掃除の手間が減ります。
また、掃除機で吸い取れなかったほこりは、濡れた雑巾で拭き取ったり、水洗いをして落とします。
水洗いをした後のフィルターは完全に乾くまで風通しの良い日陰で陰干しをして乾燥させてください。
最初からフィルターを水洗いをすると、溜まったほこりが排水溝を塞いでしまうで、ほこりを落としてから水洗いをしてください。
エアコン本体を拭き掃除
エアコンのフロントパネルと吹き出し口のルーバーを拭き掃除します。
フィルターほどではないですが、エアコンのフロントパネルやルーバーにもほこりが溜まります。
濡れた雑巾やウエットティッシュなどでフロントパネルとルーバーに付着したほこりを拭き取ります。
また、エアコン本体の上部やフィルター取り付け部分に残っているほこりも一緒に掃除しましょう。
エアコン本体の拭き掃除が終わったら、乾かしたフィルターを取り付けて送風運転を行ってください。
しばらく送風運転を行って問題なくエアコンが動くのを確認できたら掃除は完了です。
エアコン本体の掃除をする際は、誤ってエアコンの電源が入らないようにエアコン本体のコンセントを抜いてから掃除をしてください。
コンセントが無い場合はご自宅の電源ブレーカーを落としてから掃除をしましょう。
エアコンクリーナーを使って掃除をしてはダメ?
エアコンクリーナーを使ってエアコン内部を自分で掃除する方法もありますが、エアコンクリーナーを使った掃除はあまりおすすめできません。
その理由は、掃除にかなりの手間がかかるのと、エアコン内部にカビが付着していると素人では掃除が難しいからです。
ホームセンターなどで売られているスプレー式のエアコンクリーナーを買ってきて、自分でエアコン内部を掃除しようとする方もいると思います。
確かに、エアコンクリーナーを使えば自分でもエアコン内部を掃除することはできますが、エアコン内部の熱交換器やファンを掃除しようとするとエアコン本体のカバーを外してクリーナーを吹き掛ける必要があります。
この時、本体カバーを壊したり、エアコンの基盤部分を破損してしまってエアコンを故障させる危険があります。
そのため、エアコン内部の掃除はコストがかかってしまいますが、専門のクリーニング業者に依頼をして掃除をしてもらったほうが良いです。
エアコン洗浄費用 | 8,000円~ |
室外機洗浄費用 | 12,000円~ |
※洗浄費用は依頼する業者によって異なります。
専門のクリーニング業者ならエアコン本体だけでなく室外機の掃除も行ってくれます。
室外機は汚れが酷くなると目詰まりなどを起こして故障の原因にもなります。
エアコン内部や室外機の掃除は年に1回~2回ぐらいの頻度で掃除をすることをおすすめします。
給気口を閉めたら部屋は暖かくなる?
住宅の天井や壁に給気口と呼ばれる空気を通す穴があります。
給気口は法令で建物に設置が義務付けられているため、比較的新しい建物には給気口が必ず設置されています。
この給気口は24時間365日、室内に外の空気を取り込んでいるため、冬に室内が暖かくならないのは給気口が原因だと思っている方もいるのでは?
実際には、給気口は室内の温度にほとんど影響しないというデータがあります。
給気口を塞いでも部屋が暖かくならないだけでなく、室内の空気が酷く乾燥したりシックハウス症候群の原因であるホコリや化学物質が室内に充満する危険があります。
そのため、暖かくならないからといって給気口は塞がないようにしてください。
断熱効果の高いハニカムスクリーンがおすすめ
窓の寒さ対策に断熱カーテンもいいですが、ハニカムスクリーンもおすすめです。
ハニカムスクリーンは、断熱効果の高い六角形のハニカム構造をしたスクリーンを使っています。
このハニカム構造の中に空気の層ができ、空気の層が熱の流出を防ぎ冷気の侵入をブロックしてくれます。
使い方もカーテンレールに取り付けるだけで、ドレープカーテンやレースカーテンと一緒に使うこともできます。
ハニカムスクリーン単体でも断熱効果は高く、見た目はスマートでおしゃれなデザインをしているので部屋のインテリアとしても人気があります。
まとめ
暖房をつけているのに部屋が暖かくならない原因は、温かい空気が流出したり、古い暖房機器を使い続けていて暖房効果が落ちてしまっているのが原因です。
部屋の空気が温かい状態を維持するために、温かい空気が逃げないように断熱カーテンやカーテンライナーを窓に取り付けるのが効果的です。
他にも底冷え防止にホットカーペットの上にラグ・カーペットを敷いたり、部屋の湿度を一定に保つために加湿器を使用してください。
もしも、暖房器具の暖房効果が落ちていると感じた場合は、暖房機器の調子を確かめて故障していたら修理をして、修理が難しい場合は新しい暖房機器に交換しましょう。