マンションに取り付けるカーテン選びで迷っていませんか?
カーテンは、お部屋の過ごしやすさを左右する重要なエレメント。
マンションにカーテンを取り付ける際には、機能やサイズを吟味しながら選んでいきましょう。
特に高さ31m以上のカーテンの場合は、防炎カーテンが必要になるので気をつけてくださいね。
この記事ではマンションに取り付けるカーテンの選び方と注意点を紹介します。
目次
マンションにカーテンはいらない?必要な理由とは
「地上から5階の窓が見えるわけでもないし、カーテンなんて必要ないんじゃないの?」と思っていませんか?
カーテンには目隠し以外にも様々な役割があるため、専門店の立場としてはカーテンを取り付けておくことをおすすめします。
カーテンの役割を知ったうえで、カーテンが必要かどうか吟味しましょう。
カーテンの主な役割は以下の通りです。
- 外からの視線を遮る
- 日差しを調節する
- 直射日光を遮る
- 防音
- 遮熱・断熱
- インテリア性を高める
マンションの高層階に住んでいると、地上から室内が丸見えになってしまう事はほとんどありません。
ですが、すぐ近くにマンションや高層建造物があると、同じ階の人たちからは室内が丸見えになってしまいます。
外からの視線を防ぐためにも、カーテンはあった方が安心です。
カーテンのない窓には、ダイレクトに日差しが入り込んでしまいます。
カーテンをつけておくことで日差しの眩しさや暑さを緩和してくれますよ。
マンションは隣家との距離が近いため、騒音によるご近所トラブルが多いそうです。
カーテンには防音効果もあるので、室内から音が漏れるのを防ぎ、外からの音も小さくしてくれる効果がありますよ。
高層マンションにカーテンが必要かどうか、詳しく知りたい方はこちらの記事でも紹介しています。
マンションに取り付けるカーテンの選び方
カーテンはなかなか買い替えない家具なので、マンションにつけるカーテンも何を基準に選べばよいのか迷ってしまいますよね。
ここからは、マンションに取り付けるカーテン選びのポイントについて解説します。
マンションのカーテンは『サイズ』『色』『機能』の3つを基準に選んでいきましょう。
サイズ
カーテンを選ぶときに一番大切なのは、サイズです。
カーテンはカーテンレールを基準に選んでいきましょう。
【幅の決め方】
カーテンは、カーテンレールの両端についている動かないリング(固定ランナー)の幅を採寸します。
ヒダがあってもきれいに閉じられるよう、少しゆとりを持たせて注文しましょう。
【丈の決め方】
カーテンの丈は、カーテンレールのランナーの下枠から必要な丈を採寸します。
カーテン丈の注文サイズは、窓の大きさによって変わるので注意しましょう。
■腰高窓の場合■
小窓や腰高窓の場合は、カーテンレールから窓枠下までを採寸します。
窓枠下から光が漏れないよう採寸丈に15cmほどゆとりを持たせて注文します。
■掃き出し窓の場合■
出入りできる大きな掃き出し窓の場合は、カーテンレールの下から床までの丈を採寸します。
ぴったりサイズで注文するとカーテンの裾が床についてしまうので、採寸サイズから2cmほど短い丈で注文しましょう。
カーテンの採寸方法について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
色
カーテンを選ぶときは、色選びも大切ですよね。
カーテンの色を選ぶときは、配色黄金比を使うときれいにまとめることができますよ。
配色黄金比とはインテリアにある色を『ベースカラー(70%)』『メインカラー(25%)』『アクセントカラー(5%)』に分類して配色していくことです。
ベースカラー (70%) |
壁・床・天井 |
メインカラー (25%) |
カーテン・ラグ・家具 |
アクセントカラー (5%) |
クッション・小物など |
この中で、カーテンはメインカラーに含まれます。
目指したいインテリアの雰囲気に合った色のカーテンを選びましょう。
また、お部屋を広く見せたいときは、壁と同じ色のカーテンがおすすめです。
壁と一体化することにより、空間を広々と演出してくれます。
カーテンの色選びに迷ったときは、こちらの記事もご参照ください。
機能
カーテンは遮光・遮蔽・遮熱などの様々な役割を果たしています。
周辺環境や暮らし方に合った機能のカーテンを選ぶことは、快適な住まいづくりにおいてとても重要です。
お部屋に合った機能のカーテンを選んでいきましょう。
例えば…
西日や強い日差しが気になる窓には、遮光機能があると便利です。
日中レースカーテンのみで過ごす場合は、レースカーテンもUVカット機能があると日焼け対策になります。
外からの熱の出入りを防いでくれる遮熱断熱カーテンなら、冷暖房効率を上げることができますよ。
マンションは隣家との距離が近く、騒音などが気になることもあると思います。
特に自宅で楽器を演奏する場合や、夜泣きをする赤ちゃんがいるご家庭の場合は、防音カーテンを選んでおくと安心ですよ。
また、高さ31m以上のマンションの場合は防炎カーテンを選ばなければなりません。
詳しくは次の章で解説していきますね。
マンションの窓にカーテンを取り付けるときの注意点
マンションに取り付ける用のカーテンを選ぶときには、いくつか注意しなければならないことがあります。
場合によってはせっかく買ったカーテンを使えないこともあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
ここでは、マンションにカーテンを取り付けるときに注意が必要なポイントを2点紹介します。
防炎規制の対象になるか
消防法によって高さ31m(だいたい11階くらい)以上の建物には、防炎カーテンを取り付けることが義務付けられています。
それは、マンションであっても例外ではありません。
マンションの高さが31mを超える場合は、防炎機能のついたカーテンを選びましょう。
マンションの高さが31mを超えていれば、1階でも11階でも防炎機能が必要になるので注意してくださいね。
カーテンやロールスクリーンなどの布製品は、燃広がりやすいため防炎規制の対象となります。
一方、燃えにくいアルミ製のブラインドは防炎規制の対象外です。
取り付けたいアイテムが防炎規制の対象になるのか、事前に確かめてくださいね。
カーテンレールの有無
最近ではインテリアの自由度を高めるために、あえてカーテンレールがついていないマンションもあります。
その場合は、カーテンだけでなくカーテンレールも準備しなければなりません。
カーテンを選ぶ前に、マンションの窓にカーテンレールがついているのか確認しておきましょう。
ブラインドやロールスクリーンを設置するときなど、カーテンレールが必要ない場合もあります。
カーテンレールの有無だけでなく、カーテンレールが必要なのかどうかについても検討しましょう。
カーテンレールを取り付ける方法はこちらの記事で紹介しているのでぜひご覧ください。
マンションにおすすめのカーテン7選
窓に取り付けるものと言えばカーテンのイメージが強いですが、マンションの窓にはブラインドやロールスクリーンなどを取り付けることも可能です。
機能性やデザイン性などを比較して、窓に合ったものを選びましょう。
ここからは、マンションにおすすめのカーテンを紹介します。
カーテン
カーテンレールに吊るして使うカーテン。
ヒダがあるので、他の窓周りアイテムに比べると柔らかな印象に仕上がります。
開きになっているので、人が出入りできるような大きな窓(掃き出し窓)に設置しても開閉しやすいです。
また、カーテンは種類が多く、機能やデザインを自由に選べることもメリット。
モダンからエレガントまで、幅広いデザインが揃っています。
遮熱断熱・遮光・防音など機能も種類が豊富なので、暮らしに合わせて使いやすいものをお選びいただけますよ。
【100サイズから選べる】ホテルでリラックスしたひと時を過ごすような快適な空間 防炎遮光カーテン
『オペラ ベージュ』
遮光・遮熱断熱・防炎・裏地つき。品のあるデザインでホテルや介護付きマンション、公共施設、高層マンションにおすすめ。
【100サイズから選べる】遮光+防炎+遮熱+ウォッシャブル激安既製カーテン
『ルーファス ブラウン』
遮光・防炎・遮熱・形状記憶加工・ウォッシャブル。サイズ調整無料の100サイズカーテン。お部屋に合わせやすい無地タイプ全5色
ロールスクリーン
真っ直ぐな生地を上下に開閉して使うロールスクリーン。
ロールスクリーンはカーテンレールのない窓にも設置可能となっています。(カーテンレールのある窓にも取り付けOK!)
すっきりとした印象に仕上がるので、小窓や細長い窓にもおすすめです。
また、狭い場所にも設置できるので、部屋の間仕切りや目隠しなど窓以外の場所にも設置できますよ。
布製のロールスクリーンは防炎規制の対象となります。
高さ31m以上のマンションに使う場合は、防炎ロールスクリーンを選んでくださいね。
【ネジ穴不要】当店一番人気!遮光遮熱タイプのスリムつっぱりロールスクリーン
『ファストシリーズ 日本製スリムつっぱりロールスクリーン 1級遮光』
1mm単位でオーダーできる!激安日本製スリムつっぱりロールスクリーン
ネジ穴不要のつっぱり式!日差しを遮る遮光タイプの防炎ロールスクリーン
『ファストシリーズ 日本製スリムつっぱりロールスクリーン 防炎一級遮光タイプ』
1mm単位でオーダーできる!激安日本製スリムつっぱりロールスクリーン
ブラインド
細長い羽根が規則正しく並んでいるブラインド。
羽根を上下させることで、日差しの量を細かく調節することができます。
また、上下からの視線を遮ることもできるので、すぐ近くにマンションがあって外からの視線が気になる場合にもおすすめです。
ブラインドネジ穴不要で設置できるはつっぱり式や、カーテンレール取り付け式、ネジ止め式など様々な設置方法があります。
設置したい窓に合わせて、取り付け方法を選んでいきましょう。
アルミ製のブラインドは燃広がりにくいため、防炎規制の対象外です。
羽根が縦向きのバーチカルブラインドは、生地が布製だと防炎規制の対象となるので注意してくださいね。
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シェード
横開きのカーテンに対し、生地を上下に開閉できるのがシェードカーテンです。
上下に開閉できるので、西日のように水平方向から差し込む日差しをブロックすることができます。
カーテンの生地をそのままシェードカーテンに仕立てることもできるので、カーテンとお揃いでコーディネートしても素敵ですね。
外からの視線が気になる場合は、ドレープ生地とレース生地を使用したダブルタイプのシェードを選びましょう。
シェードカーテンはカーテンと同じ生地を使用するため、防炎規制の対象となります。
高層マンションの窓に使う場合は、防炎機能付きの生地を選んでくださいね。
まとめ
この記事では、マンションに取り付けるカーテンの選び方について解説してきました。
外からの視線や日差しを遮るためにも、マンションの窓にはカーテンがあった方が便利です。
カーテンはもちろん、ブラインドやロールスクリーンなども設置できるのでインテリアに合わせて選んでいきましょう。
高さ31mを超える建物の場合は、防炎製品を取り付けるようにしてくださいね。