ふかふかと踏み心地の良い、クッション性に優れたラグ。
しっかりと厚みがありフローリングの底冷えや、階下への足音なども軽減してくれるので、床に座って過ごすことが多い方におすすめです。
ですが、ラグのクッション性は素材や厚みなど様々な要因によって変わります。
クッション性の高いラグにはどんな種類があるのか、何を基準に選べばよいのか迷ってしまいますよね。
この記事ではクッション性の高いラグの種類と選び方のポイントについて解説します。
目次
クッション性が高いラグのメリット・デメリット
まずはクッション性の高いラグのメリット・デメリットについて解説します。
ラグの上に座って寛いだり、寝転んでスマホを触ったり。
床を中心に生活している方は、ラグのクッション性を見直してみましょう!
クッション性が高いラグのメリット
クッション性の高いラグのメリットは以下の通りです。
- 座り心地が良い
- 転倒時のケガ予防になる
- 防音対策になる
- 足腰の負担軽減
- 寒さ対策になる
クッション性の高いラグの魅力は、ふかふかの触り心地ですよね。
長時間座っていてもお尻がいたkなりにくいですし、ゴロンと寝転んでも気持ちが良いです。
また、クッションが衝撃を吸収してくれるので、転んだときのケガ予防や防音対策にもなります。
断熱性が高くフローリングの冷たさを防いでくれるので、冬の底冷え対策としても活躍してくれます。
床に座って遊ぶお子さんがいるご家庭や、リビングを広々と使えるソファなし生活にもおすすめですよ。
クッション性が高いラグのデメリット
一方で、クッション性の高さがデメリットになる場合もあります。
- お手入れが大変
- つまづきやすい
- 値段が高いものもある
クッション性の高いラグは、厚みがあるため洗濯機で洗えるものが少なく、薄手のラグに比べるとお手入れが大変なことがあります。
厚みがあることによって、歩きにくかったり、段差に躓いたりしてしまうこともあるため注意が必要です。
また、高密度に織り上げたラグは、必要な毛足の量が増えるため値段が高くなることもあります。
デメリットを減らしたいときは、ほどよい厚みのラグを選ぶようにしましょう。
クッション性が高いラグの種類
クッション性が高く踏み心地の良いラグには様々な種類があります。
ここでは、クッション性が高いラグを4種類紹介しますね。
低反発(ウレタン)ラグ
クッションラグと言えば、低反発(ウレタン)ラグを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
包み込まれるようなふかふかのウレタンの踏み心地がクセになりますよね。
薄手で扱いやすいものから、全厚4cmを超える極厚ラグ、ウレタン入りのシャギーラグなど、厚みや種類が豊富なのも特徴です。
お手頃価格でクッション性が高いので、お子さんのいるご家庭から一人暮らしの方まで幅広い層から人気となっていますよ。
キルトラグ
キルトラグは2枚の布の間に中綿が入っているので、ほど良いクッション性があります。
保温性も高いので、冬のラグとしてキルトラグを使う方も多いです。
キルトラグの中には、イブルのような薄手のものもあります。
クッション性が欲しいときは、できるだけ厚みのあるキルトラグを選ぶようにしましょう。
中にウレタンが入ったものや、中綿がたくさん入ったボリュームキルトラグなら踏み心地が良く快適に過ごせますよ。
ギャッベ
ギャッベも、クッション性が高く踏み心地が良いです。
ギャッベとはイラン発祥の手織りウールラグのこと。
独特の異国情緒あふれる模様と、天然羊毛100%の豊かな風合いが特徴です。
ウールは弾力性が高い素材。
そんなウールを手織りで丁寧に織り上げることで、しっかりとした踏み心地が実現します。
ちなみに、私は車の座席とパソコン用の椅子にギャッベの座布団を愛用してます。
長時間同じ姿勢で過ごしていても疲れにくいくく、ウールの調湿性で蒸れにくいので快適ですよ。
ジョイントマット
ラグと言ってよいのが微妙なところですが、厚手のジョイントマットもクッション性が高いです。
取り外して部分的に洗えることから、ペットや小さいお子さんのいるご家庭に人気ですよね。
ジョイントマットはしっかりと厚みがあるので、お子さんが転倒したときや、物が落下したときの衝撃も和らげてくれます。
クッション性だけでなく、防音効果や保温効果も期待できますよ。
キッズスペースにぴったりのキャラクターデザインのマットや、お部屋になじみやすいコルクマットなど様々なデザインのマットが販売されています。
ぜひお部屋のイメージに合うマットを探してみてくださいね。
クッション性が高いラグを選ぶポイント
ラグのクッション性は厚みや毛足の密度など、さまざまな要素によって変わります。
そこで、ここからはクッション性の高いラグを選ぶポイントについて紹介していきますね。
厚み
ラグは厚みがあるほどクッション性が増していきます。
クッション性が欲しいときは薄いラグよりも、厚みのあるラグを選ぶようにしましょう。
ラグにクッション性が欲しいときは全厚2cm前後が目安です。
ほど良いクッション性があり、頻繁に通る場所にも使いやすいですよ。
寝転んで過ごす場所などふかふかのボリュームが欲しいときは、全厚3cm以上のラグを選びましょう。
身体が沈み込むような感覚で、長時間座っても身体が痛くなりにくいですよ。
パイル(毛足)の密度
パイル(毛足)の密度も、ラグのクッション性に大きく影響しています。
クッション性が欲しいときは、毛足がギュッと詰まっているラグを選びましょう。
数字で確かめたいときは、目付量やノット数を確認してみてください。
どちらも数字が大きいほど密度が高くなります。
また、実物やサンプルに触れて密度を確かめるのも一つの手段です。
指で押したり、毛足をかき分けたりしながら、毛足が詰まっているか確かめてみてくださいね。
カーペットの密度を確かめる方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
素材
クッション性の高いラグを選ぶときは、ラグの素材にも注目してみましょう。
ウレタンが入っているラグはクッション性が高くボリュームがあります。
一方で、経年劣化によってウレタンがへたってしまうことがあるので数年で買い替える前提で購入しましょう。
ウールは弾力性に優れた素材です。
羊毛はくるくるとした縮れ(クリンプ)があり、この縮れが弾力性や保温性を高めてくれます。
調湿性も高いため、オールシーズン通してお使いいただけますよ。
また、へたりにくいシャギーラグが欲しいときは、ナイロン素材のラグを探してみましょう。
ナイロンはカーペット素材の中でもトップクラスの耐久性があり、ふかふかのボリュームを長く維持することができますよ。
他の機能(洗える・拭けるなど)
防音性や保温性、お手入れのしやすさなど、ラグにはクッション性以外にもたくさんの機能がありますよね。
生活に合わせた機能を選ぶことで、ラグでの生活がもっともっと豊かになりますよ。
ラグの機能選びに迷ったときは、一度原点に立ち返ることが大切。
そもそも、『どうしてクッション性の高いラグが欲しいのか』考えてみましょう。
子どもたちが走り回るときの足音が買い替えに聞こえないか心配なときは、クッション性だけでなく防音性もあると安心ですよね。
ハイハイやズリバイをする赤ちゃんが使う場合は、清潔に使えるよう洗えるラグ・はっ水ラグの方が便利です。
このように、ラグの上での過ごし方をイメージしながらクッション性以外の機能も検討していきましょう。
クッション性の高い厚手ラグおすすめ7選
ここからは、当店おすすめのクッション性の高い厚手ラグを紹介します。
ふかふかのクッション性だけでなく、機能やデザイン面にも注目して選んでみてくださいね。
はっ水&洗えて便利『ホリデープラス』
当店で人気のはっ水ウレタンラグ『ホリデープラス』。
全厚20mmで低反発のもっちりウレタンが入っています。
毛足が短く、はっ水機能もついているので、汚れてしまってもサッと拭き取ることができます。
汚れてしまったときは手洗いもできるので、お子さんやペットのいるご家庭にもおすすめですよ。
「お部屋全体にホリデープラスを敷きたい!」というお客様の要望にお応えして、ホリデープラスに大判サイズが新登場!
江戸間4.5畳、6畳、8畳の3サイズ展開となっております。
【はっ水&低反発】全3色!もちもち厚手ウレタン入り洗える低反発の大判サイズラグ
『ホリデープラス』約261x352cm(江戸間6畳)
ビッグサイズ!お手入れ簡単!家族を笑顔にするはっ水&低反発ラグ【全3色】
2層のウレタンでふかふか『トロフル』
全厚30mmのウレタン入りシャギーラグ『トロフル』。
しっかりと厚みがあるのに、洗濯機で丸洗いできてお手入れ簡単!
劣化しにくいウレタンと、復元性に優れた高反発ウレタンの2層構造になっています。
底つき感のない柔らかな踏み心地をお楽しみください。
丸洗いOK!マイクロファイバー×新2層ウレタンのふんわりマイクロファイバーラグ
『トロフル フェザーグレー』
復元性・耐久性に優れたピュアウレタン使用。病みつきのふんわりとろけるウレタンラグ
天然羊毛100%インドギャッベ『キヨラ』
天然ウールを100%使用したインド製手織りギャッベ『キヨラ』。
天然素材ならではの豊かな風合いをお楽しみいただけます。
全厚15mmですが、毛足がしっかり詰まっているためしっかりとした踏み心地です。
丈夫でへたりにくく、100年使えると言われているんですよ。
極厚ウレタン&ロングシャギー『シフォンプラス』
25mmのウレタンと35mmのロングシャギーを使用した、ボリュームたっぷりのシャギーラグ『シフォンプラス』。
表情豊かな長い毛足はインテリアに高級感を与えてくれます。
極細シャギーのさらふわ手触りは、ずっと撫でていたくなるような気持ちよさ!
25mmの極厚ウレタンがしっかり衝撃を吸収してくれるので、クッション性・防音性ともに抜群です。
大人気ラグに防音機能をプラス!極厚ふわふわロングマイクロファイバーシャギーラグ
『シフォンプラス スノー』
手洗いOK!極厚ウレタンで遮音性に優れ柔らかい手触りが人気のあったかシャギーラグ
全厚29mmの極厚ウレタンラグ『ソフル』
全厚29mmの極厚ウレタンラグ『ソフル』。
まるでベッドのような、ふかふかの弾力をお楽しみいただけます。
しっかりとクッション性があるので肘をついたり寝転んだりしても、身体が痛くなりにくいです。
はっ水ラグなので、飲み物をこぼしてしまったときもサッと拭き取ることができます。
ラグがズレにくい強力滑り止め付き!
お部屋を元気に走り回る小さいお子さんのいるご家庭にもおすすめです。
【洗える&はっ水】くすみカラーがおしゃれ!もっちりふわふわ極厚低反発ウレタンラグ
『ソフル アーモンドオイル』
はっ水加工・手洗いOK!全厚29mmのトレンドカラーがオシャレな極厚低反発ウレタンラグ
ウレタン入りキルトラグ『ダレン』
極厚30mmのウレタンが入ったキルトラグ『ダレン』。
ボリュームたっぷりのウレタンが入っているので、寝転んでスマホを操作していても体が痛くなりにくいですよ。
コーデュロイ生地が温かみを演出してくれます。
こたつ敷きやホットカーペットカバーなど、冬のラグにおすすめです。
極厚30mmウレタンでふっかふか!コーデュロイ素材がおしゃれなボリュームキルトラグ
『ダレン アイボリー』
ふかふかで寝転びたくなる気持ちよさ。防音機能付き!究極の居心地の良さを実現したラグ
厚手ジョイントマット『キルハ』
全厚約20mmのジョイントマット『キルハ』。
リバーシブルになっているので、裏表両面使うことができます。
厚さが約20mmありクッション性も高いので、転んだ時の衝撃を吸収してくれます。
防音効果や保温効果も高いので、キッズスペースにぴったりですよ。
ラグにクッション性が欲しいときは『厚手下敷き』がおすすめ
そうは言っても、クッション性もデザインも機能もベスト!と思えるラグってなかなか出会えないものですよね。
「このラグにクッション性(厚み)さえあれば完ぺきなのに…!」と言うときは、厚手の下敷きを活用してみましょう!
ラグの下にササッと敷き込むだけで、あっという間にラグにクッション性をプラスできます。
薄手の洗えるラグと併用すれば、汚れたときに薄手のラグだけ洗濯することもできて便利ですよ。
当店では、全厚20mmの極厚下敷きを販売しております。滑り止め付きで、走り回るお子さんがいるご家庭にもおすすめ!
極厚約20ミリ!ラグにボリュームと強力滑り止めをプラス!優しいタオル生地を使った手洗いできる防ダニ下敷き
『ピタリプラス』
お気に入りのラグに防音と滑り止め機能をプラスできる人気のすべり止めクッションマット
まとめ
この記事では『クッション性が高いラグの特徴と選ぶポイント』について解説してきました。
クッション性が高いラグには『低反発ウレタンラグ』『ジョイントマット』『ギャッベ』『キルトラグ』などがあります。
クッション性が高いと座り心地が良いだけでなく、転倒時のケガ予防や防音対策にもおすすめです。
厚みがあり、毛足が詰まっているラグはクッション性が高い傾向があるのでチェックしてみてくださいね。
厚手の下敷きを使えば、お手持ちのラグにクッション性をプラスすることができますよ。