「近頃、こたつヒーターの調子がよくない。」
こんなお悩みはありませんか?
スイッチを入れてもヒーターがなかなか温まらない、異音がするなど、気になる点がある場合には、ヒーターを交換すれば解決できるかもしれません。
この記事では『こたつヒーターの交換方法』について、詳しく解説していきます。
ヒーターの交換には専門的な知識・技術は必要ありません。
ネジをゆるめてユニットごと取り外し、新しいものと交換すればOK!
コツさえ押さえれば、DIYに不慣れな人でも簡単にできますよ。
もし交換用のヒーターをどれにするか迷ったら、メーカー・販売店に問い合わせることをおすすめします。
目次
こたつヒーターを交換が必要なのはどんなとき?
- スイッチを入れても温まらない。
- 異音がする。
- 「弱」設定なのに、異常に熱くなる。
こたつヒーターのこんな症状に困っていませんか。
もしかするとそれは、ヒーターの故障が原因かもしれません。
ヒーターの異変は火災などのトラブルにつながることもあるので、すぐに使用を停止してメーカーや販売店に相談しましょう。
聞き取りの結果、ヒーターに問題があると判明した場合はおそらく「①こたつを処分する」「②ヒーターを交換する」ことを提案されると思います。
(ヒーター故障以外に考えられる不具合の原因としては、「電源プラグが入っていない」「ブレーカーが落ちている」「電子コントローラーが「切」になっている」「温度制御が働いている」「ファンやモーターの動作音であり、故障ではない」などがあります。)
壊れていなくても交換してOK!
今の段階で特に不具合が発生していなくても、
- 古いこたつだから、経年劣化が心配。
- パワフルな最新式ヒーターに取り替えたい。
- 電気代を安くしたい。
など、こたつのヒーターを交換したいタイミングもありますよね。
そんなときは新しいヒーターユニットを別途購入して、自分で交換しましょう。
ヒーターにはいくつか種類があり、温まり方や形状などの特徴が異なるので、好みに合わせてカスタマイズするのもおすすめです♪
先に手を加えると保証の対象外となることがあります。
こたつヒーターの交換方法は簡単♪
「こたつヒーターの交換って、難しそう・・・」という印象はありませんか?
そもそも交換できるということを、初めて知った!という方も多いのではないでしょうか。
なんとなくは電気系統は「さわるな、危険!」というイメージがありますよね。
(素人が下手にいじると大変なことになる、みたいな・・・。涙)
ですが、こたつヒーターの交換は簡単です!
難しい知識や技術は何も必要ないので、コツさえ押さえておけば日曜大工が不慣れな人でもさくっとできますよ♪
こたつヒーターの交換は、天板裏の木枠にはまっているヒーターユニットを外して、新しい物を取り付けるだけで完了!です。
ヒューズ、コード、電気プラグ・・・うんぬんはいじらなくていいので、気軽にトライしてみましょう。
★こたつヒーターの交換方法
こたつヒーターは天板裏の木枠にネジで固定されています。
ヒーターユニットを交換する場合には、ネジをゆるめて取り外すことができます。
ネジをゆるめるとユニットがかぽっと外れるので、ユニットを丸ごと交換しましょう。
分解、修理、改造などユニット本体に直接手を加えると、火災・感電・けがの原因になります。
交換するときには「ユニットごと取り替える」を心がけましょう。
フラットヒーター(平面状のヒーター)は、木枠ではなく天板裏に直接貼り付けて固定されていることが多いです。→後半で詳しく解説しますね♪
※ヒーターの交換方法は製品によって異なります。こたつの説明書の記載をご確認ください。
こたつヒータユニットの選び方!3ステップで解説
こたつヒーターの交換は簡単♪にできるのですが、新品ヒーターを選ぶときには少し注意が必要です。
交換用ヒーターなら何でもOK!というわけではないので、取り付け方法やサイズをよく確認してから購入しましょう。
ここからはこたつのヒーターユニットを選ぶときのポイントを、3つのステップにまとめて解説します。
実際に購入してから「規格が合わなくて取り付けられない!」なんて悲劇が起こらないように、次の点に気を付けて選びましょう。
STEP① 交換できるのかを確認する
まずはじめに、一番大切なことを確認します。
それは「こたつヒーターが交換できる仕様になっているかどうか?」ということです。
こたつを裏返しにして次の項目をチェックしてみましょう。
- どんな形状のヒーターがついていますか?
- どのように取り付けられていますか?
- 取り外して交換することはできそうですか?
こたつの中には残念ながら、ヒーターを交換できない仕様のタイプもあります。
ヒーターが木枠にネジで固定されているタイプなら、交換できる可能性が高いです。
一方、木枠のないヒーターの場合はどうでしょうか。
木枠なしの場合、交換は難しい
フラットヒーターのように面状で天板の裏にぺたっと貼り付けてあるタイプだと、そもそも取り外しができないケースがあります。
つまり、ヒーターを固定する木枠自体がないパターンのことです。
まずは、ヒーターがどのように固定されているかをよく確認するようにしましょう。
もしフラットヒーターが温まらなくなった(もしくは初めから物足りなく感じる)場合には、別売りのフットヒーターを使ってみるのもおすすめです。
STEP② 木枠寸法を採寸する
市販されいるこたつヒーターのサイズは、取付枠サイズ「29㎝角」に対応しているのが一般的です。
また、取り付けネジの間隔によって調整することで「29×33㎝」「33㎝角」の木枠にも共用できるタイプもあります。アジャスター式は助かりますよね!
サイズ間違いをしないためにも、こたつ本体の木枠サイズを正確に採寸してからヒーターユニットを選びましょう。
★古いこたつに要注意!対応サイズがない可能性あり
昔からあるこたつだと「そういえばこれ、いつからうちにあったんだっけ・・・?」と思うこともありますよね。
そんな年季の入ったこたつのときには、特に注意が必要です。
対応しているこたつのユニットヒーターが見つからず、交換できなくなる可能性が高くなるのです。
交換用ユニットがない場合には新品のこたつに買い替えるか、別売りのフットヒーターを活用してもいいでしょう。
STEP③ ヒーターの種類を選ぶ
こたつのヒーターの主な種類は次の3つ。
- フラットヒーター
- 石英管ヒーター
- ハロゲンヒーター
温まり方、形状、消費電力などにそれぞれ特徴があるので、好みに合わせてぴったりの物を選びましょう。
最近買ったばかりの新品のこたつであっても、実際に使ってみると「音がうるさい」「熱量が足りない」など不満に思うことがありますよね。
そんなときにはヒーターを交換するとこたつへの満足度(快適性)がぐっとアップするので、ぜひ検討してみてくださいね。
次の項からは、ヒーターごとの特徴を順番に紹介していきます。
こたつヒーター(1)フラットヒーター
スリムなフラットヒーターは、出っ張りが邪魔になりません。
足の出し入れがスムーズで、こたつの中を広々使えます。
こたつとしてだけではなく、ローテーブルとしても1年中使いたい人におすすめです。電気代がお得な省エネタイプ♪
▼フラットヒーターのおすすめこたつ▼
飾らないシンプルデザインがおしゃれ。黒い足が空間を引き締めるこたつテーブル
『レボーグ ブラウン 約120cmx70cmx40cm』
冬も夏もオシャレなフォルム。オールシーズン使えるこたつテーブル
こたつヒーター(2)石英管ヒーター
石英管ヒーターは、体の芯までじんわり熱を届けてくれるヒーターです。
スイッチを入れてから暖まるまで、少し時間がかかります。
こたつの中で長時間ゆっくり過ごしたい方や、冷え性体質の方におすすめです。
(「朝出かける前に、5分だけあったまりたい」という方には、即暖性のあるハロゲンヒーターがいちおし。)
▼石英管ヒーターのおすすめこたつ▼
こたつヒーター(3)ハロゲンヒーター
パワフルなハロゲンヒーターは、スイッチを入れたらすぐ暖まる「即暖性」が魅力です。
消費電力は他のヒーターと比べるとすこーしだけ高めにはなりますが、大差はありません。
パワー重視!の方や大きいサイズのこたつやハイこたつを購入する方には、ハロゲンヒーターがおすすめです。
▼ハロゲンヒーターのおすすめこたつ▼
ヒーターの種類ごとの特徴については、こちらの記事で詳しくご紹介しています♪
気になる方はご参考にどうぞ!
こたつヒーター交換にかかる費用はどれくらい?
市販のこたつヒータユニットは、だいたい5000円前後で販売されています。
(※商品によってお値段は異なるので、購入時にご確認ください。)
こたつを丸ごと買い替えるよりもずっと安上がり♪なので、もしヒーターの調子が悪くて困っているなら新しいヒーターに交換しちゃいましょう。
こたつ本体の価格は、安くても1万円以上しますよね。
そして新しく買い替えるとなると、古いこたつを処分する手間も発生します。
(粗大ごみに出すときって、手続きが面倒だったり、運び出しが大変だったり。手間ひまがかかりますよね。)
買い替えする場合と比較すると、こたつヒーターの交換は安上りで簡単です♪
こたつ本体を長く愛用する方法としておすすめなので、ぜひ検討してみてくださいね。
こたつのヒーターユニットはホームセンターや家電量販店などの実店舗ではもちろん、アマゾンや楽天などの通販サイトからも購入できますよ。
なるべく安く購入したいなら、シーズンオフで販売価格が下がっているタイミングを狙うのもおすすめです。
メーカー・販売店に問い合わせよう
交換用のこたつヒーターをどれにするか迷ったら、メーカーや販売店に問い合わせるのが確実です!
よくわからないまま購入すると失敗してしまい、また買い直さないといけなくなるかもしれません。
ということで、事前にメーカー・販売店に相談することをおすすめします。
またメーカーの問い合わせ先は「テーブルや椅子」に関する相談と「ヒーターユニット・電気コード」に関する相談とでは異なることが多いので、間違いのないように注意しましょう。
ちなみにこたつヒーターは「メトロ」「森田電工」が多くのシェアを占めています。
あなたのお家にあるこたつにも、このどちらかのメーカー名が記載されているかもしれませんね。
相談する前に「品名」「形名」を控えておくとスムーズ
メーカー・販売店に問い合わせる前に、以下の点を確認しておくとスムーズです。
「品名」「形名」を調べておきましょう。
取り扱い説明書が手元にない場合にはこたつの天板を外し、本体上面の貼り付けラベルを参照します。
保証期間内なら、交換する前に相談を
こたつに保証がついている場合には、今が対象期間なのかをチェックしましょう。
一般的には購入してから1年間を保証期間として定められていることが多いです。
保証期間内のこたつの調子が悪いときには、まずは販売店に問い合わせの電話をしましょう。
通常の使用の範囲で発生した不具合については、無料で修理や交換などの対応をしてもらえます。
保証書(取扱説明書に添付されていることが多い)に「販売店名」と「お買い上げ日」が記入されているはずなのでそれを確認して伝えましょう。
こたつの新調をご検討の方は、びっくりカーペットのこたつ特集をぜひご覧ください♪
まとめ
この記事では、こたつヒーターの交換方法についてご紹介してきました。
電気関係は難しい印象があると思いますが、こたつヒーターの交換ではコードやヒューズなどを触る必要はありません。
ユニットヒーターはネジなどで固定されていることが多いので、ドライバーを取り外して新しい物を取り付けましょう。
ヒーターユニットはサイズが合っていなければ取付けできないので、本体の木枠内寸を正確に採寸することが大切です。
どれにするのか迷ったら、メーカーや販売店に問い合わせて確認してから購入しましょう。