ひんやりさらさらの竹ラグは、汗ばむ季節にぴったり!
夏用のラグに欲しいと思っている人も多いのではないでしょうか?
だけど、気になるのは『デメリット』ですよね。
いざ使い始めてから「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないように、竹ラグのデメリットについてもしっかり把握しておきましょう。
この記事では『竹ラグの種類と特徴』『メリット&デメリット』について、くわしく解説していきます。
目次
竹ラグの種類
竹ラグの種類には、「①竹板のラグ」と「②竹ひごのラグ」の2タイプがあります。
【竹板のラグ】
【竹ひごのラグ】
「竹ラグ」と聞いてイメージするのは竹板のラグで、竹ひごのラグは知らなかった人も多いのではないでしょうか?
どちらも天然竹ならではの『ひんやり涼感』を楽しめますが、見た目の印象、ふみ心地、肌ざわりが全然ちがいます。
竹ラグには「竹板のラグ」と「竹ひごのラグ」の2種類のタイプがあります。
メリット&デメリットをチェックしながら、どちらがいいか選びましょう。
「竹板ラグ」のデメリット
竹板ラグのデメリットは、次の4つです。
- ラグの表面がやや硬い。
- 折れ、割れ、色むらがある。
- 飲み物をこぼしたら、基布に染みこむ。
- コンパクトに折りたためない。
デメリット① ラグの表面がやや硬い
天然の竹を使用しているので、繊維素材のラグと比較するとやや硬めです。
特に裏にクッションがついていない場合は、寝転がっていると体が痛くなっちゃうかも・・・。
そこでおすすめしたいのが、ウレタンつきの竹ラグです。
クッション性があるので、踏み心地ふっくら。
竹だけのラグだとお尻が痛いけど、ウレタンつきのラグなら硬さがだいぶ緩和されるので、フローリングの上に敷いても心地よく過ごせます。
デメリット② 折れ、割れ、色むらがある
天然の竹を加工しているので、折れ・割れ・色むらが時折発生します。
縁にテープを縫い付ける工程で、竹材にひびが入ってしまうこともあります。
竹ラグをご購入されるときには、このようなデメリットも天然素材の特性としてご理解いただけると幸いです。
デメリット③ 飲み物をこぼしたら、基布に染みこむ
竹ラグには、はっ水加工がついていません。
つまり竹ラグの上で飲み物をこぼすと、裏面のウレタンまで染みこんでしまうこともあるのです。
隙間から水分が浸透してしまうと、お手入れが大変かも・・・涙
こぼしたのが水やお茶なら乾燥させれば大丈夫ですが、ジュースや牛乳だったら、臭いやカビの原因になることがあります。
たとえ表面の水分をふき取れても、下側のウレタンに染みこんでいることがよくあります。
パッと見た感じが大丈夫そうでも、念のために乾燥させるようにしましょう。
濡れたままの状態で敷きっぱなしにしていると、竹ラグだけでなく、フローリングや畳にカビが生えることがあるので注意してくださいね。
もし飲み物をこぼしてしまったときには、すぐに拭きとる!
そして、裏面を表にして陰干し!(直射日光の当たらない屋外で干す)
しっかり乾燥させてくださいね。
竹ラグの上で、食べ物や飲み物をこぼさないように気を付けましょう。
デメリット④ コンパクトに折りたためない
竹板のラグは竹でできているので、コンパクトに折りたたむことはできません。
ですから、収納するときはくるくる巻くスタイルです。
丸巻にすると高さがあるので、折りたたむよりも収納場所に制限がありますよね。
120㎝~180㎝くらいの筒状になるので、クローゼットや押入れの中にスペースがあるかどうかも、購入前に確認しておきましょう。
竹ラグは比較的リーズナブルなアイテムなので収納せずに、1シーズンごとに買い替えている方も多いようです。
「小さく折り畳める竹ラグが欲しい!」という方には、後でご紹介する竹ひごラグがおすすめです。
ラグの収納場所は、盲点になりがちなので注意しましょう!
折りたためない竹ラグを購入するときには、丸巻で収納できる場所があることを確認してくださいね♪
「竹ひごラグ」のデメリット
竹ひごラグのデメリットは、次の2つです。
- 竹っぽさに欠ける?
- 曲がり、変色、割れ、色むらがある。
デメリット① 竹っぽさに欠ける?
竹ひごのラグは、竹板のラグと比べると「THE・竹」な雰囲気は少ないです。
竹特有の風合いに憧れてる人が竹ひごラグを買ったら、「ん?これってほんとに竹なの?」と疑問に思うかもしれません。
(もちろん竹です!!)
竹ひごとは、竹の茎を細かく割って棒状にしたもののこと。
これを編み上げてラグにしているので、自然素材ならではのナチュラルな風合いを楽しめます。
パッと眺めた感じはあまり竹っぽくないのですが(イメージ的には麻っぽい感じです)、触れてみるとひやっと冷たい!ので、見た目とのギャップに驚きます。
裏面にウレタンがついているタイプなら、踏み心地がふっくら柔らかです。
表面もしなやかなので、寝転んだときにゴツゴツしません。
夏の休息にぴったりなアイテムです♪
竹ひごラグは、ひんやり&ふっくら♪を堪能できます。
コンパクトに畳んで収納できるのも、うれしいポイントですね。
デメリット② 曲がり、変色、割れ、色むらがある
竹ひごラグには、曲がり、変色、割れ、色むらなどが時折見られます。
よく見たら少し凹んでいたり、色が変わっていたりするところがあるのです。
このような特性も含めて、天然素材のよさとしてご理解いただけると幸いです。
ひんやり涼感!竹ラグのメリット
竹ラグのメリットは、次の3つです。
- ひんやり冷感
- 抗菌・防臭効果
- モダンでおしゃれなデザイン
「夏もラグを敷きたいけど、暑苦しくなるのがイヤ~~」と思っている人は、ぜひ竹ラグを試してみてくださいね。
メリット① ひんやり涼感
竹ラグの魅力といえば何と言っても!ひんやり冷たい肌ざわりです。
竹は熱伝導率の高い素材。
身体にこもった熱が竹にうつるので、体感で1~3℃ほど涼しく感じられます。
汗ばむ季節でも、ひんやりサラサラ。
夏にぴったりな涼感ラグなのです。
実際に触ってみるとその凄さがわかるのですが、触れた瞬間に体の熱がすっとひいていくような感じがします。
よりサラッとした触り心地がお好みの方は、竹ひごのラグがおすすめ!
竹ひごを編み上げているラグなので肌への接地面が少なく、汗ばむ季節もべたつかず、ひんやり快適に過ごせます。
汗っかきの人はぜひ、竹ひごラグを検討してみてくださいね♪
竹は熱伝導率が高い素材なので、肌が触れるとひんやり冷たく感じます。
竹ラグは夏にぴったりなラグです!
メリット② 抗菌・防臭効果
高温多湿になる夏は、雑菌の繁殖が気になる季節です。
ラグは直接肌が触れるので、汗の臭いなども気になりますよね。
竹には天然の抗菌作用があります。
雑菌の繁殖を防いで、それによる臭いの広がりを抑制してくれるんです。
普段の暮らしで使うラグだからこそ、清潔に使えるとうれしいですよね!
メリット③ モダンでおしゃれなデザイン
空間をモダンに演出する、おしゃれなデザインが魅力です。
竹ならではのナチュラルな風合いを楽しめます!
竹板タイプは竹の模様が美しく、すっきりとスタイリッシュな雰囲気が魅力です。和モダンスタイルにもぴったり。
竹ひごタイプはリゾート感があり、ざっくりとした編み感が素敵なラグです。
シンプルながら味のある雰囲気がすてきなので、1枚敷くだけでお部屋のおしゃれ度がぐぐっとUPします。
北欧、和モダン、アジアンなどのインテリアにもぴったりです。
おしゃれに心地よく夏を過ごせるラグなので、ぜひ家族が集うリビングで愛用してください♪
当店おすすめ!涼やか竹ラグ
ここからは、当店おすすめ!おしゃれで涼しい竹ラグをご紹介いたします。
まとめ
この記事では竹ラグのメリット&デメリットについて、ご紹介してきました。
竹ラグのデメリットは、曲がり、変色、節などがときどき見られることです。
細かなところなので目立ちませんが、気になりそうな方は購入前によく確認しておきましょう。
そういうところも含めて、自然素材のよさとしてお使いいただけるとうれしいです。
竹ラグのメリットは、夏でもひんやり気持ちいいところです。
実際に触ってみるとよくわかるのですが、「わあ!冷たっ」とびっくりするくらい!
体感でいうと1~3℃ほど涼しく感じられるので、汗ばむ季節もごろんと寝転びたくなる心地よさです。
「夏にラグを敷きたいけど、暑いのはイヤだし」とあきらめていた人にもおすすめです。