「自宅のベランダをおしゃれにしたい!」と思っていませんか?
ベランダは床をアレンジすると印象が大きく変わります。
ウッドパネルや人工芝を敷き込めば、ベランダを手軽におしゃれに変身させることができますよ。
最近では、ジョイントするだけ・敷き込むだけで簡単に設置できる便利な床材も増えてきているので、DIY初心者の方もぜひチャレンジしてみてください!
この記事では、『ベランダの床をDIYする方法』と『ベランダの床におすすめのアイテム』を紹介します。
目次
ベランダのDIYに使えるおしゃれな床材
ベランダに敷くことのできる床材には、様々な種類があります。
★ベランダのDIYに使える床材★
天然木、人工木、陶器タイル、人工芝、
プラスチック、塩化ビニルなど
DIYでよく使われる天然木はナチュラルな風合いをお楽しみいただけますが、塗装などの作業が必要になることもあります。
お手入れの手軽さで選ぶなら、天然木よりも人工木や人工芝などが扱いやすくておすすめです。
デザインや使い勝手の良さなど、総合的に判断しながらぴったりの床材を選んでいきましょう。
雨風に負けない!
ベランダの床をDIYするときのポイント
ここからは、ベランダの床をDIYするときのポイントを解説します。
ベランダの床をDIYするときは、以下の4つに気をつけましょう。
- 耐水性・排水性
- 排水経路の確保
- サイズ・枚数選び
- デザイン
それぞれ順番に解説していきますね。
耐水性・排水性
床材は基本的にベランダに敷きっぱなしになるので、雨や風にさらされやすくなります。
ベランダに敷く床材は、耐水性や排水性のあるものを選ぶようにしましょう。
人工木やプラスチックなど、水に強い素材がおすすめです。
天然木を利用する場合は、耐水性を強化するための塗装が適宜必要になります。
裏面に隙間があるような、水はけの良い構造のパネルを選ぶことも大切ですよ。
排水経路の確保
ベランダの床にパネルを敷くときは、排水経路を塞がないように注意しましょう。
排水経路が塞いで水が流れなくなると、雨が降ったときに床材が浸水し劣化を早めてしまうことになりかねません。
マンションや賃貸の場合は、お隣さんのベランダへ水が流れてしまいトラブルになる可能性もあります。
排水口や排水経路の上にはパネルを敷かないように気をつけましょう。
ジョイントタイプの床材やセルフカットできるパネルなら、排水口を塞いでしまったときもその部分だけ取り外しができますよ。
サイズ・枚数選び
ベランダに使う床材を選ぶときは、サイズ・枚数選びにも気をつけましょう。
特に、パネルタイプの床材を敷き詰める場合は、商品の大きさによって必要な枚数が変わります。
パネルタイプの床材の必要枚数を計算する方法は以下の通りです。
★パネル床材の枚数計算方法
- ベランダの縦幅÷商品の縦幅=縦の枚数
- ベランダの横幅÷商品の横幅=横の枚数
- 縦の枚数×横の枚数=欲しい枚
床材がカットできるタイプの場合は、手順①②の枚数は小数点切り上げとなります。
ぴったり敷き詰めできるよう、セルフカットしていきましょう。
床材がカットできないタイプの場合は、手順①②の枚数は小数点切り捨てです。
端に少し空きスペースができてしまうことになります。
床材は少し多めに購入し、予備として持っておくと安心ですよ。
デザイン
せっかくベランダの床をDIYするなら、デザインにもとことんこだわりましょう。
天然木や人工木のパネルはナチュラルな空間を演出してくれます。
ベランピングのようにアウトドア気分を味わいたいときは、人工芝がおすすめです。
テラコッタ色の陶器のタイルなら、南欧風のテラスに仕上げることができます。
目指したいベランダのイメージを膨らませながら、どんなデザインの床材が良いのか考えてみてくださいね。
雨でも安心!
ベランダにおすすめのおしゃれな床材3選
ここからは、ベランダで使えるおしゃれな床材を紹介します。
今回は、DIY初心者さんでも設置しやすいアイテムをセレクトしました!
人工芝タイルカーペット
室内でも屋外でも使える!人工芝タイルカーペット『プラッツ』。
置くだけで簡単に敷くことができるので、DIY初心者さんにもおすすめです。
自然な芝の風合いが出るよう、複数色のパイルをミックスしています。
若葉のような優しいグリーンの『春色』、元気で青々としたグリーンの『夏色』の2色からお選びください。
屋内に敷くこともできるので、おうちキャンプを楽しみたい方にもおすすめです。
短めの毛足でゴミが入りにくく、お手入れもしやすいです。
薄型なのでハサミで自由にカットすることができます。ベランダにぴったり合わせて敷き込むことができますよ。
こちらの商品は裏面に穴があいていないので、排水経路を塞がないように気をつけてお使いください。
人工木ウッドパネル
ベランダを、あっという間にウッドデッキのように大変身!
ジョイントタイプで簡単に施工することができる人工木ウッドパネルです。
はさみでカットでき、ベランダの形に合わせて敷き込むことができます。
パネルはストライプ柄とチェック柄の2種類です。お好みに合わせて自由にコーディネートすることができますよ。
人工木を使用したウッドパネルなので、お手入れしやすく耐久性も抜群!
天然木より色褪せや腐食の心配がなく、塗装の必要もないためDIY初心者の方でも手軽にメンテナンスできます。
パネルの裏面は隙間と5mmの突起があり、排水性も高いのでガーデニングをするときにもおすすめです。
樹脂と木粉を混ぜ合わせて成形された人工木の、ナチュラルな温かみをお楽しみください。
人工芝パネル
本物の芝のような豊かな風合いをお楽しみいただける人工芝パネル!
長さ35mmの芝は、こだわりの4種の芝をバランスよく混ぜ込み本物の芝のような質感に仕上げています。
クッション性があり、裸足で歩いても心地が良いですよ。
肌着基準の低ホルムアルデヒド仕様なので、お子様の遊び場としてお使いいただいても安心です。
排水性も抜群で、お庭やバルコニーで敷きっぱなしにすることができます。
お手入れいらずで、ベランダを草原に変身させちゃいましょう!
ちなみに、こちらの人工芝パネルは、先ほど紹介したウッドパネルと組み合わせて使うことも可能です。
芝の中に道を作ったり、ガーデニングスペースを確保したり、アレンジの幅がぐんと広がりそうですね!
賃貸・マンションのベランダをDIYするときの注意点
賃貸やマンションの場合、ベランダは共有部分(他の人と共同で使うスペース)に当たります。
そのため、一軒家のベランダの場合よりも制約がかかることが多いです。
避難ハッチ・隔て板は塞がない
マンションのベランダは、非常時の避難通路としても使われる場所です。
そのため、マンションのベランダに避難の妨げになるようなものは置いてはいけないと消防法で規定されています。
とくに「避難ハッチ」や「隔て板」の周辺はスペースをしっかりと確保するようにしてください。
また、ベランダの床以外の場所もDIYするときには、置いたものが避難の邪魔にならいよう気をつけましょう。
DIYしても大丈夫か確認をする
マンションや賃貸物件の管理組合のルールによっては、「景観を損ねる行為」「ベランダでの火器の使用」「ベランダのDIY」が禁止されているケースもあります。
ベランダをDIYする前に、大家さんや管理組合に確認をとっておきましょう。
近隣への配慮も忘れずに
マンションや賃貸物件のベランダは、隣家との距離が近いためトラブルが発生しやすいです。
- 臭いの強い塗料は避ける
- 大きな音が鳴る作業は控える
- 夜中に作業はおこなわない
- デッキパネルの排水性を確認しておく
などなど、近隣への迷惑も考慮しながらDIY作業を進めてくださいね。
ベランダをさらにおしゃれに!DIYで使えるアイテム
ベランダの床をDIYしたら、他の部分ももっとアレンジしていきたくなりますよね!
ここからは、ベランダライフを快適に過ごせるおしゃれなアイテムを紹介します。
オーニング
ベランダで過ごすようになると、外からの日差しが気になりますよね。
そこで活躍してくれるのが、オーニングやサンシェードです。
サンシェードは紫外線や熱を和らげてくれるので、ベランダ生活を快適にしてくれます。
ベランダの熱が下がることで、室内の温度上昇も抑えてくれますよ。
マンションは取り付けできない場合もあるので、事前に管理組合へ確認を取っておくのがベターです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
アウトドアラグ
ベランダで座って過ごすときに大活躍してくれるのがアウトドアラグです。
おしゃれにDIYしたベランダの床にラグを敷けば、手軽にベランピングを楽しむことができます。
お手入れしやすい洗えるラグがおすすめですよ。
ベランダに敷くラグの選び方は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
観葉植物
ナチュラルなベランダを目指したいときは、自然の中にいるような雰囲気を作ることが大切です。
観葉植物を置いて、ナチュラルな雰囲気を演出しましょう。
お世話が大変なときは、フェイクグリーンがおすすめです。
水やり・お世話いらずで、ナチュラルな癒しをお楽しみいただけます。
普段は家の中に飾っておいて、ベランピングをするときだけサッと持ち出しましょう!
卓上タイプなら、ベランダへの移動も楽々です♪
まとめ
この記事では『ベランダの床をDIYする方法』について解説してきました。
ベランダのDIYに使える床材には、天然木、人工木、陶器タイル、人工芝などがあります。
ベランダは雨や風にさらされやすいので、床材は排水性や耐水性に優れたものを選ぶようにしましょう。
パネルタイプや、フリーカットできる床材ならベランダの形に合わせて自由に敷き詰めることができますよ。
ベランダをおしゃれにDIYして素敵なベランダライフを楽しんでくださいね。