「玄関にギャッベを敷きたい!」と思っていませんか?
「家の顔」とも言える玄関だからこそ、敷物にはこだわりたいという人も多いと思います。
ハンドメイドの優しい風合いと、おしゃれなデザインが魅力のギャッベは、まさに玄関マットにぴったり!
一方で、「ギャッベの選び方がわからない」「ギャッベってお手入れが難しそう」など、あれこれ疑問もたくさんあると思います。
そこで、この記事では、『玄関マット用ギャッベの選び方』と『玄関マットにおすすめのギャッベ』を紹介します。
目次
ギャッベの魅力!玄関マットにおすすめのワケ
ギャッベはイランの砂漠付近に住む遊牧民族たちが作った敷物です。
ウール素材を100%使用しており、ひとつひとつ手作業で織り上げられています。
素朴で温かみのあるギャッベは、家の出入り口である玄関に敷くのにぴったりの敷物です。
ここでは、ギャッベが玄関マットにおすすめの理由をご説明します。
★ギャッベを玄関に敷くメリット
- インテリア性を高めてくれる
- ホコリや汚れをキャッチしてくれる
- 足触りの良さでリラックス
- 丈夫で長持ち
- 風水的にも◎
それぞれ詳しく解説していきますね。
インテリア性を高めてくれる
家にはいるときに真っ先に通る玄関は、まさに「家の顔」。
せっかくなら、インテリアにもこだわっていきたいところですよね。
デザインの幅が広くおしゃれなギャッベは、インテリアのアクセントにぴったりです。
ギャッベはウールの自然素材ならではの優しい雰囲気もありながら、ユニークなデザインでしっかりと個性も魅せてくれます。
ギャッベの玄関マットで、家に入った瞬間に「わぁ!おしゃれ!」と言ってもらえるような素敵な玄関を目指しましょう!
ホコリや汚れをキャッチしてくれる
ギャッベをはじめとした敷物には、ホコリや汚れをキャッチしてくれる役割があります。
玄関は外との接点であり、人の出入りも多いため、ゴミが入ってきやすい場所です。
玄関マットを敷くことで、そういったホコリやゴミをキャッチし、室内に汚れが侵入するのを防いでくれます。
また、ギャッベはしっかりと目が詰まっているので、汚れやほこりが付着しても奥に入り込みにくいです。
汚れがつきにくく、汚れを落としやすいので、玄関マットとして使ってもお手入れが簡単ですよ。
お手入れ方法については後ほど詳しく解説しますね。
座り心地・踏み心地が良い
玄関で座って靴を履くときに、フローリングが硬いと感じたことはありませんか?
ウールには弾力性があるので、座ったときの底つき感を軽減してくれますよ。
また、ウールは保温性もあるので床の固さや冷たさを和らげてくれます。
ギャッベを敷けば、冬の朝、玄関に座って「冷たいっ!」と思いながら靴を履くこともなくなりそうですね!
また、ウールは調湿性も優れているので、夏に使ってもべたつきません。
ギャッベの玄関マットは、オールシーズン通して快適にお使いいただけますよ。
丈夫で長持ち
お出かけするときに必ず通る場所が玄関です。
そのため玄関マットはお出かけのたびに足で踏むことになりますし、時には玄関マットに座って靴を履くこともありますよね。
ウレタン入りの玄関マットは踏み心地や座り心地が良いものの、数年使っているとへたってしまいます。
その点、ギュッギュッと高密度で織り上げられたギャッベはへたりにくく丈夫です。
ギャッベの中には百年使うこともできるものもあるそうですよ。(すごい!)
ギャッベなら、お気に入りの一枚を長くご愛用いただけますよ。
風水的にも◎
風水では、玄関は『気』が出入りする場所。
玄関マットを敷くことで、『悪い気』を払い『良い気』を呼び込むことができると考えられています。
とくにギャッベのような天然素材でできた玄関マットは、自然のパワーがもらえるとされているんです。
天然素材を使ったギャッベは、まさに玄関マットにぴったりの敷物なんですね。
また、自然のモチーフ柄には万能の開運効果があると言われています。
ギャッベには、生命の木や鹿など自然のモチーフが取り入れられたデザインが豊富なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
玄関マット用ギャッベ選びのポイント
ここからは、玄関マット用のギャッベを選ぶときのポイントを解説します。
ギャッベを選ぶときは以下の5つに気を付けましょう。
★玄関マット用ギャッベ選びのポイント
- サイズ
- 色・デザイン
- 厚み
- 産地
サイズ
玄関マットを敷くときは、玄関にあったサイズを選びましょう。
ギャッベの玄関マットに多いサイズは以下の通りです。
★玄関マットに多いサイズ
- 40×60cm
- 60×90cm
- 70×120cm
玄関マットは、玄関の幅いっぱいに敷くのではなく、両端に少し余白を持たせる敷き方がおすすめです。
左右に床面が見えることで、ギャッベの美しい色合いが引き立ちます。
なので、玄関マットのサイズは玄関の横幅より少し小さいサイズを選ぶようにしましょう。
また、玄関マットのサイズは限られているため、ご自宅の玄関に合うサイズの玄関マットがないこともありますよね。
玄関の幅が広い場合
玄関が広い場合は、ギャッベを分割して敷いてみましょう。
違う柄のギャッベを並べたり、同じ柄のギャッベを並べたりすることで、コーディネートを楽しむこともできますよ。
すき間なく玄関にギャッベを敷きたい場合は、キッチンマットサイズのギャッベを代わりに敷くのもおすすめです。
横幅は狭くなってしまいますが、幅広い玄関をしっかりカバーできますよ。
玄関の幅が狭い場合
マンションや賃貸だと、細長い形状の玄関も多いですよね。
玄関の幅が狭くて、ギャッベのサイズが対応していないときは、思い切って縦向けにギャッベを敷いてみてください。
こちらはお客様から頂いたレビュー写真ですが、縦向けに使うことでギャッベの文様が見やすくなっていますね。
縦向けにすると最小幅が50cmなので、ほとんどの玄関で問題なくお使いいただけます。
ギャッベは縦向きの柄も多いので、一枚絵のようにデザインをお楽しみいただけますよ。
デザイン・色
ギャッベはビビッドな色使いや、個性豊かなデザインも魅力のひとつ。
ギャッベは『生命の木』をはじめ、『ヤギ』『ラクダ』『鹿』など、自然をモチーフにした文様が多いですよね。
文様にはひとつひとつ願いや意味が込められているので、文様からギャッベを選ぶのも楽しいですよ。
玄関マットはサイズが小さいので、賑やかなデザインでも派手になりすぎません。
自分の直感を信じて、「これがいい!」と思えるデザインを選んでくださいね。
風水で色を選ぶ
玄関マットの色選びに迷ったときは、風水を参考にするのもおすすめです。
玄関は風水でも重要な場所とされているので、風水を意識して選ぶことで良い気を呼び込むことができますよ。
玄関のある方角ごとに相性の良い色があるので、色選びの参考にしてくださいね。
▼方角別のラッキーカラー▼
北 | ●ピンク ●オレンジ 〇ホワイト |
北東 | ●レッド ●パープル ●グレー |
東 | ●ブルー ●グリーン |
南東 | ●ピンク ●オレンジ ●グリーン |
南 | ●レッド ●パープル ●グリーン |
南西 | ●イエロー ●レッド ●パープル |
西 | ●イエロー ●ベージュ |
北西 | ●イエロー ●ブラウン ●ブルー |
玄関のある方角と相性の良い色を選んで、運気をアップさせましょう!
厚み
ギャッベにも毛足が長いものや、薄手で持ち運びやすいものなど様々あります。
玄関に座って靴を履くことが多い場合は、やはり厚みのあるしっかりとしたギャッベがおすすめです。
玄関に腰かけたときの、床の冷たさや硬さを軽減してくれますよ。
また、厚手のギャッベだと、扉に干渉してしまい、扉が開かなくなってしまうことがあります。
玄関のすぐ脇にシューズボックスや、隣室への扉がある場合は、薄手のギャッベを選びましょう。
産地
もともとイランでつくられていたギャッベですが、世界的に人気が出たことから、インドなど他の地域でも生産されるようになりました。
ギャッベを購入するときには、産地にも注目してみましょう。
本場のイランでつくられたギャッベは、織り手のセンスでデザインが決まるので世界に1つしかない1点もの。
その分価格も高くなり、玄関マットサイズでも何万円とするものもあります。
ギャッベ初心者の方には、比較的リーズナブルな『インド製ギャッベ』がおすすめです。
本格的なイランギャッベの半分以下の価格で購入できるため、はじめての方でも挑戦しやすいですよ。
これぞ本物!イランギャッベの玄関マット3選
ひとつひとつ丁寧に織り上げられた本場ペルシャのギャッベ。
自然の素材を使った「草木染め」で染めることで、艶やかで深みのある色合いに仕上がります。
人の手で心を込めて織られたギャッベは、すべて一点もの。
グッとくるデザインを見つけたときは早めに購入されることをおすすめします。
①イランギャッベ
玄関がパッと華やかになりそうな、かわいい色使いのギャッベ。
個性的な色使いはギャッベならではの楽しみですよね。
ざっくりと織り込まれた素朴で温かみのある雰囲気をお楽しみください。
②イランギャッベ
イランの原風景を彷彿とさせる、ナチュラルカラーのこちらのギャッベ。
色の濃淡やデザインで、広大な砂漠が美しく表現されていますね。
生命の木に寄り添う動物たちが愛らしいです。
③イランギャッベ
ベーシックなベージュカラーはどんな玄関のインテリアにも合わせやすいです。
ギャッベ初心者の方でも挑戦しやすいデザインですね。
こちらのギャッベはリースという、非常に細かい織り目になっています。綿密で繊細なデザインをお楽しみください。
お手頃価格で楽しめる!インドギャッベの玄関マット6選
お手軽にギャッベの風合いを楽しみたい方におすすめの、インドギャッベをご紹介します。
当店のインド製ギャッベは、男性の職人がギュッギュッと力強く織り上げているので、毛足の密度が高いのが特徴です。
伝統的な文様からスタイリッシュモダンまで!
さまざまなデザインを取り揃えているので、「これだ!」と思える一枚をぜひ探してみてくださいね。
ソヨカ
ギャッベらしい模様と、ナチュラルなカラーが魅力の『ソヨカ』。
ギャッベの伝統的な文様である、『生命の木』や『ヤギ』の柄が散りばめられていますね。
生命の木には「長寿」、ヤギには「家庭円満」という意味が込められています。
ギャッベを使うことで、日々の暮らしが豊かになりそうですね。
ギャッベの伝統文様を楽しめつつ、インテリアにも合わせやすいので、ギャッベ初心者の方におすすめしたい一枚です。
色違いの深みのあるブルーも人気です!
キヨラ
「生命の木」が描かれたシンプルなギャッベ『キヨラ』。
四隅についている房飾りが良いアクセントになっていますね。
ナチュラルなデザインなので、どんなお部屋にもしっくりと馴染みます。
ベージュのギャッベは、イランの広大な砂漠を表しているそうですよ。
キヨラは全6色の豊富なカラー展開なので、玄関のイメージ合わせてお好みの色をお選びください。
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ホノカ
鹿と生命の木が描かれたシンプルデザインギャッベ『ホノカ』。
ギャッベには珍しいパステルカラーに思わずほっこりしますね♪
ウールの糸には自然な色合いがあり、無地でものっぺりせず、色の「ゆらぎ」をお楽しみいただけます。
ホノカは全6色展開!淡く優しい色使いに思わず癒されます。
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アネラ
ギャッベらしい大胆な色使いのギャッベ『アネラ』。
カラフルでもほっこり優しく見えるのは、天然素材ウール100%だからこそ。
玄関に温もりと華やかさをプラスしてくれます。
クシィ
温もりのある色彩と、さりげなく描かれた紋様がおしゃれな『クシィ』。
グラデーションになっているので、シンプルでも味わいがあります。
空をそのまま映したような、透明感のある色使いをお楽しみください。
温もりのある色彩とグラデーションで空間にアクセント!ふかふか手触りのインド製ギャッベマット
『クシィ ブルー』
インドの職人によるセミハンドメイド。裏面のデザインもお洒落なスタイリッシュなギャッベ
自然の優しさを感じるこちらの2色も人気です。
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ナウラ
モザイク調のデザインが目を引く『ナウラ』。
家に帰った瞬間ほっこりできそうな、優しいグリーンの色使いが素敵ですね。
伝統的な文様とモダンなデザインがミックスされた一枚です。
滑り止めをプラスしてさらに快適!
手織りでつくられるギャッベには、裏に滑り止めがついていないことも多いです。
厚みがあるので簡単にめくれてしまうことはないですが、やはり使っているうちに滑ったりずれたりしてしまうことがあります。
玄関マットが滑るのが心配な方は、下に滑り止めを敷いておきましょう。
最近では部分的に貼ることができる便利な滑り止めシールも販売されていますよ。
玄関マットギャッベのお手入れ方法
ギャッベは汚れにくく、汚れを落としやすいですが、やはり日ごろのお手入れは必要になります。
長く清潔に使うためにも、ギャッベのは正しくお手入れしましょう。
★清潔感は
玄関マットに風水を取り入れるためには、玄関マットをいつも清潔にしておくことが大切。
玄関マットが汚れていると、良い気の流れが妨げられてしまいます。
ギャッベの玄関マットも、清潔にしておくことでさらに良い運気を呼び込んでくれますよ。
遊び毛について
ギャッベをはじめとしたウール製品につきものなのが『遊び毛』です。
★遊び毛とは?
『遊び毛』とは、ラグやマットの表面に出てくる綿埃のようなものです。
ウールは『紡績糸』と言って、短い繊維を束ねて1本の糸にしています。
そのため、繊維が切れたりほどけたりすると、綿埃のような短い繊維が出てきてしまうのです。
遊び毛は商品の欠陥ではなく、ウール繊維の性質上避けられないものです。
特に使い始めは遊び毛が出やすいので、気になる方は掃除機を掛けましょう。
2~3か月使い込んでいるうちに、次第に落ち着いてきますよ。
基本のお手入れは掃除機を掛けるだけでOK
ギャッベは汚れがつきにくい敷物。
そのため、日ごろのお手入れは掃除機を掛けるだけで十分です。
遊び毛と一緒に付着した汚れも取れていきます。
ゴシゴシする必要はありません。毛足を傷めないよう優しく掃除機を掛けてあげましょう。
表面だけでなく、裏面や敷いているフローリングも掃除することを忘れずに!
回転ブラシだとギャッベの毛が抜けてしまうので、回転ブラシをオフにするか、回転ブラシのついていない掃除機を使ってください。
ちなみに、掃除機の代わりにコロコロを使うのはNGです。
コロコロを使うとホコリと一緒にギャッベの毛が抜けてしまうことがあるので、使わないようにしてくださいね。
湿気がこもったら陰干しする
ギャッベは湿度が高くなりすぎると、ウール特有の臭いが気になることがあります。
湿気の多い梅雨時期など、臭いが気になるときは、風通しの良い場所で陰干ししてあげましょう。
干すのが難しい時は、半分にめくっておくのも効果的です。
裏面に空気を通すことで湿気を取り除くことができます。
雨の日に濡れた靴下でギャッベを踏んだり、飲み物をこぼしてしまったり、ギャッベが濡れてしまったときも同じです。
放っておくと臭いを発してしまうので、乾いたタオルでおさえて水分を拭き取り、陰干ししてあげてくださいね。
汚れが気になるときは水拭きを
ギャッベは汚れが付きにくいですが、長く使っていると汚れてしまうこともありますよね。
ギャッベにシミや汚れがついてしまったときは、固く絞った雑巾で水拭きをしていきましょう。
強くこすると毛足を傷めてしまうので、トントンと叩くようなイメージでギャッベを拭いていってください。
年に1~2回、季節の変わり目に水拭きしておくと、汚れを貯めこまず、ギャッベを長く美しくお使いいただけますよ。
まとめ
この記事では『玄関マットギャッベ』について解説してきました。
汚れにくく、踏み心地の良いギャッベは玄関マットにおすすめです。
天然素材を使ったギャッベの玄関マットは、風水の観点から見ても良いとされています。
玄関マットにギャッベを使うときは、玄関の幅より少し小さいサイズのギャッベを選びましょう。
余白があることでギャッベをより美しく見せることができますよ。
ギャッベは汚れがつきにくいので、日ごろのお手入れは掃除機掛けで十分です。
湿気がこもると臭いやカビの原因になるので、ときどき風通しの良いところで干してあげてくださいね。