こたつ布団はこたつ用に作られた布団で、寒い冬の暖房アイテムとして昔から親しまれています。
冬はこたつに入ってゆっくりゴロゴロくつろぐのが好きな人もいるのでは?
私も寒い日はこたつに入って読書をしてそのまま眠ってしまうことがあります。
こたつの居心地の良さには「こたつ布団」が大きく影響します。
こたつ布団があるから冬でもこたつで暖かく過ごすことができます。
色んなこたつ布団がありますが、その中でも長方形のこたつ布団にスポットを当ててご紹介したいと思います。
目次
長方形のこたつにピッタリのこたつ布団
こたつを使っていて、暖かいと感じにくかったり、座っていて居心地が悪いと感じるなら、こたつ布団がこたつに合っていない可能性があります。
こたつには、長方形と正方形、円形(楕円形)の3種類の形があります。
こたつ布団はこたつの形に合わせた物を選ぶのが基本です。
(※円形・楕円形のこたつでは形の違うこたつ布団を使うことがあります)
例外を除いて長方形のこたつに使うこたつ布団は、同じ長方形のこたつ布団を使います。
長方形のこたつは、リビングやダイニングなど家族が集まる場所に置いて、4人以上が一緒に使うことができる大きなこたつがあります。
長方形こたつの長辺部分にソファを置いて使うこともできるので、ソファとこたつを一緒に使いたい人には長方形こたつがおすすめです。
ソファと一緒に使ったり、4人以上が一緒に使う長方形こたつでは、こたつの大きさに合ったサイズの長方形こたつ布団を使います。
長方形のこたつ布団の使い方とサイズ
こたつの形には、正方形・長方形・円形(楕円形)の3種類があります。
こたつに敷くこたつ布団の形は、基本的にこたつの形に合わせます。
正方形こたつ | 長方形こたつ | 円形こたつ |
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この画像のように、こたつそれぞれの形に合わせたこたつ布団を使います。
その理由は、こたつの形に合わせてこたつ布団を選んだほうが隙間ができないのでヒーターの熱が逃げません。
では、こたつ布団のサイズはどのように選べばいいのか、長方形こたつ布団のサイズを決める目安を解説しますね!
長方形こたつ布団のサイズを決める目安
こたつ布団のサイズは、こたつの天板の大きさに+100cm程足したサイズがこたつ布団のちょうどいいサイズになります。
例えば、長方形こたつの天板サイズが90cm×180cm(短辺×長辺)の場合、190cm×280cm以上のこたつ布団を使います。
長方形こたつ天板のサイズ | 長方形こたつ布団のサイズ |
60cm×75cm(1人~2人用) | 160cm×175cm以上 |
90cm×180cm(4人~6人用) | 190cm×280cm以上 |
※こたつ天板サイズとこたつ布団サイズは「短辺×長辺」で記載しています。
また、一般的なこたつの脚の長さは40cm~60cmほどです。
これより脚の長いこたつを使っている場合は、さらにサイズが+10cm~20cmほど大きなこたつ布団を選びましょう。
ダイニングに置くハイタイプのこたつの場合は、脚の長さを考慮してこたつ布団のサイズも大き目の物を選ぶか、ハイタイプ用のこたつ布団を選んでください。
長方形こたつ布団のゆったりサイズ
こたつに入って身体を横にして寝っ転がって使いたい場合、こたつ布団のサイズは少し大きめの物を選びましょう。
どれぐらいのサイズかというと、身体を横にしてこたつに入ってつま先が身体を入れた反対側のこたつ布団から出ないぐらいのサイズです。
長方形こたつの天板サイズから+120cm~150cmぐらい足したサイズなら、ゆったりと使うことができます。
長方形こたつ天板のサイズ | 長方形こたつ布団のゆったりサイズ |
60cm×75cm(1人~2人用) | 180cm×195cm以上 |
90cm×180cm(4人~6人用) | 210cm×300cm以上 |
1人~2人用のこたつでも、こたつ布団を大きな物にすれば身体を横にしたとき、こたつからつま先がはみ出したりせずにこたつを使うことができます。
また、ゆったりとした大きいサイズのこたつ布団を使うときの注意点として、こたつ布団がこたつ敷きからはみ出してしまうことがあります。
大きなサイズのこたつ布団を使うときは、こたつの下に敷くこたつ敷きも大きいこたつ布団に合わせたサイズのこたつ敷きに交換するのがおすすめです。
また、こたつ布団には形だけでなくタイプによる違いがあります。
こたつ布団のタイプ
こたつ布団は形の違いだけでなく、タイプの違いがあります。
こたつ布団のタイプが違うと使用感にも違いがあります。
こたつ布団のタイプには、「厚掛けタイプ」「薄掛けタイプ」「カバー掛け×ヌード布団タイプ」があります。
それぞれどのようなタイプなのか簡単に解説しますね!
厚掛けタイプ
厚掛けタイプは、昔からあるオーソドックスなこたつ布団です。
布団に中綿が沢山入っていて厚みがあるので保温性が非常に高いです。
厚みがあるので、身体をこたつに入れたとき包み込まれた感じがして寝心地は抜群です!
ただ、中綿が沢山入っているので厚掛けタイプのこたつ布団は畳んで収納するとき場所を取ります。
冬が終わったときに、こたつ布団を片付けようとして収納場所に困ることがあるので、収納場所の確保を考えてから購入を検討してくださいね。
こたつ布団 掛け単品 モダン リーフ柄
『シエナ 厚掛け布団』
シンプルなリーフ柄をあしらった商品です。表地には肌触りやわらかなフランネルを使用しました。部分暖房のこたつは電気代もお得です。
薄掛けタイプ
薄掛けタイプは、布団に入っている中綿が厚掛けタイプのこたつ布団より少なくなっています。
中綿が少ないので、重量も軽く収納スペースにも困らないというメリットがあります。
それに、薄掛けタイプには中綿を取り出すことの出来るこたつ布団もあるので、中綿を取って外側のカバーを洗濯することもできます。
一方で、薄掛けタイプは布団の厚みが足りなくてこたつ布団に入ったとき物足りなさを感じることもあります。
また、中綿が少ないので厚掛けタイプよりも保温性が若干劣ります。
薄掛けタイプのこたつ布団を選ぶときは、裏地がフリースやボア生地を使っているこたつ布団を選ぶと保温性を確保することができます。
カバー掛け×ヌード布団タイプ
カバー掛け×ヌード布団タイプは、こたつカバーと布団が別れているこたつ布団です。
カバーを掛け替えることで手軽にこたつの模様替えできて、部屋のインテリアスタイルや気分でこたつ布団の雰囲気を変えることができます。
それに、こたつカバーが汚れたら、カバーだけ交換して洗濯することができます。
ヌード布団は別途用意する必要がありますが、カバーを複数枚用意しておけばこたつ布団を清潔な状態で使うことができます。
こたつで食事をしたり、犬猫のペットを飼っていて汚れが気になるというご家庭にはカバー掛け×ヌード布団タイプがおすすめです。
長方形こたつのメリット&デメリット
こたつには長方形のこたつ以外に、正方形と円形(楕円形)のこたつがあります。
また、長方形こたつにはダイニングテーブルとしても使える脚の長いハイタイプの長方形こたつもあります。
長方形のこたつ布団を使う長方形こたつにはどんなメリットとデメリットがあるのか解説しますね!
長方形こたつのメリット
- ソファと合わせて使いやすい
- 5人以上でも使える
- 横に2人並んで座れる
長方形のこたつは、リビングの2人掛けのローソファと一緒に使うことができます。
1辺に2人以上が座れるので、5人以上の家族が一緒にこたつを使い、ソファでくつろぎながら足をこたつの中に入れることができます。
それに、長方形こたつはマンションの間取りに多い横長リビングや縦長リビングに配置しやすく、こたつのオフシーズンでは普通のテーブルとして使えるというメリットもあります。
長方形こたつのデメリット
- 短辺部分に座ると狭い
- 座る場所によって温度差が出る
- 長方形こたつのハイタイプは足元が寒い
長方形こたつのデメリットは、座る場所によって座り心地が違うというデメリットがあります。
長方形こたつの短辺部分に座った場合、座るスペースが狭いため長辺部分に座るよりも窮屈に感じます。
逆に長辺部分に座った場合、対面との距離が近いため寝っ転がると足がこたつ布団からはみ出してしまいます。
また、ダイニングテーブルとしても使える脚の長いハイタイプの長方形こたつは、ヒーターと足元の距離が離れてしまうため足元が寒く感じるといったデメリットがあります。
このように長方形こたつにはメリットとデメリットがあります。
そして、長方形こたつのデメリットは、こたつ布団のサイズを変えることである程度軽減することができます。
長方形のおしゃれなこたつ布団6選
長方形のこたつ布団を6個ご紹介します!
お部屋のインテリアに合わせたデザインのこたつ布団から、寝心地や暖かさなどこたつ布団に使われる生地によっても違いがあります。
おすすめのおしゃれな長方形こたつ布団をご紹介しますね!
ノック
淡いグレーの大人可愛いこたつ布団『モファ』。
ボリュームのあるふわふわの毛足は、いつまでも触っていたくなるほどの心地よさ♪
ぽこぽこと立体感のあるキルティングの柄が、お部屋を華やかに演出します。
同じデザインのラグとセットで使用すれば、空間に統一感が生まれますね。
裏面にはなめらかな起毛素材が使われ、薄掛けタイプでもしっかり暖かさをキープしてくれますよ。
極厚58mmのボリュームのあるフワフワがかわいい!洗濯機で洗える、薄型タイプのおしゃれなこたつ掛け布団
『モファ グレー』
薄手・軽量で省スペース収納。ラグとセットで使える、もこもこキルトのコタツ薄掛け布団
極厚63mmのボリュームのあるフワフワがかわいい!厚手で冬にぴったりの、洗濯機で洗えるおしゃれなキルトラグ
『モファ グレー』
こたつ布団とセットで使える!こたつ敷布団にオススメの、もこもこキルトのあったかラグ
エポス
縁にボアが入っていて、こたつ布団の裏面はフリースになっているので薄掛けタイプでも暖かく過ごすことができるこたつ布団です。
ボアとフリースのおかけで寝心地が抜群に良いこたつ布団で、こたつで寝っ転がりたい人におすすめです。
こたつ布団の表面はコーデュロイ生地になっていておしゃれな見た目と肌触りの良さが人気のこたつ布団です。
トカール
こたつ布団の表面は撥水加工されているの生地を使っているので汚れに強く、こたつで食事をするご家庭にピッタリのこたつ布団です。
表面は撥水加工されている生地でサラッとしていますが、裏面はフリース生地を使っているので暖かく過ごせます。
カラーは「ベージュ・カーキ・グレー」の三色で、落ち着きのあるカラーバリエーションが揃っていて、色んなインテリアスタイルと合わせて使うことができます。
ボロニア
北欧テイストのデザインがおしゃれな長方形こたつ布団です。
薄掛けタイプのこたつ布団で中綿の着脱が可能なセパレート式になっています。
厚掛けタイプのこたつ布団は洗濯すると中綿が偏ってしまったり、ご自宅の洗濯機に入らない場合もあります。
でも、薄掛けタイプで中綿がセパレート式になっているこちらのこたつ布団は洗濯機で洗濯することができます。
トールン
北欧デザインの見た目でおしゃれなこたつ布団は、おしゃれなお部屋にコーディネートしたい人におすすめです。
和風の暖房器具であるこたつは、北欧インテリアとも相性の良いので、北欧テイストのお部屋に取り入れやすいインテリアです。
北欧デザインのおしゃれなこたつで冬を暖かく過ごしましょう!
こたつ布団掛カバーモダンタイプ
自分好みのこたつ布団カバーを見つけて、こたつをおしゃれにコーディネートしましょう!
モダンデザインのおしゃれなこたつ布団カバーで、気分やインテリアに合わせてデザインを着せ替えるのもおすすめです。
ふかふかのこたつ掛け布団ヌードと一緒に使って、ご自宅のこたつを居心地の良くコーディネートしてみてくださいね!
カバーのサイズは7種類と豊富で、長方形こたつにピッタリのサイズもあります。
こたつ敷きに使えるラグ
こたつ布団と一緒にこたつ敷きとして使えるラグも新調してみませんか?
こたつ布団のサイズに合わせてこたつ敷きを使いましょう。
また、こたつ敷きに使うラグには、ホットカーペットや床暖房に対応しているタイプの物を選びましょう。
長方形のこたつ布団を掛けたこたつにピッタリのラグがあるのでご紹介しますね!
ホリデープラス
サイズのバリエーションも豊富でホットカーペット・床暖房に対応したウレタンラグです。
大きな190×300cmサイズもあるので、大きなこたつ敷きを探している方にもおすすめです。
生地にウレタンが使われているので、寝転がったときふかふかでこたつ敷きとして使うのに最適なラグです。
モフル
キルティングデザインが可愛い、ホットカーペット・こたつ対応のラグ『モフル』。
蓄熱わたやウレタンなど、あったか要素がたっぷり詰まった6層構造が魅力です。
約15mmのウレタンが入っており、座っても寝転んでもふかふか気持ち良い♪
アルミシート入りなので、こたつやホットカーペットの熱をラグ表面に素早く伝えてくれます。
蓄熱綿・アルミシート入りで電気いらずの暖かさ!フランネルが心地いい、 厚手のあったか6層ラグ
『モフル グレー』
断熱効果で省エネ対策に!滑らかなマイクロファイバー素材の、キルティングがおしゃれな冬ラグ
後付けできる省エネ床暖房
こたつでは部屋全体を温めることができないので、部屋を温めるならじんわり温かい床暖房を使うのがおすすめです。
エアコンを使って暖房を行うと空気が乾燥したり、シックハウスの原因となるホコリなどが舞い上がります。
床暖房なら乾燥やホコリが舞う心配が無く、部屋を暖めることができます。
リビングに後付けできる床暖房を敷き詰めて冬を暖かく過ごしましょう!
後付けできる床暖房の詳細はこちらをご覧ください。
まとめ
長方形のこたつは、一人暮らしの部屋やマンションに多い縦長・横長のリビング・ダイニングの部屋に配置するとピッタリ収まります。
こたつ布団は長方形のこたつに合うサイズの物を選びましょう。
また、部屋のインテリアスタイルに応じて、カバーを変えることができるタイプのこたつ布団がおすすめです。
カバーを交換できるタイプなら、カバーを取り外してカバーだけ洗濯することもできます。
ご自宅の長方形こたつテーブルに合う、デザインとサイズのこたつ布団を見つけてくださいね!