押し入れやクローゼット、戸棚などの目隠しで悩んでいませんか?
来客があったときに、棚がごちゃごちゃしていると生活感が丸出しになってしまいますよね。
お客様が来られる度に、散らかっているものを見えない所に押し込んでいるズボラさんもいるかもしれません。(←私です!)
人に見られたくない場所には『目隠しカーテン』を活用しましょう!
目隠しカーテンは戸棚や押し入れだけでなく、玄関や勝手口など様々な場所のプライバシーをしっかり守ってくれますよ。
この記事では、『目隠しカーテンの特徴』と『目隠しカーテンのおすすめ活用法や選び方』を解説していきます。
目次
目隠しカーテンの特徴と設置するメリット
目隠しカーテンとはそもそもどのようなカーテンなのでしょうか?
まずは目隠しカーテンの特徴と設置するメリットについて紹介していきます。
目隠しカーテンとは
目隠しカーテンとは、視線を遮ってくれるような目隠し効果のあるカーテンのこと。
主に、外からの散らかっている場所や、プライベートな場所を隠すために使われます。
最近では、テレワークの背景を隠すためにも使われていますよね。
『目隠しカーテン』という名前がついていますが、カーテン以外のアイテムが含まれることも多いです。
★目隠しカーテンの一例
- ロールスクリーン
- シェード
- 間仕切りカーテン、など
目隠しカーテンを設置するときは、使用用途や取り付ける場所に合わせて目隠しカーテンを選んでくださいね。
目隠しカーテンを設置するメリット
目隠しカーテンを活用する主なメリットは以下の通りです。
■目隠しカーテンを使うメリット
- 生活感を隠してスッキリ!
- 埃よけ対策にも効果的
- インテリアのアクセントにも
- 大がかりな取付工事が必要ない
生活感を隠してスッキリ!
日用品が収納された戸棚は、生活感が出やすい場所です。
お客さんが来たときなどは、どうしても気になってしまいますよね。
目隠しカーテンを棚に取り付けておくことで、収納のごちゃごちゃ感なくしてスッキリした部屋を演出できます。
シューズクローゼットや戸棚、キッチンなど生活感が気になる場所の目隠しに活用してみてくださいね。
埃よけ対策にも効果的
扉のない戸棚に収納すると、埃や汚れを被ってしまいやすいです。
仕事に関するものを並べた棚、お気に入りのコレクションを並べているような棚などは、汚れを少なくしておきたいですよね。
棚にカーテンを取り付けることで、棚に並んだものに埃が付くのを予防することができますよ。
インテリアのアクセントにも
目隠しカーテンには、カフェカーテンやロールスクリーンなど様々なアイテムを活用します。
自分好みのデザインのカーテンを取り付ければ、インテリアのアクセントにもなりますよ。
大掛かりな取り付け工事が必要ない
扉のない戸棚やクローゼットに扉を設置するとなると、大掛かりな工事が必要になります。
取付に時間もかかるうえ、費用も高くなってしまいますよね。
カーテンであれば、大掛かりな工事も必要なくDIYで取り付けが可能です。
ネジ穴をあけずに取り付けできる簡易なタイプもあるので、賃貸マンションにお住まいの方でも安心して取り付けていただけます。
手軽にできる目隠し術を探しているかたは、ぜひカーテンを活用してみてくださいね。
【実例付き】設置場所に合わせた目隠しカーテンの選び方
目隠しカーテンは設置方法や機能も様々なので、目的に合わせて目隠しカーテンを選んでいく必要があります。
ここからは、設置場所に合わせた目隠しカーテンの選び方を解説しますね。
おしゃれな活用実例写真も紹介していきますので、ぜひコーディネートの参考にしてください。

目隠しカーテンを選ぶときは『つっぱり式』タイプのカーテンがおすすめです。
棚や壁に穴をあけることなく、手軽に取り付けができますよ。
カーテンレールのない窓
腰高窓やトイレの窓など、家の中を見渡してみると、カーテンレールのついていない窓は意外と多いものですよね。
カーテンレールのない窓には、壁に穴をあけずに取り付けできる『カフェカーテン』や『つっぱりロールスクリーン』がおすすめです。
ロールスクリーンは窓枠内にすっぽりと収まるので、窓のすぐそばにテレビや棚を置いている場合も干渉しません。
カフェカーテンなら、種類によっては掃き出し窓のカーテンとお揃いでコーディネートできますよ!
西向きの窓は『遮光機能付き』、人通りの多い窓には『遮像機能』など、窓周りの環境で必要な機能を選んでいきましょう。
本棚・クローゼットなどの収納
「あ!お客さんが来る日だった~!」と大慌てで片づけをしたことはありませんか?
お客さんが来るときだけササッと見えないところに隠して、お客さんが帰ったらまた元に戻す…。(ホッと一息。)
棚に目隠しをしてしまえば、そんな手間ともサヨナラできます!
本棚やクローゼットの収納なら、カフェカーテンや目隠しシェードを使えばスマートに隠すことができますよ。
かわいいデザインのカーテンも販売されているので、目隠し&お部屋のアクセントに飾ってみてくださいね。
大きいクローゼットの場合は、つっぱっり式のロールスクリーンがおすすめです。
コンパクトに巻き上がるのでクローゼットの中を圧迫しませんし、さっとロールスクリーンを降ろせば立派な目隠しになりますよ。
押し入れの引き戸代わり
押し入れは引き戸なので半分までしか開かないので、布団や大きなカーペットを収納するときは苦労しますよね。
斜めにして押し込んでいる間に、めくれてしまったり、シワができてしまったり…。
引き戸を外してロールスクリーンに変えてしまえば、押し入れを全開にできるので、大きな荷物の収納も楽になりますよ。
つっぱり式のロールスクリーンなら、穴あけ不要で押し入れに穴をあける必要もなく取り付けできるのでおすすめです。
玄関・勝手口の目隠し
玄関や勝手口などは、開けっ放しにすると室内が丸見えになってしまいますよね。
外から室内が見えないように、目隠し効果のあるカーテンを取り付けましょう。
のれんのようにつかえるアコーディオンカーテンや、ロールスクリーンがおすすめです。
開閉操作がしやすいアコーディオンカーテンは、頻繁に人が出入りする玄関の目隠しに向いています。
ガラスの面積が大きく、熱の出入りも激しい勝手口には、遮熱効果付きのロールスクリーンが便利ですよ。
洗面所・脱衣所の目隠し
「洗面所や脱衣所の目隠しが欲しいなぁ」と考えたことはありませんか?
玄関から見える位置にドアなしの脱衣所があって落ち着かなかったり、家族が洗面所を使っていてお風呂から出られなくなったり…。
ちなみに、我が家では夜に洗濯を回すので、家族の入浴時間と被ってしまうと回せないのでいつもヤキモキしています。
そんな『洗面所の着替え場所問題』も目隠しカーテンを使って解決しましょう!
洗面所・脱衣所などの湿気の多いところは、水に強いビニールカーテンがおすすめですよ。
リビング階段・廊下の間仕切り
リビング階段や、廊下と部屋に仕切りがない家だと、エアコンの熱気や冷気が逃げてしまうのが難点ですよね。
冷暖房効果を高めたい場所は、熱の出入りを抑えられる遮熱効果付きの目隠しカーテンを使いましょう。
遮熱効果の高さで選ぶならロールスクリーンがおすすめです。
一日に何度も往復する場所なら、開閉しやすいアコーディオンカーテンが便利ですよ。
部屋の間仕切り
子供部屋などで部屋の中を間仕切りしたいときや、リビングに隣接している部屋を目隠ししたい場合にも目隠しカーテンは役立ちます。
真っ直ぐなシルエットのロールスクリーンなら、圧迫感なく目隠しすることができます。
開閉操作もしやすいので、間仕切りが必要ない時にはサッと巻き上げておくことができますよ。
熱の出入りを抑えてくれる遮熱機能付きのロールスクリーンなら、冷暖房効率アップにも一役買ってくれます。
子供部屋を区切る場合は、隣から音や光が漏れてしまうと睡眠や勉強を妨げてしまうかもしれません。
目隠しだけでなく空間をしっかり区切りたいときは、遮光や遮熱機能が付いた厚手生地のロールスクリーンを選んでくださいね。
壁と同じ色を選ぶようにすると圧迫感を減らすことができます。インテリアを楽しみたい方は、色や柄にもこだわってみましょう。
テレワークスペース
最近はテレワークをされている人も増えてきましたね。
テレビ会議で、カメラ越しに室内が丸見えになってしまうのが嫌だと頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか?
室内のごちゃごちゃを隠すのに便利なのが、ロールスクリーンです。
棚や隣室との間に取り付けて、生活感やごちゃごちゃ感を隠してしまいましょう!
ワークスペースをロールスクリーンで区切ることで、仕事のオン・オフがつけやすくなりますよ。
インテリア・目的に合わせた目隠しカーテンの選び方
目隠し用のカーテンは、取り付ける場所によっても選び方が変わります。
この章ではインテリアや目的に合わせた目隠しカーテンの選び方について紹介していきますね。
水回りははっ水性の高いものを選ぶ
洗面所やキッチンなどの水回りは、棚にも水分が飛びやすいです。
戸棚のものが濡れてしまわないよう、水回りの目隠しははっ水性の高いカーテンをお選びください。
他の家具の色に合わせる
インテリアはトータルコーディネートが大切。
それは、目隠し用のカーテンも例外ではありません。
できるだけ他の家具の色に合わせることで、部屋全体のまとまりが良くなりますよ。
カーテンやラグなど広い面積のファブリックアイテムと色を揃えると、統一感のあるインテリアになりやすいです。
日差しの強い場所は遮光性・UVカット性・遮熱性を考慮
プラスチックや木材、プラスチックなど、多くのものは紫外線を浴びると劣化しやすくなります。
窓の近くにある戸棚の目隠しをするときは、直射日光を防げるようなカーテンを選びましょう。
紫外線のみをカットするときは、UVカット機能付きのカーテンで十分です。
光や熱から戸棚を守りたいときは、遮光・遮熱機能の付いたカーテンをお選びください。
種類別!おしゃれな目隠しカーテン9選
ここからは、当店おすすめの目隠しカーテンをご紹介します。
ロールスクリーンやカフェカーテンなどの種類別に、特徴やおすすめの設置場所も併せて紹介していきますね。
ロールスクリーン
コンパクトに巻き上げられて、昇降操作も簡単!
そんな目隠しカーテンの万能選手が、ロールスクリーンです。
色やデザインの種類も豊富なので、おしゃれに目隠しを楽しむことができますよ。
★おすすめ設置場所
- 戸棚の目隠し
- 小窓
- リビング階段や廊下
- 玄関や勝手口
- 部屋の間仕切り
- ワークスペース確保
遮熱・遮光機能付きのロールスクリーンもあり、目隠しはもちろん、リビング階段や部屋の冷暖房効果を高めるために使うこともできます。
壁に穴をあけたくない方は、ネジ穴不要で取り付けも簡単なつっぱり式のロールスクリーンを選びましょう。
狭い場所にも取り付けやすいスリムタイプのつっぱり式ロールスクリーンもおすすめですよ。
アコーディオンカーテン
突っ張り棒で取り付けできて、のれんのように使えるアコーディオンカーテン。
パタパタと折りたためることから、パタパタカーテンとも呼ばれていますね。
★おすすめ設置場所
- 玄関や勝手口
- リビング階段や廊下
- 洗面台の目隠し
使わないときはコンパクトに折りたためるので、通路や玄関、リビング階段など頻繁に出入りする場所の目隠しに適しています。
消臭・抗菌機能などを兼ね備えているものもあるので、ニオイが気になるキッチンとリビングの間仕切りにも使えますよ。
突っ張り棒やカーテンレールにも取り付け可能!フリーカットでお好みの長さで使える既製レース
『ビエッタ パタパタカーテン ライトブルー』
空間を間仕切ることで省エネ対策!断熱・UVカット・遮像効果が付いたレースカーテン
カフェカーテン
小さな窓の目隠しとして使えるカフェカーテン。
レースカーテン生地が使われることが多いですが、厚手のドレープ生地が使われることもあります。
★おすすめ設置場所
- 戸棚の目隠し
- 小窓
小窓の目隠しのために作られたカフェカーテンですが、戸棚などの目隠しにも活用できるんです。
「食器棚やトイレの棚などをおしゃれに目隠しできる!」とSNSでも話題になっていますよね。
カフェカーテンは比較的サイズが小さいので、インテリアのアクセントとして思い切った柄に挑戦してみるのもおすすめですよ!
つっぱり棒で取付け可能!小さな窓の目隠しに♪ナチュラルな風合いのカフェカーテン
『リーネ カフェカーテン ナチュラル』
ナチュラルな風合いのリネン混無地カーテン。カーテンと同じ素材で作れるカフェカーテン!
目隠し用シェード
戸棚の目隠しや小窓のカーテン代わりに使えるのが、目隠し用シェードです。
★おすすめ設置場所
- 戸棚の目隠し
- 小窓
当店のこちらのシェードはコードレスなので、小さなお子様やペットが誤って首にコードを掛けてしまう心配もありません。
マグネットが入ったバーがついているので、取っ手をつまんでバーをカチッと合わせれば簡単に開閉操作ができますよ。
『つっぱりポール』『付属のフック』『カーテンレール』の3タイプで取り付けできるので、戸棚やスリールラックなど幅広い場所にご活用ください。
取り付け方は3タイプ!取手を持って上げるだけでラクラク操作
『コードレスシェード スレバー 遮光 ベージュ』
既製サイズ!遮光タイプ。コードレスなのでお子様やペットがいるご家庭でも安心して使えます
ビニールカーテン
カビの心配なく、湿気の多い場所の目隠しにも使えるのがビニールカーテンです。
★おすすめ設置場所
- 洗面所の目隠し
- リビング階段や廊下
水に強く、シルエットを隠してくれので、洗面台の目隠しにぴったりです。
厚みがありしっかりとした生地なので、リビング階段や廊下などの熱の出入りを防ぐ役割も果たしてくれますよ。
ハサミで切れるタイプの場合は、取り付けたい場所に合わせてサイズを調整してお使いください。
マルチカバー
マルチカバーやマルチクロスなどの薄手の布も、目隠し用のカーテンに最適です。
★おすすめの設置場所
- 小窓
- 部屋の間仕切り
- ピアノやパソコンのカバー
突っ張り棒とカーテン用のクリップを使えば、カーテンフックや穴がなくても棚に設置することができます。
マルチカバーは、カーテンのように吊るすだけでなく、目隠ししたいものに直接掛けて使うことも可能です。
ピアノやパソコンなどの目隠し、汚れ防止に活用できるでしょう。
DIYで棚にカーテンをつける方法
最後に、DIYで棚にカーテンをつける方法を紹介します。
DIYでカーテンを設置するときは、ネジ穴をあけずに設置できるつっぱり式が便利ですよ。
突っ張り棒を使う
突っ張り棒を使えば、カフェカーテンやアコーディオンカーテン、ビニールカーテンなど多くの目隠しカーテンを設置することができます。
突っ張り棒はホームセンターや百均ショップにも販売されているので、簡単に手に入れることができますよ。
カーテンを突っ張り棒で取り付けるときに気をつけなければならないのが、突っ張り棒の耐荷重量です。
取り付けたいカーテンの重みに耐えられる突っ張り棒をお選びください。
つっぱり式アイテムを使う
ロールスクリーンやカーテンレールの中には、つっぱり式で取り付けできるものもあります。
つっぱり式はネジ穴不要で失敗しても何度でもやり直しできるので、DIY初心者の方でもチャレンジしやすいです。
取り付けたい枠の片側にアイテムをあてがい、長さを調節しながら取り付けましょう。
カーテンレールを設置する
つっぱり式に比べて手間がかかりますが、カーテンレールを設置してカーテンを取り付けるという方法もあります。
重みのあるカーテンを取り付けたいときや、突っ張り棒の届かない幅の広い場所にも設置可能です。
また、お部屋の窓に取り付けているカーテンとお揃いでコーディネートしたいときにもおすすめですよ。
■カーテンレールの取り付け方法
- 下地の位置を確認する
- ブラケットの取り付け位置を決める
- ブラケットを取り付ける
- カーテンレールの取り付ける
カーテンレールを取り付けたら、レールに普通の窓と同じようにカーテンを設置しましょう。
まとめ
この記事では、『目隠しカーテン』について解説してきました。
戸棚や収納スペースの目隠しには、開閉しやすい目隠しカーテンが便利です。
玄関やリビング階段などの間仕切り、押し入れの引き戸の代わりなど様々な使い方ができますよ。
壁や棚に穴をあけずに設置できる、つっぱり式の目隠しカーテンがおすすめです。
取り付ける場所や用途に合わせてぴったりの目隠しカーテンを探してくださいね!