内側から外側に圧を加えて(つっぱって)固定するロールスクリーンを”つっぱりロールスクリーン”と言います。
ネジ穴いらず!工具不要!で、簡単に取付けられるのが魅力。
見た目もシンプルなので、すっきり美しく仕上がります。
- 賃貸だから穴を開けたくない。
- 日曜大工は苦手。
- 簡単にさくっと取り付けたい。
こんなときには、是非つっぱりロールスクリーンをご検討ください。
目次
つっぱり式のロールスクリーンとは?
ロールスクリーンは木枠などに穴を開けてネジで固定するケースが一般的です。
ですが、ネジ穴を開けるのってものすごく勇気がいりますよね・・・!
「うちは賃貸だからネジは使えないし、ロールスクリーンは無理。」とあきらめている人も多いのではないでしょうか。
そんなとき、おすすめなのは”つっぱり式のロールスクリーン”です。
つっぱり式のロールスクリーンとは、内側から外側に圧を加えて(つっぱって)固定するロールスクリーンのこと。
イメージとしては”つっぱり棒”の仕組みと同じで、工具を使わずネジ穴もあけず取り付けることが可能です。
つっぱりロールスクリーンには、主に次の3種類があります。
- 一体型のシンプルなタイプ
- 専用バーとスクリーン生地を組み合わせるタイプ
- つっぱり棒などを組み合わせて自作!?するタイプ
「見た目の美しさ」「必要サイズ」「設置場所」「費用」などを考えながら、どのタイプがぴったりか選びましょう。
①一体型つっぱりロールスクリーン
「メカ部分(本体)+スクリーン生地」が一体型になっているのがこのタイプ。
わざわざ別売り商品を購入したり、本体とスクリーンを組み合わせる手間もかからず取り付けも簡単です。
上部のメカ部分(巻き上げ部分)がコンパクトにまとまっていたり、金属部が見えないようにカバーされているなど、見栄えよくする工夫も施されています。
★一体型つっぱりロールスクリーンの特徴★
- 見た目がシンプルですっきりまとまる。
- 別売りでスクリーン生地を購入する必要がない。
- 比較的リーズナブル。
- 取付けが簡単。
- 浴室など、湿気の多い場所への設置には注意が必要。(取付け可能な場所は製品によって異なるため、ご確認ください。)
②専用つっぱりバーを使用したロールスクリーン
ロールスクリーンをつっぱって固定するために、まず「テンションバー(専用バー)」を装着してからスクリーン生地を取り付ける方法もあります。
※専用バーはこんな感じです。
この場合「専用つっぱりバー(テンションバー)」と「スクリーン生地」を別途購入する必要があり、合計金額で比較すると一体型よりも割高になるケースが多いです。
また粘着シールでパーツを取り付けるタイプでは、はがすときに塗装がはげる可能性もあるのでご注意ください。
一方専用バーを取り付けるメリットは、浴室にも取り付け可能なこと。
(取付け可能な場所は製品によって異なるため、ご確認ください。)
湿度の多い場所への取り付けを予定しているのであれば、専用バーとスクリーンの組み合わせをご検討ください。
★専用バーを使用したロールスクリーンの特徴★
- 本体部分がむき出しになるため、デザイン性はやや劣る。
- 粘着テープをはがす際、塗装がはげる可能性がある。
- 浴室への取付け可能な商品もある。
- 価格が割高になりやすい。
③つっぱり棒で自作!?ロールスクリーン
100円均の突っ張り棒などを活用して自作ロールスクリーンを作成する人もいるようですが、スクリーン生地を昇降する仕組みを導入するのは難しいので「のれん」や「すだれ」のような降ろしっぱなしスタイルが現実的かもしれません。
ただし、小さな窓の目隠しが目的なら「つっぱり棒+布」の組み合わせでも十分かもしれないのでDIYにトライしてみてもいいでしょう。
つっぱり棒を選ぶ際には、落下を防ぐためスクリーン生地の重さも考慮し、必要な耐荷重をクリアしたものにする必要があります。
DIYのメリットには自分の好きな布を選び、インテリアに取り入れられるという楽しさがありますよね。
「ロールスクリーン作成キット」なるものも販売されてます。
布はご自身で用紙しなければなりませんが、「DIYでロールスクリーンをつくりたい!」という方にはおすすめです。
市販のロールスクリーンを解体してスクリーン生地を好みのものに付け替えることもできなくはありませんが「ほつれが発生しない端処理」や「巻きズレを起こさない精度の高いカット」が必要で難易度高めなので、専門店としてはおすすめできません。
DIYしたい場合は、専用品を買う方が安くきれいに仕上がります。
★つっぱり棒で自作するロールスクリーンの特徴★
- つっぱり棒で自作する場合は降ろしっぱなしが基本。(※専用品を使う場合は別!)
- つっぱり棒を選ぶ際には、耐荷重をクリアしているか確認する。
- 好きな布を組み合わせる楽しさがある。
用途に合わせてつっぱりロールスクリーンを選ぼう
つっぱりロールスクリーンにはいくつか種類があるので、優先させたい条件にあわせて選びましょう。
浴室など特殊な環境に設置する場合を除いては、安くて取付けが簡単な一体型つっぱりロールスクリーンがおすすめです。
【びっくりカーペット】オリジナル!つっぱりロールスクリーン
ここからは、一体型のつっぱりロールスクリーンをお探しの方に向けて当店のオリジナル商品をご紹介していきます。
「取り付けの手軽さ」「リーズナブルな価格」「最短翌日出荷」と簡単!安い!早い!の3拍子が揃った商品なので、是非ご検討ください。
簡単!5つの取付けステップ
当店オリジナル「つっぱりロールスクリーン」の取り付けは、とっても簡単!
ネジも工具も不要!5つのステップであっという間に完了します。
本体の伸縮箇所を押しこみながら取付け、ダイヤルを回して固定するだけです。
写真をまじえつつ、取付け方法を順番に解説していきますね。
①片側を設置箇所にあてる。
②本体の伸縮箇所を押しこみながら、配置。
③左右へテンションがかかり、本体が固定されているかを確認
④テンショングリップを回して本体を固定
⑤ぐらつきの確認
⑥取付け完了!
ちなみに、うちのオフィスでも扉枠にも取り付けています。↓
※こちらはサンプル品につき、通常よりもスクリーンと扉枠のすき間が広めの仕上がりになっております。
通常のご注文時には、上の写真よりもすき間幅が少ないもの(約1㎝)をご提供させていただきます。
ぴったりサイズをオーダーできる!幅2.4mまで製作可能
【びっくりカーペット】のつっぱりロールスクリーンは、設置箇所に合わせてサイズオーダーすることができます。
すき間の少ないぴったりサイズの方が、すっきりと美しく仕上がるのでうれしいですよね。
なおサイズは最大幅2.6m✖高さ2.7mまで製作可能です。(非遮光タイプの場合)
一般的な幅の窓・押入れならだいたいカバーすることができるサイズ展開なので、「つっぱりロールスクリーンにしたいけど、欲しいサイズに対応した商品がない。」と断念していた方はぜひご検討ください。
◇ロールスクリーン対応サイズの例【非遮光タイプ】
落下の心配について
つっぱり棒といえば「落ちる」というイメージがありませんか?
実は私も、つっぱり棒に不信感を抱いている一人でした。
設置していたつっぱり棒がガシャンと音を立てて落下、その衝撃で二次被害が発生したことも数知れず・・・。
(何の前触れもなく、落ちるのでどっきーんとします。汗)
今にして思えば、落下したつっぱり棒には「設置面(直径)が小さい」「すべり止め加工が施されている」などの特徴があったのですが(安さにひかれて買いました)のですが、その経験から「つっぱり棒=落下する」というイメージがすっかり定着していたんです。
なので、
「つっぱりロールスクリーンって、落下しないの?ほんとに大丈夫?」
と心配になる気持ち、よくわかります。
ご安心ください!つっぱり式のロールスクリーンは、一般的なつっぱり棒よりも設置面積がぐんと広く、しっかりと固定されています。
正しい方法で固定すれば、通常範囲で落下するようなことはありませんので安心してご使用ください。
つっぱりロールスクリーン設置の注意点
つっぱりロールスクリーンは設置場所によっては取り付けられない場合があります。
ご購入前に次のポイントを確認したうえで取付けを行いましょう。
★つっぱりロールスクリーンを設置するときの注意★
- 取付け箇所に60㎜以上の幅がある。(本体直径がおさまるサイズが確保できる。)
- 取付け箇所が平行・水平である。
- 下地に強度がある(つっぱりに耐えられる)。
- 油汚れやほこりが付着していない。
- 凹凸のある壁面、布壁、土壁、砂壁、パンチングボードなどへの設置は不可。
- 浴室など湿度の高い場所への設置は不可。
つっぱりロールスクリーン!おすすめ6選
当店びっくりカーペットでは、機能もデザインも充実したオリジナルのつっぱりロールスクリーンを多数ご用意しております。
圧迫感のないほどよい透け感のあるものがいいなら「非遮光タイプ」がおすすめ。
リビング階段や部屋の間仕切りとして使うなら、部屋の熱気・冷気を逃さない「遮熱・断熱タイプ」がおすすめです。

階段など狭い場所で使用したい場合や、窓枠の隙間を減らしたい場合はスリムタイプがおすすめです。
まとめ
つっぱりロールスクリーンには「一体型」「専用バーで取り付けるもの」「自作!?するもの」など、いくつか種類があります。
商品によってはスクリーン生地の種類が豊富なものもあるので、設置場所・設置の目的・好みに照らし合わせてお気に入りの1枚をさがしましょう。
見た目をきれいに仕上げたいなら、取付け箇所に合わせてサイズ指定できるオーダーロールスクリーンがおすすめです。
欲しい場所にぴったりのサイズで取り付けることができますよ!