床暖房のおかげでリビングの床がぬくぬくだとゴロ寝したくなりますよね。
床暖房なら冬でもフローリングの上で温かく過ごすことができるので、床暖房があればラグは必要ないように思われますが、「フローリングに直接ゴロ寝するのは嫌だ!」、「ラグがあればもっと気持ちよくゴロ寝できるのに…」と思った人はいるのではないですか?
そこで気になるのが、「床暖房の上にラグを敷いて大丈夫なのか?」です。
ここでは、床暖房の上にラグを敷かないほうがいいのか?という疑問に対する答えと、床暖房にラグを敷くメリットとラグ選びのポイントを解説します。
目次
床暖房の上にはラグを敷かない方がいいの?

「床暖房の上にラグを敷かない方がいいの?」という疑問に対する答えは、「ホットカーペット床暖房対応」と表示のあるラグなら床暖房の上に敷いて大丈夫です。
ホットカーペット床暖房対応の表示があるラグを床暖房が設置されている部屋の床に敷くと、ラグを敷いた部屋の居心地を良くするだけでなく、これまで床暖房に感じていた不満を解消することができるかもしれません。
ただ、「ホットカーペット床暖房対応」の表示が無いラグを床暖房の上に敷くとデメリットがあります。
どんなデメリットがあるかというと。
- ラグを損傷させる危険がある
- フローリングを汚損する危険がある
- 暖房効率を悪くしてしまう
「ホットカーペット床暖房対応」の表示が無いラグを床暖房の上に敷くと、床暖房の熱でラグに塗布されたラテックスが劣化したり、ゴム製のスベリ止め部分が溶けるなどしてラグが損傷する危険があります。
また、ラグが熱で損傷するだけでなく、熱によって溶けた生地の結合に使われるノリやスベリ止め部分が、フローリングを汚したり傷つけてしまう危険もあります。
他にも、「ホットカーペット床暖房対応」の表示が無いラグを敷くと、床暖房の輻射熱を遮るため暖房効果が低下して部屋を温かくすることができないなど…。
ラグで暖かくするどころか、暖房効率を悪くしてしまうというのは大きなデメリットです。
一方で、ホットカーペット床暖房対応のラグなら、これらのデメリットを低減することができます。
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ここでは、ホットカーペット床暖房対応のラグを敷いたときのメリットと、ラグ選びのポイントについて解説していきますね。
床暖房対応ラグを敷く3つのメリット

ホットカーペット床暖房対応のラグを敷くことで部屋で過ごす時間が快適になります。
ラグを敷くと、今まで床暖房に感じていた不満を解消することができるかもしれません。
ホットカーペット床暖房対応ラグのメリットについて解説します。
メリット① 床が暖かくなるまで冷たい床で過ごさなくて済む

ラグを敷いておけば、部屋が暖かくなるまでラグの上で足元の冷えを凌ぐことができます。
床暖房のデメリットは、部屋が暖かくなるまで時間がかかるという点です。
床暖房はエアコンやファンヒーターなど他の暖房器具と比較して、部屋が暖かくなるまでに時間がかかります。
床暖房を使っているご家庭の中には、床暖房で部屋が暖かくなるまでは他の暖房器具に頼っているというご家庭もあるようです。
部屋が暖かくなるまで寒い部屋で過ごすのは辛いですし、暖かくなるまでとはいっても他の暖房器具を使うのはなんだかもったいない気持ちになりますよね?
そこで、肌触りが良く断熱性に優れた床暖房対応のラグをリビングやキッチンの床に敷けば、床暖房で部屋が暖かくなるまで足元の寒さを凌ぐことができます。
メリット② 床の表面温度をマイルドにしてくれる

床暖房の上にラグを敷くことで、床暖房の熱を肌に直接受けずに暖が取れます。
床暖房を使うときの注意点に、床暖房で低温火傷を負うリスクがあることです。
床暖房を稼働した状態の床は表面温度が20~30度前後と特段高い温度ではありませんが、同じ場所にしばらく座っていると熱がこもります。
そのため、床暖房の床に長時間にわたって地肌を接触させていると、低温火傷を発症する危険があります。
特に注意が必要になるのが、赤ん坊や小さなお子さんのいるご家庭です。
小さなお子さんが床暖房のフローリングの上で長時間横になって寝てしまうことはありませんか?
そのまま床暖房の上に長時間横になっているとお子さんが低温火傷を負うかもしれません。
この時、床暖房対応のラグを子供がよく寝る場所に敷いておき、その上でお子さんが寝ていれば低温火傷を負うリスクをかなり低減することができるはずです。
メリット③ 床暖房を使っていないときでも快適に過ごせる

リビングにラグを敷いておけば、床暖房を使っていないときでもラグの上で快適に過ごすことができます。
ラグの上なら、床暖房で床や部屋が温かくなるまで寒さをしのぐことができるのは先に解説しました。
また、部屋が十分温かくなって床暖房を切った後、ラグがあればその上でくつろいで過ごすことができます。
床暖房を一日中使っているご家庭は少ないのでは?
暖房は電力を多く消費するので、電気代節約のために、部屋が十分温もったら余熱で過ごしているというご家庭もいらっしゃるのではないでしょうか。
ラグの上なら余熱だけでも十分温かく過ごすことができるので、電気代の節約にも役立ってくれます。
床暖房に使えるラグを選ぶポイント

「ホットカーペット床暖房対応」のラグを敷くことで床暖房の上での過ごしやすさを格段に良くすることができます。
では、どのようなラグがホットカーペット床暖房対応のラグなのか、床暖房対応ラグを選ぶ3つのポイントを解説したいと思います。
ポイント① 耐熱加工が施されたラグ
床暖房の上に敷くラグには、必ず「ホットカーペット床暖房対応の表示」があるラグを選んでください。
この「ホットカーペット床暖房対応の表示」は、当店では各商品の詳細ページをご覧いただくと、下記のようなマークで確認することができます。
この表示のあるラグは、耐熱加工が施されたホットカーペット床暖房対応ラグとなります。
耐熱加工されたラグとは、生地に使われる接着剤(ラテックス)や裏地の滑り止めが耐熱性であること、ラグの裏地に不織布が使われているなどがあります。
そのため、このマークが表示されているラグは床暖房のある部屋でも安心してご使用いただけます。
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ポイント② 薄手のラグ

床暖房の暖かさを素早く感じたい方は、「薄手」ラグを選びましょう。
逆に毛足が長く中生地も豊富に使われた生地の厚いラグは、毛足が長くてふんわりしていて温もりを留めておく機能が高いので冬場のラグとして使いやすいという特徴はありますが、厚みがあるため熱が伝わるまでに時間がかかってしまうのです。
ラグの生地が薄ければ、床暖房の輻射熱を遮りにくいので、床暖房の暖房効率をあまり落とさずに部屋を暖かくすることができます。
また、薄手のラグは暑苦しさが少ないので夏にも使いやすくオールシーズン敷いて使うことも可能です。
薄手のラグがどれくらいの厚さかというと、1~2cmぐらいが薄手のラグになります。
ポイント③ アルミ基布が塗布されているラグ

ホットカーペット床暖房対応のラグの中には、アルミ基布やアルミシートが生地に入っているラグがあります。
アルミ基布を塗布されたラグは床暖房からの熱をラグ全体に素早く伝えることができるので、ラグの上でも温かく過ごすことができます。
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ポイント④ ラグのインテリア性

自宅に床暖房のあるご家庭で、リビングのインテリアが何だか物足りないと感じたことはありませんか?
そんな人は床暖房の上にラグを敷いてみてください。
ラグは部屋で快適に過ごすためのアイテムですが、床のインテリアアイテムとして使うこともできます。
例えば、床暖房に使われる床材に無垢材が使われているのでしたら、グリーンやブラウンなどのアースカラーで落ち着いた雰囲気のラグを敷いて北欧インテリア風にしてみてはいかがでしょう。
床材や部屋に置かれた家具の趣向に合ったラグを敷くことで、部屋をもっとおしゃれにすることできます。
おしゃれ!床暖房対応のおすすめラグ5選
ここからは当店おすすめの床暖房対応ラグを紹介します。
床暖房しているお部屋全体を暖めたいときは、大判サイズのラグや敷き詰めカーペットがおすすめです。
どこも同じように暖かいので、目指したいインテリアに合わせてお好みのサイズ・形のラグを選びましょう。
厚手ラグやウールラグは保温性が高いので、床暖房の暖かを長くキープしてくれますよ。
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まとめ
この記事では「床暖房にラグを敷かないほうがいいのか?」と「床暖房に敷くラグの特徴とメリット」について解説してきました。
床暖房を使うときに、床暖房非対応のラグを敷くと床やカーペットを傷めてしまう原因になります。
必ず『床暖房対応』のラグを選ぶようにしましょう。
リビングにラグが敷いてあると、フローリングの上よりゴロゴロしやすいですよね。
床暖房の上に敷くラグには、床暖房の熱を素早くお部屋に伝えるアルミ基布ラグがおすすめです。
ラグと床暖房を併用して、寒い冬もあったか&快適に乗り越えましょう!


















