リモコン一つで手軽に操作できる、電動ロールスクリーン。
複数の窓を同時操作したいときや、吹き抜け窓のような高い場所にある窓に設置することが多いですよね。
一方で、「どんな窓に向いているのかな?」「コンセントはどこにつければいいの?」などわからないことも多いのではないでしょうか?
買ってから後悔しないためにも、どんな特徴があるのかきちんと知っておきたいですよね。
そこでこの記事では、『電動のロールスクリーンの魅力』と『電動ロールスクリーンのコンセント位置を決めるポイント』について解説します。
便利な電動ロールスクリーンで、スマートな暮らしを目指しましょう!
目次
電動ロールスクリーンとは?
文字通り、電動で昇降操作できるロールスクリーンのこと。
リモコンのボタン操作で、スクリーンを上げたり下げたりすることができます。
最近では、スマートスピーカーやスマートフォンと連携することで音声操作できるロールスクリーンもあるんですよ。
ハイテクノロジーは、インテリアの世界にも普及してきているんですね。
電動ロールスクリーンのメリット
電動ロールスクリーンは、普通のロールスクリーンとは違ったメリットがたくさんあります。
★電動ロールスクリーンのメリット
- 昇降操作が簡単
- 手の届かない窓でも操作できる
- 複数の窓を同時に操作できる
- 見た目がすっきりする
- チェーンが絡まる心配がない
電動ロールスクリーン最大のメリットは、自動で昇降操作してくれることです。
そのため、吹き抜け窓のような手の届かない場所にある窓でも開閉することができます。
機能によっては、複数の窓を同時に操作することもできるんですよ。
操作するためのチェーンがないため、見た目もスッキリしています。
操作チェーンで子どもが遊んでしまう危険もないため、小さいお子さんがいるご家庭でもお使いいただけますよ。
電動ロールスクリーンのデメリット
一方、電動ロールスクリーンにはデメリットもあります。
★電動ロールスクリーンのデメリット
- 手動よりも高価になる
- コンセントがないと設置できない場合がある
電動ロールスクリーンは、手動のロールスクリーンと比べるとどうしても費用が高額になってしまいます。
その分、利便性はかなりアップするので、使い勝手とコストを天秤にかけてじっくり検討しましょう。
また、電動ロールスクリーンは電源が必要となります。
そのため、コンセントがないと設置できないことがあるので注意が必要です。
コンセントがない場合は増設するか、コンセントなしで操作できるタイプを選ぶようにしましょう。
※その他のロールスクリーンの操作方法についてはこちらの記事をご覧ください。
コンセントの位置を決めるポイント
コンセント式の電動ロールスクリーンを取り付ける場合は、ロールスクリーンの近くにコンセントが必要になります。
★電動ロールスクリーンの電源の種類
電動ロールスクリーンにはコンセント式と、充電式があります。
コンセント式のロールスクリーンを動かすためには、ロールスクリーンの電源ケーブルが届く範囲にコンセントが必要です。
一方、充電式は、充電ケーブルなどを使って電動ロールスクリーンを充電して使います。
ここでは、電動ロールスクリーンで使うコンセントの位置を決めるときのポイントを解説します。
『右側』や『上側』に設置する
日本メーカーの電動ロールスクリーンは、ロールスクリーン本体の右側から電源コードが出ていることが多いです。
そのため、コンセントを増設する場合はロールスクリーンの右側に設置しましょう。
壁際や窓枠内に設置する場合、右側にスペースがないこともありますよね。
そんな時は、天井や窓枠上部などロールスクリーンの上側にコンセントを設置するようにしましょう。
電源コードに近い場所にコンセントを設置することで、すっきりした見た目になりますし、コードが絡まる心配もなくなります。
適切な電源コードの長さを選ぶ
電動のロールスクリーンは、商品によって電源コードの長さが変わります。
短いものだと1m程度、長いものだと5m程度がおおよその目安です。
コンセントが届かないと使えないですし、逆に長すぎると見栄えが悪くなってしまいます。
取り付ける場所や電源の位置を確認し、コードの長さを決めるようにしましょう。
エアコンのコンセントに注意
実は、壁の上部にコンセントが設置されていることは多いです。
ですが、壁上部のコンセントをロールスクリーンに使うのは、ちょっと待って!
実は壁の上部に設置されているコンセントは、エアコン用のコンセントである場合が多いんです。
そのため、電動ロールスクリーン用のコンセントとしては使えないことがあります。
特に新築でエアコンがまだ設置されていないときは勘違いしてしまいやすいので気を付けてくださいね。
延長コードを活用する
ロールスクリーンの近くにコンセントがない場合、コンセントを増設することになります。
既存の電気配線から分岐させたり、分電盤から専用の配線を引いたりしなければなりません。
また、コンセントはDIYで増設することが難しいため、業者に工事を依頼すると費用が高額になってしまうこともあります。
「見栄えが多少悪くなっても大丈夫!」という場合は、ロールスクリーンの右下あたりに延長コードを設置しましょう。
延長コードを購入するだけで、工事なしでも電動ロールスクリーンを設置することができます。
ただし、吹き抜け窓などコードが届かない高さの窓の場合は対応できないので注意しましょう。
当店おすすめ!コンセント不要の『充電式』電動ロールスクリーン
複数の窓に電動ロールスクリーンを設置すると、コンセントのコードが足りなくなってしまうこともありますよね。
また、吹き抜け窓でコードが届かない場所にロールスクリーンを設置したいこともあると思います。
そんなときに、おすすめなのが充電式の電動ロールスクリーンです!
充電式のロールスクリーンなら、コンセントがなくても昇降操作することができます。
1回の充電でおよそ半年ほど使えるので、メンテナンスの手間もなく気軽に使うことができますよ。
充電式の電動ロールスクリーンは、充電するとき以外はコードも必要ありません。
コードレスなので、見た目もスッキリ!
吹き抜け窓など、コンセントが近くにない窓にもおすすめですよ。
ロールスクリーンの生地は、インテリアに合わせて使いやすい全8色展開!
自然な色合いなので、お部屋に優しく馴染んでくれますよ。
当店では、遮光タイプと非遮光タイプの2種類の電動ロールスクリーンをご用意しています。
複数の窓に取り付けたロールスクリーンを1台のリモコンで操作したいときは、別売りの『15チャンネル用リモコン』をお買い求めください。
1台のリモコンで、最大15個まで個別にロールスクリーンを操作することができます。
電動ロールスクリーンのおすすめ活用法
最後に、電動ロールスクリーンのおすすめ活用法を解説します。
日々の暮らしをスマート&便利にしていきましょう!
吹き抜け窓&高窓
吹き抜け窓や高窓の日差し対策に、電動ロールスクリーンを活用しましょう。
電動ロールスクリーンのメリットは、リモコンで操作できるところです。
高い場所にある吹き抜け窓や高窓も、電動ロールスクリーンなら簡単に開閉できます。
開き具合を自由に調節することもできるので、季節や日差しの強さに合わせて、日光を取り込む量を調節できますよ。
大きな窓
上下に開閉するロールスクリーンは、掃き出し窓のように大きな窓だと操作が重くなってしまうのがデメリットです。
電動ロールスクリーンなら、大きな窓でもボタン一つで楽に開閉することができますよ。
高層マンションだと眺望のために、大きな窓が連なっていることもありますよね。
電動ロールスクリーンなら、日差しが強くなったときや、外が暗くなった時に同時に開閉操作できるので便利ですよ。
子どもやペットが過ごす部屋
子ども部屋やペットがいる部屋にロールスクリーンをつけるとき、操作チェーンで遊んでしまわないか心配ですよね。
チェーンが身体や首に巻き付いてしまうと、思わぬ事故につながってしまうこともあります。
電動ロールスクリーンならチェーンが必要ないので、子どもやペットが過ごす部屋でも安心してお使いいただけますよ。
複数の窓があるリビング
家族が集まるリビングは、とくに採光性を高めるために大きな窓が設置されたり、スリット窓や吹き抜き窓が設置されていることも多いです。
お部屋が明るくなるのは嬉しいですが、窓の数が多いと、いちいちロールスクリーンを開けるのが面倒ですよね…。
朝はすぐに出かけるから、カーテンを開かないという方もいるのではないでしょうか?
そんなとき、電動ロールスクリーンなら、リビングにある複数の窓をリモコン一つで開閉操作することができます。
同時操作で開閉できるので、労力も時間も大幅にカットできますよ。
忙しい朝も、お日様を浴びて気持ちよく一日をスタートさせましょう!
プロジェクターのスクリーンとして使う
プロジェクターのスクリーンの代わりとして、電動のロールスクリーンを使うこともできます。
電動巻き上げの専用プロジェクタースクリーンは、10万円以上コストがかかってしまうことも多いです。
一方、電動のロールスクリーンであれば、90インチのスクリーンを2万8千円程度で購入することができます。かなりお安いですよね!
操作チェーンもなく、使わないときはコンパクトに巻き上げられるので、リビングの天井に設置しても邪魔にならないですよ。
投影用のスクリーンとして使うときは、1級遮光の生地を選ぶようにしましょう。
まとめ
この記事では、『電動のロールスクリーンの魅力』と『電動ロールスクリーンのコンセント位置を決めるポイント』について解説してきました。
電動ロールスクリーンはリモコンで昇降操作ができるため、吹き抜けのように手の届かない窓や、開閉操作が大変な大きな窓におすすめです。
操作チェーンがいらないので、子供がチェーンで遊んでしまうリスクもなく安全にお使いいただけますよ。
電動ロールスクリーンを設置するときは、電源を確保する必要があります。
壁上部にあるコンセントはエアコン用のコンセントである場合が多いので、別途電源を確保するようにしましょう。
電源を確保するのが難しい場合は、充電式の電動ロールスクリーンが便利ですよ。
操作しやすく便利な電動ロールスクリーンをぜひ活用してみてくださいね。