「ラグってワンシーズンで捨てるのはもったいないかな?」と迷っていませんか?
- 安いラグですぐにへたってしまった
- 子どもがいてラグがすぐに汚れてしまう
- ペットの毛がラグに絡まっている
- 何度も洗濯しているうちに色褪せた
- 冬用(夏用)ラグの収納スペースがない
など、使用状況によっては翌年まで使い続けるのが難しいこともあると思います。
ですが、1年使っただけで捨ててしまうのは、もったいないような気もしますよね。
そこで、この記事ではラグ・カーペットの専門店がラグをワンシーズンで捨てるメリット・デメリットと買い替えの目安について解説します。
目次
ラグをワンシーズンで捨てるメリット
ラグをシーズンごとに買い替えるメリットは以下の通りです。
- 衛生的
- 収納する必要がない
- 模様替えしやすい
- 新品だと気持ちが良い!
それぞれ詳しく説明していきますね。
衛生的
小さいお子さんのいるご家庭だと、食べこぼしや飲みこぼしがラグに付着してしまう事もあります。
元気に外で遊びまわる年齢になると、部屋の中がなぜかあちこち砂まみれになっていたり…。(これ、本当に不思議です。)
そんな風に汚れてしまったラグを、何年も使い続けるのは気が引けますよね。
毎年買い替えれば、いつでも衛生的にラグを使用することができます。
ラグを汚してしまったときも、すぐに買い替えるのなら大らかな気持ちで見守ることができますよ。
収納する必要がない
ラグをオールシーズン敷きっぱなしの人は別ですが、「冬と夏でラグを敷き替えている人」「冬だけラグを使用している人」は使っていないラグを収納するスペースが必要になりますよね。
毎年ラグを買い替えることで、ラグを収納するスペースをなくすことができます。
その分、他の荷物を押し入れやクローゼットにしまうことができますね。
荷物が多くてラグの収納をする場所がない方にもおすすめです。
模様替えしやすい
毎年買い替えることで、模様替えをしやすくなることもメリットです。
長く使うと思うと、他のインテリアと合わせやすいようにシンプルなデザインを選んでしまいがち。
ブームやトレンドを取り入れたり、好きな色を使ってみたりするのは少し勇気がいりますよね。
毎年買い替えられるなら、「今年はブルーに挑戦してみたいな!」「かわいい円形ラグ使ってみたい!」と色々なデザインを試すことができます。
ラグが華やかになると、お部屋の雰囲気もパッと明るくなりますよ。
新品だと気持ちが良い!
「いつでもまっさらな気持ちでラグを使える」これも大きなメリットですよね。
ラグによっては1年使うと毛足やウレタンがへたってしまったり、毛並みが寝てしまったりすることもあります。
リビングテーブルなど家具の跡が残ってしまう事もありますよね。
ワンシーズンで買い替えることで、毎年新しいラグで気持ちよく過ごすことができますよ。
ラグをワンシーズンで捨てるデメリット
一方で、ラグをワンシーズンで捨てるデメリットもあります。
ラグを買い替える主なデメリットは以下の2つです。
- コストがかかる
- ラグがまだ使える場合もある
それぞれ詳しく解説していきます。
コストがかかる
ワンシーズンでラグを捨てるという事は、ラグを毎年買い替える必要があるという事です。
当然ですが、その分費用が掛かってしまいます。
ラグは粗大ごみに含まれるため、処分するときに手数料が発生する場合もありますよね。
そう考えると、まだ使えそうなラグは2シーズン3シーズンと使った方が費用は安くすみます。
ただし、このあたりはラグによってケースバイケースなので判断が難しいです。
洗えないラグの場合はクリーニング必要になりますが、クリーニング代とラグの値段が変わらないこともあります。
洗濯や掃除機掛けと言ったメンテナンスの時間をお金で買うと思えば、ある意味お得とも言えますよね。
リーズナブルなラグであれば、毎年買い替えても良いと言えるかもしれませんね。
ラグがまだ使える場合もある
ラグの寿命はおよそ3年と言われています。
ラグのグレードや使用頻度にもよりますが、1年使ってもまだまだ現役で使えるラグも多いです。
使えるラグを捨ててしまうのは、少し気が引けてしまいますよね。
ちなみに我が家で使っているウレタンラグは3年目に突入しましたが、ややヘタリがあるもののお昼寝できる程度にはふかふかしています。
使い捨てのつもりで購入したラグでも、まだ使えそうであれば翌シーズンまで使ってみてはいかがでしょうか?
買い替えの目安については次の章で解説しますね。
ラグの寿命・買い替えの目安は?
ラグの寿命はおよそ3年だと言われています。
とは言えラグの種類や使用頻度、お手入れの頻度によっても寿命が変わるので「絶対3年で買い替えなきゃダメ!」と言うわけではないです。
ラグの買い替えに迷ったときは、こちらの指標を目安にしてみてください。
- ふわふわの毛並みがへたってきた
- 前よりも底つき感がある
- 変色してきた
- 汚れが目立つ
- ラグが破れてしまった
- カビが発生している
このような状態のときは、ラグを買い替えた方が良いかもしれません。
ラグは使い込んでいるうちに毛並みが寝てしまったり、洗濯してもなかなか汚れやくすみが取れなくなってきます。
ウレタンラグの場合はふかふか感がなくなり、ぺっしゃんこになってしまったら買い替えどきです。
とは言え、これらはあくまで目安なので「使い勝手が悪くなってきたなぁ」「不衛生かも…」と不便さを感じたタイミングで買い替えてくださいね。
ラグの寿命についてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
買い替えやすい!お手頃価格のラグ7選
ここからは、毎年でも買い替えやすい6000円以下のラグを紹介します。
アウトレット商品もあるので、気になる商品があるときはお早めの購入がおすすめですよ。
【手洗いOK】超極細マイクロファイバーでふわふわオールシーズン使えるシャギーラグ
『ファーム アイボリー』 4,990円(税込)~
毛足18mm!しっとりなめらかな手触りが心地よい8mmウレタン入り洗えるシャギーラグ
大人気!韓国ライクなお部屋にぴったりのクラシカルデザインのラグ
『カミーナ ローズ』 5,900円(税込)~
短毛の柔らかな表面に細かな模様が映える!歴史を感じるクラシカルなプリントが上品なラグ
ハート型がかわいい!洗濯機で洗える滑り止め付きマイクロファイバーロングシャギーラグ
『シフォン ミルクティ ハート』
銀イオンで抗菌&消臭効果のある竹炭ウレタン入り!オールシーズン使えるふわふわロングシャギーラグ
翌シーズンもラグを使い続ける場合のお手入れ方法
ワンシーズンで捨てても良いですが、もし使えそうであれば翌シーズンも使う方が経済的ですよね。
正しくラグをメンテナンスすることで、ラグを長く清潔に使い続けることができますよ。
ここでは、ラグの正しいお手入れ方法について解説します。
日ごろのお手入れ方法
ラグの日ごろのお手入れは掃除機をかけるだけで十分です。
当店では、週1~2回を目安にラグに掃除機をかけていただくようご案内しています。
一平方メートルあたり20秒(4秒で25cm進むくらい)を目安に、ゆっくり丁寧に掃除機をかけていきましょう。
ラグの毛並みを起こすようなイメージで掃除機をかけると、ラグの根元に入り込んだゴミも吸い込むことができます。
根元にまで空気が入り込むことで、ダニやカビを予防する効果も期待できますよ。
ラグの裏面にも掃除機をかけるのを忘れずに!
ラグを裏返したときに、ラグを敷いているフローリングにも掃除機をかけておきましょう。
ラグに掃除機をかける方法についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
季節ごとのお手入れ方法
ラグについた汗・皮脂汚れは掃除機では落としきれません。
季節の変わり目には、ラグを洗濯して毛足についた汚れを落としましょう。
ラグに普段通りに掃除機をかけたあと、手洗いか洗濯機を使ってきれいにします。
繊維に優しいおしゃれ着用洗剤や、中性洗剤をお使いください。
ラグを洗い終えたら、直射日光の当たらない風通しの良い場所にラグを干しましょう。
竿を2本使ってM字に干すと早く乾きますよ。
ラグの洗い方について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
また、ラグの洗濯表示が「水洗い不可」となっている場合は拭き掃除がおすすめです。
中性洗剤を薄めたお湯に雑巾を浸して絞ったあと、ラグの表面を優しく拭いていきます。
ラグの毛足を傷めないよう、ポンポンと優しく叩くようなイメージで拭いていきましょう。
その後、ぬるま湯に浸して絞った雑巾で、洗剤をしっかり落としていきます。
最後に直射日光の当たらない風通しの良い場所でラグを完全に乾かせばお手入れ完了です。
洗えないラグのクリーニング方法についてはこちらの記事をご覧ください。
ラグの収納方法
最後に、ラグの収納方法について紹介します。
ラグは正しく収納することで、ダニやカビの繁殖を防ぐことができますよ。
当店では、以下のような方法でラグを収納するようご案内しています。
■ラグの収納方法■
- カーペットを裏向けにして、風通しのよい場所で陰干しする
- ラグを干したまま叩き、ホコリやゴミをだす
- ラグの両面に掃除機を丁寧にかける
- ハトロン紙でつつみ、乾燥した場所に保管する
ダニやカビのは高温多湿な場所を好みます。
収納前にラグを干してしっかり乾燥させておきましょう。
ラグを収納するときのポイントについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
この記事ではラグをワンシーズンで買い替えるメリット・デメリットとラグ買い替えの目安ついて解説してきました。
ラグをワンシーズンで買い替えるメリットは以下の通りです。
ラグを毎年買い替えるなら、面倒な洗濯の回数も減らすことができます。
小さいお子さんやペットのいるご家庭におすすめの方法です。
一方で、使い方次第でも来シーズンも使える場合もあるのでコストを抑えたい方はラグの寿命をしっかり見極めましょう。
リーズナブルで洗えるラグなら、買い替えも継続も選びやすくておすすめですよ。