窓の目隠しや空間の間仕切りに便利なロールスクリーン。
「賃貸だし、壁に穴をあけられないから…」と諦めていませんか?
『カーテンレールに取り付ける』『つっぱり式ロールスクリーンにする』など、取り付け方を工夫することで賃貸住宅にもロールスクリーンを設置することができますよ!
この記事では、窓装飾プランナーが賃貸住宅に設置できるロールスクリーンと注意点について解説します。
目次
賃貸にロールスクリーンを取り付けるときに気をつけること
ロールスクリーンを賃貸住宅に設置するときに、一番気をつけなくてはならないこと。
それは、壁にネジ穴をあけないことです。
賃貸住宅では原状回復の義務があるため、退居するときに元の状態に戻さなくてはなりません。
賃貸住宅にロールスクリーンを設置するなら、ネジ穴をあけずに取り付けできる方法を選びましょう。
『つっぱり式』や『カーテンレール付け』がおすすめですよ。
つっぱり式ロールスクリーンの特徴と設置方法
賃貸住宅に取り付けるなら、つっぱり式のロールスクリーンがおすすめです。
つっぱり式のロールスクリーンは、外に向かってつっぱる力を利用して取り付けます。
ネジ穴をあけずに設置できるため、賃貸住宅でも安心♪
また、工具なども必要なく、DIY初心者の方でも簡単に設置ができますよ。
窓以外にも、間仕切りや収納の目隠しなど様々な場所に使えることもつっぱり式のメリットです。
取り付け方法
つっぱりロールスクリーンのメリットは、取り付けが簡単なこと!
ここでは、当店のファストシリーズつっぱりロールスクリーンを例に取り付け方法について解説します。
数分で設置できるので、DIYが苦手な方もぜひチャレンジしてみてくださいね。
まずは、昇降ユニット側(操作チェーンがついている側)を設置面に押し当てます。
昇降ユニットと反対側の端をギュッと押し込み、枠内に設置します。
設置できたら、左右にテンションがかかり、本体にぐらつきがないか確認しましょう。
最後に、固定リングを手でおさえながらテンショングリップを回してロールスクリーンを固定していきます。
再度、ロールスクリーンがしっかり固定されているか確認すれば設置完了です。
商品によって取り付け方法は異なるので、実際に設置するときは取扱説明書の指示に従ってくださいね。
注意点
つっぱりロールスクリーンは枠の内側に取り付けることになるため両端に隙間ができてしまいます。
製品の特性上、多少の光漏れがあるので注意しましょう。
「絶対に光漏れしてほしくない!」「隙間があると気になる!」と言う方は、スリムタイプのつっぱりロールスクリーンがおすすめです。
スリムタイプのつっぱりロールスクリーンは、ノーマルのつっぱりロールスクリーンに比べて両端にできる隙間が狭くなっています。
隙間が少なくなることで遮光性はもちろん、遮熱断熱性も高めることができますよ。
おすすめ商品
当店で一番人気なのがこちらのスリムタイプのつっぱりロールスクリーンです。
両端の隙間が少なく、シルエットもコンパクト♪1mm単位でぴったりサイズにオーダーできます。
隙間の少ないスリムタイプのつっぱりロールスクリーンは当店一番人気のアイテム!1級遮光・遮熱断熱効果付きで省エネ対策にも◎。
【賃貸OK!】隙間が少ないスリムタイプの遮熱・遮光ロールスクリーン
『ファストシリーズ 日本製スリムつっぱりロールスクリーン 1級遮光』
1mm単位でオーダーできる!激安日本製スリムつっぱりロールスクリーン
光漏れが気になる方におすすめの、窓枠をしっかり覆える強力つっぱりロールスクリーン。
浴室の窓に設置したいときは、はっ水加工付きのロールスクリーンがおすすめですよ。
つっぱり式のロールスクリーンについてもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
カーテンレール付けロールスクリーンの特徴と設置方法
窓にカーテンレールがついている場合は、カーテンレールに直接設置するのもおすすめです。
専用の取り付け金具を使うことで、カーテンレールにロールスクリーンを設置することができます。
通常のロールスクリーンを設置できるので、つっぱり式を購入するよりも費用を抑えることができますよ。
取り付け方法
ここでは、ロールスクリーンをカーテンレールに設置する方法について解説します。
ロールスクリーンを取り付ける前に、まずはカーテンレールに取り付ける専用金具を準備してください。
(国内メーカーのほとんどのロールスクリーンがカーテンレール付けに対応しています。)
カーテンレール取付金具をロールスクリーンのブラケット仮り止めしておきます。これで、下準備は完了です。
下準備ができたら、カーテンレールにロールスクリーンを設置していきましょう。
まずはカーテンレールの端についているサイドキャップを外し、カーテンを開閉するためのパーツ(ランナー)をすべて取り外します。
ブラケットに仮止めしたカーテンレール取付金具をレールに差し込んだら、ドライバーでしっかり固定しましょう。
取付金具は、カーテンレールの両端から4cm程度内側を目安に位置を調節してください。
取り外したサイドキャップを装着し、ロールスクリーンをはめ込めば設置完了です。
すでに設置されているカーテンレールを利用するので取り付けも簡単ですよ。
注意点
賃貸では原状回復の義務があるため、カーテンレールも元の状態に戻さなくてはなりません。
取り外したランナーは退去するときに取り付ける必要があるので、大切に保管しておいてくださいね。
また、ロールスクリーンを設置するときは、カーテンレールの種類にも注意しましょう。
カーテンレールの種類によっては、ロールスクリーンを取り付けできないことがあります。
取り付けOK | C型 機能性カーテンレール 角形 機能性カーテンレール ![]() |
取り付け不可 | I型 機能性カーテンレール 装飾カーテンレール ![]() |
断面がC字や四角になっている機能性カーテンレールであれば、ロールスクリーンを取り付けできます。
一方、断面がI字になっている機能性カーテンレールや装飾カーテンレールはロールスクリーンの取り付けができません。
事前にカーテンレールの断面を確認しておいてくださいね。
おすすめ商品
カーテンレールに取り付ける場合は、ノーマルタイプのロールスクリーンを選べばOKです。
当店ではロールスクリーンをご購入いただいたお客様に、カーテンレール取付金具を無料でお送りしています。
ここからは当店おすすめのカーテンレールに設置できるロールスクリーンをご紹介!
外の明るさを取り込みたいときは、非遮光タイプのロールスクリーンを選びましょう。
優しく日差しを取り込む非遮光タイプのロールスクリーン。UVカット機能付き!
『ファストシリーズ 日本製チェーン式ロールスクリーン 非遮光タイプ』
1cm単位でオーダーできる!激安日本製チェーン式ロールスクリーン
ナチュラルなインテリアに合わせるなら、リネンライク生地のロールスクリーンもおすすめです。
ナチュラルなリネンライク生地!優れた断熱効果で省エネ対策にも
『当店オリジナル ナチュラルリネン風 オーダーロールスクリーン 完全遮光タイプ チェーン式』
リネンライクな生地でナチュラルインテリアにも合う遮光ロールスクリーン。
調光ロールスクリーンは、生地の重なり具合で取り込む日差しの量をコントロールできます。
ロールスクリーンのカーテンレール付けについてもっと知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
穴をあけずに正面付けするならワクラクプレートが便利!
つっぱり式のロールスクリーンは、窓枠の内側に設置するため両端に隙間ができてしまいます。
寝室や、ホームシアターをする部屋に取り付ける場合、少しの光漏れでも気になることもありますよね。
窓を覆うようにカーテンレールを設置したい方におすすめしたいのが、ワクラクプレート(当店オリジナル商品)です。
ワクラクプレートを使えば、窓枠の正面から窓をすっぽりと覆うように取り付け(正面付け)できます。
窓枠両サイドからの光漏れを軽減したい方におすすめですよ。
取り付け方法もいたって簡単♪
窓枠をワクラクプレートでギュッと挟み、プラスドライバーでネジを締めるだけで完了です。
ワクラクプレートにネジ穴が開いているので、そこにブラケットを固定しロールスクリーンを取り付けます。
ネジ穴不要で設置できるので、賃貸住宅や和室におすすめですよ。
※針を使って固定するので、窓枠に画鋲程度の穴ができてしまうのでご注意ください。
壁を傷付けずに正面付けができるので賃貸にもオススメ!木枠レール取付けプレート
『ワクラクプレート』
意匠登録取得!壁にネジを打たずにロールスクリーンなどの正面付けが可能。光漏れ対策としても
窓以外にも!ロールスクリーンのおすすめ活用アイデア
ロールスクリーンは場所を選ばず設置できることも大きなメリット。
アイデア次第で、窓以外にも様々な場所に活用できます。
ネジ穴をあけずに設置できるつっぱり式なら、賃貸住宅の間仕切りや目隠しなどにも活用できますよ。
ここからは、ロールスクリーンの活用アイデアを紹介していきます。
部屋の間仕切り
- 来客があったときにキッチンを隠したい
- リビングと繋がっている和室を間仕切りしたい
など、空間を仕切りしたいときってありますよね。
そんなとき賃貸だとリフォームするのが難しいですが、ロールスクリーンを使えば手軽に間仕切りすることができます。
サッとスクリーンを降ろすだけなので操作も簡単♪
遮熱断熱機能付きのロールスクリーンなら、エアコンの効率アップもできますよ。
目隠し
ロールスクリーンは洗面台やキッチン、収納スペースを目隠しとしても活躍してくれます。
生活感の出やすいキッチンや洗面台にも設置できるので、急な来客があったときにも安心です。
巻き上げてしまえばコンパクトに収まるので、荷物の出し入れも邪魔しません。
プロジェクターのスクリーン
ロールスクリーンはホームシアターのスクリーン替わりとしてもお使いいただけます。
普段は目隠しや間仕切りとして使用し、必要な時にはスクリーンとしても使用する。
まさに一石二鳥のアイデアですね。
プロジェクターがしっかり投影できるよう、真っ白の1級遮光タイプのスクリーンを選びましょう。
【賃貸OK!】隙間が少ないスリムタイプの遮熱・遮光ロールスクリーン
『ファストシリーズ 日本製スリムつっぱりロールスクリーン 1級遮光』
1mm単位でオーダーできる!激安日本製スリムつっぱりロールスクリーン
ホームシアターにロールスクリーンを活用する方法についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
まとめ
この記事では、賃貸住宅にロールスクリーンを取り付ける方法について解説してきました。
ロールスクリーンは窓以外にも、間仕切りや収納の目隠しとしても使える便利なアイテムです。
賃貸住宅に取り付けるときは、壁に穴をあけないように気をつけましょう。
『つっぱり式』『カーテンレール付け』なら、壁にネジ穴をあけずに設置できます。
正面付けでしっかり窓を覆いたいときは、専用取り付けプレートを活用しましょう。