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コットン素材の特徴!綿との違いやメリット&デメリットについて解説
インテリア

コットン素材の特徴!綿との違いやメリット&デメリットについて解説

びっくりカーペット

衣類やタオル、ラグやカーテンなど幅広いファブリックアイテムに使われるコットン(綿)素材。

コットンは通気性・吸水性に優れているので夏のイメージが強いですが、いつはオールシーズン通して活躍してくれる万能素材なんですよ。

この記事では『コットン(綿)素材』について徹底解説したいと思います。

コットン(綿)素材とは?

コットン素材

コットンとは、アオイ科ワタ属の植物から採れる「ワタ(綿)」からできる木綿のことです。

コットンはワタの「種子毛」と呼ばれる白いフワフワから作れます。
種子毛は白い花のように見えることから「綿花」と呼ばれるようになりました。

インドでは紀元前からコットンが栽培され、布製品に活用されていたそうです。

その後、ヨーロッパや世界各地に広がり世界中で活用されるようになりました。
日本では15世紀ごろから、綿花の栽培が広まっていったと言われています。

コットンと綿に違いはある?

天然素材

コットン生地の商品を見ていると、「綿100%」「オーガニックコットン100%」など様々な表記で書かれていることがありますよね。

コットンと綿に違いはあるのでしょうか?

結論から言います。コットンと綿は同じものです!!

コットンは「綿」を意味する英語「Cotton」をカタカナ表記したものです。
コットンと綿は、どちらもアオイ科の植物から採れる綿(ワタ)を原料に作られる繊維のことであり、両者に違いはありません。

木綿と真綿の違いについて

コットン素材

「綿」と聞くと「木綿」や「真綿」もよく耳にしますよね。
同じ「綿」という漢字が使われていますが、実はまったくの別物なんです。

木綿はワタから作られるコットン繊維のことです。植物から採れる繊維のため、「木綿」と呼ばれています。

一方、真綿はカイコの繭(まゆ)から作られる繊維のことです。真綿は、ウールや羽毛と同じ動物性の繊維になります。

日本では「木綿」が伝来するまで、「真綿」のことを「綿」と呼んでいました。
その後木綿が普及したことにより、ワタから作られる繊維を「木綿」繭から作られる繊維を「真綿」と呼んで区別するようになったんですよ。

コットンの特徴:メリット

繊維製品の代表ともいえる、コットン素材。
天然素材であるコットンは、自然ならではのメリットがたくさんあります。

コットン生地のメリットは以下の通りです。

  • ソフトな肌触り
  • 通気性・吸水性に優れている
  • 水に強くお手入れしやすい
  • 染めやすく発色が良い

それぞれ詳しく解説していきます。

ソフトな肌触り

コットンのベッドカバー

コットンの魅力と言えば、ソフトでふんわりとした肌触りですよね。

コットンは柔らかい毛のような繊維で作られているため、包み込まれるような優しい手触りをしています。

チクチク・ザラザラといった刺激が少ないことから、肌着赤ちゃんの衣類や寝具にもよく使われますね。お肌が弱い方、敏感肌の人にもおすすめです。

通気性・吸水性に優れている

コットン素材のカーテン

コットンは通気性・吸水性に優れた素材です。

コットン素材は中が空洞になっているため、たくさんの水分を含むことができます。
汗などの水分も吸収してくれることから、肌着や下着にも使われていますね。

また、空洞が風の通り道となり、通気性も発揮してくれます。

呼吸するかのように水分を吸収・発散するため、暑さや湿気が気になる夏場もサラッと快適ですよ♪
保温性もあるので冬でも快適に使うことができ、季節問わず活躍してくれます

水に強くお手入れしやすい

洗濯機で洗えるラグはお手入れが超楽ちん

コットンは、天然素材の中でも水に強い素材です。

自宅でも手軽に洗濯することができ、いつでも清潔に保つことができます。
耐久性に優れているため、繰り返しお洗濯しても問題ないですよ。

また耐熱性にも優れたコットンはアイロンがけもしやすいので、シワができてしまったときも安心です。

染めやすく発色が良い

カラフルなコットン生地

コットンは染めやすい素材です。
糸の状態で染める「先染め」、生地になった段階で染める「後染め」、製品化してから染める「製品染め」など、さまざまな染色方法を使うことができます。

コットン素材は発色も良いので、豊富な柄・カラーから好みのデザインを探しやすいですよ。

コットンの特徴:デメリット

天然素材の中では扱いやすいコットンですが、デメリットがゼロと言うわけではありません。

ここからは、コットン素材のデメリットについて解説します。

コットン素材のデメリットは以下の通り。

  • 洗濯で縮んじゃうかも?
  • 摩擦で毛羽立つことがある
  • 乾きにくい
  • 色落ち・変色することがある

それぞれ詳しく解説していきます。

洗濯で縮んじゃうかも?

コインランドリー

コットンは水分を含むと膨張する素材です。
洗濯して膨張したコットンが、乾燥したときに元の形に戻ろうとすることで縮みが起こります。

そのため洗濯すると縮んだりシワになったりすることがあるので注意しましょう。

ですが、正しい洗濯方法・乾燥方法を守ることで、縮みやシワはある程度防ぐことができます。
洗濯をする前に洗濯表示を確認してくださいね。

摩擦で毛羽立つことがある

コットンの手触り

コットンには摩擦によって毛羽立ちやすいという特性があります。

ですが、残念ながら摩擦をゼロにすることは難しいです。

洗濯方法を工夫して、摩擦が少なくなるようにしましょう。

乾きにくい

インド綿ラグ

コットンは吸水性に優れている反面、水分をたっぷり吸ってしまうため乾きにくいという特徴もあります。

長時間濡れたまま放置していると、雑菌が繁殖しニオイの原因になるので注意しましょう。

特に、梅雨や夏場の湿気の多い季節にコットンを洗濯するときは、生乾きならないよう風通しの良い日を選んでくださいね。

色落ち・変色することがある

手洗いの洗濯

染色しやすいコットン素材ですが、洗濯をするときに色落ち・色移りしてしまうことがあります。
濃い色のコットン生地を洗濯するときは、白い衣類と分けて洗うようにしましょう。

コットンは直射日光に長時間晒すと黄色く変色することがあります。
洗濯表示を確認し、必要に応じて陰干ししてくださいね。

コットン素材をお手入れするときの注意点

コットン生地のカーテン

コットンのデメリットは、お手入れに関するものがほとんど。
逆に言えば、正しいお手入れ方法を知っておくことで、ある程度デメリットを減らせるということです。

そこで、ここからはコットン素材をお手入れするときの注意点を解説します。

洗濯絵表示を確認する

先ほど説明した通り、コットンは水に濡れるとシワになったり色移りすることのある素材です。

コットンは綿の品種や糸の撚り(より)方、生地の織り方などによって特性が大きく異なるため、お手入れ前に洗濯絵表示を確認しておきましょう。

洗濯機OK 手洗いOK 洗濯不可
洗濯表示
桶のマーク
手洗いできる
桶と手のマーク
洗濯不可
桶と×のマーク

出典:消費者庁HP.「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」.
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html

洗濯機OKの場合は洗濯機洗い、手洗いOKの場合は手洗いをします。
桶に×のマークが書かれているときは水洗いができません。お近くのクリーニング店にご相談ください。

洗濯ネットに入れて洗う

洗濯ネット

コットンは繰り返し洗濯ができる素材ですが、摩擦が生じると毛羽立ってしまう可能性があります。

他の衣類と一緒に洗濯するときは、洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。洗濯ネットに入れることで摩擦を抑え、コットン生地を保護することができます。

衣類やカーテンなど大型のコットン製品を洗濯するときは、こちらの洗濯ネットがおすすめです。

洗濯ネットがない場合は、コットン生地を一枚ずつ洗濯することで摩擦を減らすことができますよ。

しっかり乾燥させる

カーペットの部屋干し

コットン素材は濡れたままにしていると、雑菌が繁殖したり、シワができたりしてしまいます。
脱水した後は、できるだけ早く乾燥させましょう

コットン生地を干すときは、軽く生地を引っ張って形を整えてから干すようにするとシワができにくいですよ。
また、洗濯表示で陰干しの指示がある場合は、直射日光の当たらないところに干すようにしましょう。

室内で乾かす場合は、扇風機やエアコンの除湿機能を使うと早く乾かすことができますよ。

おすすめ!コットン素材を使ったアイテム

ここからは、当店おすすめのコットン素材を使用したアイテムを紹介します。

ナチュラルで優しい風合いをお楽しみください。

寝具

コットンのベッドカバー

コットンは寝装品で使われる定番素材です。

肌触りが良いので、リラックスしながら就寝できますよ。

ラグ

コットンラグ

サラッとした手触りの綿ラグは、夏の敷物にぴったり!

天然素材でお肌にも優しいため、赤ちゃんが過ごすスペースのマットにもおすすめですよ。

カーテン

コットン カーテン

染色性に優れたコットンは、プリントカーテンにもよく使われます。

お部屋を優しくナチュラルに彩ってくれますよ。

 まとめ

この記事では『コットン素材』の特徴について解説してきました。

ソフトで優しい手触りのコットンは、タオルや衣類、ラグなど幅広いファブリックアイテムに使われています。
吸水性・通気性に優れているので、汗ばむ季節でもサラッと快適にお使いいただけますよ。

コットン生地のメリットは以下の通りです。

  • ソフトな肌触り
  • 通気性・吸水性に優れている
  • 水に強くお手入れしやすい
  • 染めやすく発色が良い

ただし、洗濯した際に膨張した糸が元の状態に戻ろうとすることでシワになりやすいというデメリットもあります。
洗う前に洗濯絵表示を確認するようにしてくださいね。

びっくりカーペットスタッフ

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たおちゃん

この記事を書いたのは…

窓装飾プランナーの資格を取得しました。
コラムを通して、ライフスタイルに合う素敵な住まいづくりをお手伝いします。

可愛い雑貨が大好きで、お店に行くと何時間でも眺めていられるタイプです。笑
車のシート用に座布団サイズのギャッベを購入したので、遠出のドライブに行きたい今日この頃。

シアタールームを作って、ポップコーンを食べながら、大好きなディズニー映画を見るのがひそかな夢です。
憧れのマイシアター、いつか実現したいと思います!

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