- 押し入れをフルオープンにして使いたい
- 襖の『和風』な雰囲気を変えたい
そんなときは、押し入れの襖をカーテンに取り換えてみましょう!
押し入れカーテンなら、押し入れをフルオープンにすることができるので大きな荷物も楽々収納することができますよ。
この記事では、『押し入れカーテンの選び方』と『押し入れの目隠しにおすすめのアイテム』を紹介します。
目次
押し入れの目隠しにカーテンを使うメリット・デメリット
まずは、押し入れにカーテンを使うメリットとデメリットについて解説します。
押し入れカーテンのメリット
押し入れカーテンを活用するメリットは以下の通りです。
- 押し入れを広々と使える
- 湿気がこもりにくい
- 見た目がおしゃれ
襖の場合、押し入れを半分しか開くことができないので、大きな布団や家電製品を収納するときに苦労することがありますよね。
押し入れカーテンにすれば、フルオープンにすることができるので荷物の出し入れが楽になりますよ。
また、押し入れカーテンは襖に比べて湿気がこもりにくいのもメリットです。ラグや布団を長期間収納して置くときも安心ですね。
和のテイストが強い襖を、押し入れカーテンに変えることで和室を洋風アレンジすることができます。
おしゃれなデザインカーテンを取り入れれば、お部屋がパッと華やかになりますよ。
押し入れカーテンのデメリット
押し入れカーテンを活用するデメリットは以下の通りです。
- 襖を収納する場所が必要
- ほこりがたまりやすい
- お部屋の断熱性が下がるかも
- 日焼けするかも
- 隣の部屋の音が聞こえやすくなる
押し入れカーテンを取り付ける場合は、襖を収納するスペースが必要になります。
とくに賃貸住宅にお住いの場合は、襖に傷がつかないように保存しなければなりません。(※後ほど詳しく解説しますね。)
また、カーテンは襖に比べて気密性が下がるため、断熱性が下がったり、ほこりが発生したりすることがあります。
外からの日差しが差し込みやすい場所に押し入れがある場合、襖がなくなることで衣類や本が日焼けしてしまうこともあるので注意しましょう。
押し入れカーテン選びのポイント
ここからは、押し入れカーテンを選ぶときのポイントについて解説します。
カーテンは横開き?縦開き?
カーテンなど横開きのアイテムと、ロールスクリーンのような縦開きのアイテムがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、特性を把握したうえでぴったり合うものを選びましょう。
横開き
カーテンやカフェカーテンなどは、横開き操作になります。
シャーッと軽い力で開閉操作できる点が魅力です。
壁一面が押し入れの場合など、面積の大きな押し入れでも楽に操作ができます。
横幅が広いと、カーテンを開いたときに端に『たまり』ができてしまうことがデメリット。
端までぎゅうぎゅうに荷物を収納していると、ものが取り出しにくくなる場合があります。
両開きにして1枚の面積を小さくするようにしましょう。
縦開き
縦開きのカーテンには、ロールスクリーン・シェードカーテンなどがあります。
縦開きカーテンのメリットは、開いたときに場所をとらないため狭いスペースにも取り付けやすいこと。
押し入れをフルオープンにして使うことができます。
カーテンのようなヒダもないため、押し入れや部屋の印象がすっきりをするのも嬉しいポイントです。
大きな押し入れに取り付ける場合は、操作に少し力が必要になるのがデメリットです。
押し入れのサイズが大きい時は、軽い力で開閉できるチェーン操作を選ぶようにしてくださいね。
カーテンの機能にも注目
襖をカーテンに変えることで、「お部屋が寒くなる」「押し入れの中のものが日焼けする」などのデメリットがあることは先ほど説明しましたね。
押し入れカーテンのデメリットを克服できるよう、カーテンの機能にも注目して選びましょう。
冷暖房効率アップなら断熱
押し入れの襖を外すことにより、お部屋が冷え込みやすくなります。
断熱機能付きのカーテンで、室内外の熱の出入りを防ぎましょう!
カーテンの丈を長めに注文して床に垂らすように設置すると、断熱性がさらに高まりますよ。
日焼け対策には遮光・UVカット
衣類や本の日焼け対策には、遮光・UVカット機能付きのカーテンがおすすめです。
レースカーテンなど薄手の生地を取り付けたいときは、UVカット機能付きのカーテンを選びましょう。
遮光機能は遮光率によって1~3級に分類されています。
完全遮光 (遮光率100%) |
周りの状態がわからない |
1級遮光 (遮光率99.99%以上) |
人の表情が識別できない |
2級遮光 (遮光率99.80%以上) |
人の表情がわかる程度 |
3級遮光 (遮光率99.40%以上) |
人の表情はわかるが、作業するには暗い |
強い西日をブロックするなら、2級遮光以上のカーテンを選びましょう。
押し入れの光をしっかりブロックしたいときは1級遮光以上がおすすめです。
賃貸住宅はつっぱり式を上手に活用
賃貸で壁や押し入れの木枠に穴を開けてしまうと、原状復帰の際に追加で費用が掛かってしまうことがあります。
賃貸にお住いの方、押し入れの木枠に穴を開けたくない方は、ネジ穴不要で取り付けできるつっぱりタイプのカーテンを選びましょう。
つっぱるだけで簡単に取り付けできるので、DIY初心者の方にもおすすめですよ。
押し入れカーテンにおすすめのアイテム11選
ここからは、押し入れカーテンにおすすめのアイテムを紹介します。
ロールスクリーン
押し入れの目隠しとして大人気なのが、ロールスクリーン。
ひだのあるカーテンに比べて、すっきりとしたシルエットに仕上がります。
つっぱり式のロールスクリーンならネジ穴不要で取り付け作業もとっても簡単♪手軽にDIYできちゃいます。
両端の隙間の少ないスリムつっぱり式のロールスクリーンを選びましょう。
隙間の少ないスリムタイプ!優しい色合いでお部屋になじむつっぱりロールスクリーン
『ファストシリーズ 日本製スリムつっぱりロールスクリーン 非遮光タイプ』
1mm単位でオーダーできる!激安日本製スリムつっぱりロールスクリーン
ロールスクリーンならではの魅力のひとつが『プロジェクターのスクリーン替わりにも使える』ことです。
こちらはロールスクリーンを収納の目隠しとプロジェクターのスクリーンとして使われているお客様のレビュー写真です。(素敵なお写真ありがとうございます!)
押し入れサイズのスクリーンなら、映像の迫力も申し分なしですよね。
プロジェクターのスクリーンとして使う場合は、光を透過しない1級遮光の白無地のスクリーンを選びましょう。
押し入れカーテンに取り付ける場合は、故障しにくく、大きなサイズでも操作のしやすいチェーン式操作がおすすめですよ。
隙間が少ないスリムタイプ!遮光・遮熱機能付きのロールスクリーン
『ファストシリーズ 日本製スリムつっぱりロールスクリーン 1級遮光』
1mm単位でオーダーできる!激安日本製つっぱりロールスクリーン
カーテン・カーテンレール
カーテンは機能・デザインが豊富なので、探しやすいのが魅力です。
お部屋での過ごし方や目指したいインテリアに合わせてぴったりのカーテンを選んでいきましょう。
当店のカーテンは、ほとんどが幅・丈直し無料となっているので、押し入れにジャストフィットするカーテンをご注文いただけます。
2級遮光で日差し対策にも◎一面に広がる素敵なボタニカルデザイン遮光カーテン
『シマン ベージュ』
2級遮光・形状記憶加工・ウォッシャブル。丈直し・幅直し無料の100サイズカーテン。フラワーデザインドレープ
圧迫感なくカーテンを取り付けたい方は、ひだのないフラットタイプのカーテンを選びましょう。
カーテンを取り付ける際には、カーテンレールが必要です。
押し入れの木枠に穴を開けたくない方は、つっぱりタイプのカーテンレールを取り付けましょう。
カフェカーテン
突っ張り棒を使って取り付けられるカフェカーテン。
押し入れの面積が小さい場合や、部分的に目隠ししたいときに便利です。
カーテンよりもリーズナブルな価格で販売されているので、気軽に目隠しすることができますね。
つっぱり棒で取付け可能!小さな窓の目隠しに♪ナチュラルな風合いのカフェカーテン
『ボムールチェック カフェカーテン ブラウングレー』
ナチュラルテイストの綿100%。カーテンと同じ素材で作れるカフェカーテン!
カフェカーテンは穴があいた生地を突っ張り棒に通すだけと言うシンプルなデザイン。
市販のカフェカーテンだとサイズが合わないときは、お好きな布を使ってDIYすることもできますよ。
シェードカーテン
「カーテンっぽい生地が良いけど、縦開きがいいな~」と言うときにおすすめなのが、シェードカーテンです。
カーテンとセットで取り付けるとおしゃれですよね。
ひだがないので、カーテンよりも生地のデザインが強調されます。
シェードカーテンには生地枚数が1枚のシングルタイプと、2枚のダブルタイプがあります。
押し入れに取り付ける場合は、2枚重ねる必要性もないのでシングルタイプを選びましょう。
操作方法に関しては、故障が少なく開閉しやすいチェーン式操作がおすすめです。
パネルドア・間仕切りドア
パネルドアとは、パタパタと折りたたむことができる間仕切りドアのことです。
他のカーテンに比べてしっかりとした厚みがあるので、襖と同じような感覚で仕切ることができます。
壁のように見せたい方は『窓なしタイプ』のパネルドアを選びましょう。
窓面積が大きいと、圧迫感を減らしすっきりとした印象にできます。収納が見えないようくもりガラス付きのパネルドアを選びましょう。
パネルドアをつっぱり式で取り付ける場合は、こちらのつっぱりカーテンレールをご活用ください。
賃貸で押し入れカーテンにするときの注意点
ここからは、賃貸で押し入れカーテンにするときの注意点を解説します。
賃貸で押し入れカーテンを取り付けるときは『原状回復』『襖の保管場所』『騒音対策』の3つに気をつけましょう。
ネジ穴に注意!
賃貸住宅では『原状回復』と言って、退去する際に借りたときの状態に戻して返却する義務があります。
そのため、押し入れにカーテンを取り付ける際に穴を開けてしまうと、返却するときに穴埋めをしなければなりません。
場合によっては壁紙の張り替えが必要になることもあり、補修費用が高額になってしまうケースも…。
賃貸住宅にブラインドやカーテンを取り付けるときは、つっぱり式のアイテムなどネジ穴を使わずに固定できる方法を採用しましょう。
ネジ穴を使わずにブラインドやロールスクリーン、カーテンレールを設置できる専用パーツ『ワクラクプレート』もおすすめです。
木枠にギュッと固定することで、ネジ穴を開けなくてもカーテンやロールスクリーンを設置できます。

襖の保管に注意
押し入れカーテンを実践するときに、一番悩むのが「襖」の置き場所だと思います。
とくに賃貸にお住いの場合は、襖が傷つかないように気をつけましょう。
押し入れの奥に、襖を横に向けて収納している方が多いようです。(横にすると意外と入るものなんですね!)
どんな場所に収納するとしても、「襖が傷つかない場所に置く」ことを心がけてくださいね。
騒音対策に注意
賃貸やマンションでは「押し入れのすぐ奥にお隣さんのお部屋がある」と言う間取りもありますよね。
隣同士のお部屋の距離が近い中で襖を取り外してしまうと、お隣に生活音が聞こえやすくなってしまいます。
場合によっては騒音被害などのご近所トラブルに発展してしまうことも…。
騒音対策をするなら、押し入れに厚手の防音カーテンを取り付けてくださいね。
【お急ぎ便】防音効果付き!心躍る11色のカラーラインナップが魅力の日本製ドレープカーテン
『パレット ベージュ 』
お急ぎ便!幅・丈直し無料!大人可愛いくすみカラーでお部屋ごとに色を変えて揃えたくなる!遮光ドレープカーテン
まとめ
この記事では、『押し入れカーテンの選び方』と『押し入れの目隠しにおすすめのアイテム』について解説してきました。
襖の代わりにカーテンを活用すれば、押し入れの収納を広々使うことができます。
また、湿気がこもりにくいのでカビ対策にもピッタリですよ。
一方、押し入れの襖を外すと部屋の気密性が下がり、冷暖房効率が低下してしまうことがあります。
遮熱断熱性のあるカーテンを活用して、お部屋の熱を逃さないようにしましょう。
賃貸にお住いの場合は、ネジ穴を開けないつっぱり式でカーテンを取り付けてくださいね。