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【獣医師監修】ペットとの暮らしに最適なラグ・カーペットの選び方
ラグ

【獣医師監修】ペットとの暮らしに最適なラグ・カーペットの選び方

びっくりカーペット

フローリングの床は滑りやすいため、ワンちゃんや猫ちゃんの足腰への負担が大きいです。
ペットが過ごすスペースには、ラグやカーペットを敷いてあげましょう。

この記事では、当店びっくりカーペットのスタッフが獣医師の河西先生にインタビュー

獣医師の視点から、ペットも人も安心・快適に暮らせるおすすめのカーペット・ラグの選び方とおすすめの商品を紹介します。

監修者
獣医師の河西加奈先生【獣医師:河西加奈先生 プロフィール】
日本大学生物資源科学部獣医学科卒。獣医師。動物病院やペット関連企業でのマネジメント経験を経て、2017年にフリーランスの獣医師として独立。ペットのオンライン健康相談サービスの運営サポート、セミナー講師、動物病院のスタッフ教育、ペット介護施設の立ち上げ支援などに従事。現在は株式会社ペチカリンク代表取締役として、「ペットと人がより近くでつながる社会」の実現を目指し、企業向けコンサルティング業務を展開している。

ペットとの暮らしにマット・カーペットは必要?獣医さんに聞いてみた!

犬がマットに向かって飛び降りている

獣医師の河西加奈先生

来院される飼い主さんには「フローリングには何か敷いてあげてください」とご案内しています。

動物病院に来院されるワンちゃんや猫ちゃんに多い事故原因の一つに『転倒によるもの』があるそうです。
フローリングの床は滑りやすく、ペットの転倒や怪我が発生しやすくなっています

足を滑らせて転倒したり、元気に走り回って、勢い余ってぶつかってしまうという事故も多いそうです。
固いフローリングの床は、ペットが歩くときに足の踏ん張りがききにくく足腰への負担が大きくなります。

獣医師である河西先生は、転倒事故の怪我予防や、歩行時の衝撃吸収といった観点から「フローリングの床には何か敷いてあげてください」とご案内しているそうです。

ペットが安心して過ごせるよう、滑りにくく、クッション性の高いカーペットやマットを敷いてあげましょう!

次の章からは、『ペットが安心・安全に過ごせる』ということを重視したラグ・カーペットの選び方について紹介していきます。

ペット用のカーペット・マットを選ぶポイント【獣医師監修】

クッションフロアの上で寛ぐ人と犬

ここからは、獣医師の河西先生に、ペットが安心して過ごせるカーペットやラグ選びの7つポイントについてお聞きしました。

ペットとの暮らしに最適なラグ・カーペット選びのポイントは以下の7つです!

それぞれのおすすめ商品も紹介していきますね!

滑りにくさ

カーペットの上でペットと戯れる人

獣医師の河西加奈先生

転倒事故は猫ちゃんよりもワンちゃんの方が多いです。

まず、ラグにあると安心なのが『滑り止め』機能です。
ペットの動きでラグがズレてしまうと、転倒などの事故が起こりやすくなってしまいます。

走るのが大好きなワンちゃんや猫ちゃんが過ごすお部屋には、滑り止め機能のついたラグを敷いてあげましょう。

表面も裏面も滑りにくいカーペットやマットが理想ですよ。

獣医さんおすすめの商品

獣医師の河西加奈先生

『モクメ』は表面・裏面ともに滑りにくくなっています。抗菌・消臭・はっ水など清潔を保つ機能が充実していますよ。

獣医師の河西加奈先生

敷き詰めカーペットは、家具の下にも敷き込むため滑りにくいです

クッション性

厚みのあるふかふかのラグ

獣医師の河西加奈先生

ペットが飛び降りる着地場所にはクッション性の高いラグを敷いておくと安心です。

滑り止め機能と並んで、ラグにあると嬉しいのが『クッション性』です。
クッション性の高いカーペットを敷いておくと、着地や転倒の衝撃を和らげてくれます。

特に、ベッドやソファの近くなど、段差や上り下りがあるような場所は要注意。
ペットがジャンプして着地する場所には、クッション性の高いラグを敷いておいてあげましょう。

ウレタン入りラグ厚手のラグなどをお選びいただくと安心です。

獣医さんおすすめの商品

獣医師の河西加奈先生

『ホリデープラス高反発』はクッション機能と滑り止め機能がついているので元気に遊びまわるペットも安心して過ごすことができます。

獣医師の河西加奈先生

『ピタリプラス』はウレタン入りの滑り止め下敷き。今お使いのお気に入りのラグの下に敷くだけでクッション性を高められます。

はっ水・洗える

はっ水加工付きのラグ

獣医師の河西加奈先生

はっ水や洗える機能があれば、飼い主さんの負担が少なくなりますね。

飼い主さんの目線で特に気になるのがお手入れのしやすさ
粗相や吐き戻し、食べこぼしなど、ペットとの暮らしに汚れはつきものですよね。

はっ水機能洗える機能がついているカーペットなら、汚れてしまってもお手入れがしやすいです。

ワンちゃんや猫ちゃんは鼻が敏感なので、お手入れのときは強い香りの消臭剤は避けてあげてくださいね。

獣医師さんおすすめの商品

獣医師の河西加奈先生

『クッションペットマット』は100%防水でお手入れ簡単!クッションもありペットの足腰に優しいです。

獣医師の河西加奈先生

『ピースハック ベージュ』はフチが斜めになっているのでロボット掃除機も通りやすい。厚みもあるので着地や転倒の衝撃も吸収してくれます。

爪の引っ掛かりにくさ

猫がラグの上で寛いでいる

獣医師の河西加奈先生

ラグやクッションなどの繊維製品に、爪が引っ掛かって折れる・割れる・抜けるといった事故も多いです。

ペットの過ごす場所に敷くカーペットは、爪が引っ掛かりにくいものを選びましょう。

カーペットの毛足には2種類あります。
毛足がタオルのようになっているのがループパイル、切り揃えられているのがカットパイルです。

パイルの種類

毛足がタオルのように丸くなっているループパイルは爪が引っ掛かりやすいです。

毛足が切り揃えられたカットパイルは爪が引っ掛かりにくいため、ペットのいるご家庭におすすめです。

クッションフロアのような、毛足のないタイプも爪が引っ掛かる心配がなくお使いいただけます。

獣医さんおすすめの商品

獣医師の河西加奈先生

『アニモ』はPVC素材のマットなので爪が引っ掛かりにくいです

獣医師の河西加奈先生

『パレット2』は爪が引っ掛かりにくいカットパイルのカーペット。撥水・防ダニ・消臭など嬉しい機能が充実しています。

アレルギー予防

おやつを食べるワンちゃん

獣医師の河西加奈先生

洗えるだけでなく、花粉やアレルゲン物質が付着しにくいラグを選ぶことも大切です。

アトピー性皮膚炎は、犬が最もかかりやすいアレルギーの一種です。
一度発症すると完治するのが難しいため、薬による対処療法の他に、環境への配慮による症状のコントロールも重要となります。

もちろん洗えるラグを選ぶことも大切ですが、ご家庭で頻繁にラグを洗濯するのは大変ですよね。
手軽にアレルギー対策ができる、ホコリや花粉が付着しにくい機能がついているラグもおすすめです。

アトピーやアレルギー疾患を発症しているワンちゃんがいるご家庭では、防ダニ・抗アレルゲン機能を持つカーペットを選びましょう。

獣医さんおすすめの商品

獣医師の河西加奈先生

『ジャスティ』は花粉やダニに含まれるアレルゲンを抑制してくれます。防音・滑り止めなどの機能も充実♪

獣医師の河西加奈先生

ホルムアルデヒドによるペットへの健康被害も報告されています。低ホルムアルデヒド商品が安心です。

オールシーズン使える

グレーのかわいい猫がラグの上にいる

獣医師の河西加奈先生

頻繁な環境変化がペットのストレスになることも…。通年敷いて使えるラグがおすすめです!

夏は薄手のラグ、冬は厚手のシャギーラグという風に季節によってラグを敷き替えているご家庭もあるかもしれません。

ですが、動物は基本的に頻繁な環境変化が苦手です。
飼い主さんにとってはちょっとした模様替えのつもりでも、ワンちゃんや猫ちゃんにとってはストレスの要因になってしまうことがあります。

できるだけ模様替えせずに通年使えるラグを使ってあげると、ペットは安心して過ごすことができますよ。
敷き替える必要がなくなるので、飼い主さんにとっても手間が減って快適ですね。

獣医さんおすすめの商品

獣医師の河西加奈先生

夏涼しく・冬温かいリバーシブルラグ。通年使いやすいので環境の変化を嫌うペットにとっても安心です。

大きいサイズ

高機能防炎カーペット『バンジュ』

獣医師の河西加奈先生

基本的にはペットが過ごす環境全てに敷物があるのが理想です。

フローリングの床は滑りやすいため、獣医師として3畳以上のカーペットを広く設置する方が安心だと考えています。
また、サイズの大きなカーペットは重い家具の下に敷き込むためズレにくいというメリットもあります。

とは言え、模様替えをしてカーペットを部屋全体に敷き詰めるのは大変な作業です。

「家具の下は諦める」「ペットがいつも過ごす部屋だけは、全面に敷き詰める」など、飼い主さんにとっても無理のない範囲でカーペットを取り入れてくださいね。

獣医さんおすすめの商品

獣医師の河西加奈先生

はっ水・消臭・防ダニ・低ホルムアルデヒドなどペットが安心して過ごせる機能が充実しています。

ペットのインテリアでよくある質問Q&A【獣医師が回答】

最後にペットのいるご家庭のインテリア選びでよくある質問を、獣医師の河西先生に回答してもらいました!

ペットも人も快適に過ごせる住まいづくりの参考にしてくださいね!

部屋以外にもラグやマットは必要?

獣医師の河西加奈先生

ペットがダッシュすることの多い廊下は、滑り止め用のマットがあると安心です。

獣医師としては、ペットが過ごす全ての環境に敷物があるのが理想と考えています。
しかし、手間や費用の問題で家全体に敷くのは難しいかもしれません。

そんなとき、できるだけ敷物を使って欲しいのが廊下です。

廊下は、ペットが走りやすい場所。
直線で思いっきりダッシュする子も多いため、怪我や事故に繋がりやすい場所です。

廊下全体にカーペットやマットを敷いておくと、滑って転ぶなどの事故を予防できますよ。

予防できるペットの怪我は?

獣医師の河西加奈先生

ペットの怪我で特に多いのは骨折です。

ペットの怪我に多い骨折は、不注意や不慮の事故によるものが大半です。

骨折は治療に時間と費用がかかってしまうことが多く、飼い主にとっても負担が大きいです。
また、いつものように元気に動き回ることが難しいため、ワンちゃん自身にも負担がかかってしまいます。

特に小型犬は骨が細いため、ソファやベッドからの着地や、高さのある場所から落下したときの衝撃によって骨折をしてしまうこともあります。

ソファやベッドなどの段差がある場所の足元に、クッション性のあるラグを敷くのは骨折予防に効果的です。
ラグがズレないように、滑り止め付きのものを選んであげてください。

またソファやベッドの下など、段差のある場所には小さなステップを設置することも大切です。

シニア期の犬のケアで気をつけることは?

獣医師の河西加奈先生

寝ている時間が長いので床ずれにも気をつけましょう。

シニア期になると、ワンちゃんは足腰が弱って立てないことが多くなります。
フローリングにはカーペットやマットを敷いて、転倒事故や怪我を予防してあげましょう。

シニア期のワンちゃんは寝ている時間が多くなるため、床ずれも心配ですよね。
ペットが寝て過ごす場所には、クッション性や通気性の良いマットを敷いてあげましょう。

ペットのラグは買い替えやすい方が良い?

獣医師の河西加奈先生

環境の変化を嫌がる子もいるので、長く使えるのが理想です。

犬や猫をはじめとした動物は、環境の変化が苦手です。

「ペットが汚してしまっても買い替えやすいように…」とお手頃価格のマット・カーペットを選ぶ飼い主さんが多いですが、できるだけ長く使えるものを敷いてあげる方がワンちゃん猫ちゃんにとってはストレスが少なくなります。

そんなときにおすすめなのが、タイルカーペットです。

一辺40~50cm程度の小さなタイルを敷き詰めて使うので、汚れの気になる部分だけを入れ替えることができます
経済的にもやさしく、ペットのいるご家庭でも使いやすいですよ。

カーペットはどのくらいの頻度で洗うのが良い?

獣医師の河西加奈先生

汚れたときに必要に応じて洗う程度でOKです。

「ラグを清潔にしておかなきゃ!」という思いから、頻繁にラグやカーペットを洗っている飼い主さんもいますよね。

ですが、あまり頻繁に洗濯しすぎるとラグに染み付いたペットや飼い主さんの臭いまで消えてしまうことがあります。
ペットは自分や、大好きな飼い主さんの臭いがしていると安心するため、洗濯のし過ぎには注意が必要です。

清潔を保つことも大切ですが、必要以上に頻繁なお洗濯は控えるようにしましょう。

また、ペットの中には洗剤や柔軟剤の香りが苦手な子も多いです。
ペットがいるお部屋のラグやマットは、強い香りのする洗剤・柔軟剤は避けてあげてくださいね

また、タイルカーペットであれば汚れた部分だけを取り外して洗うことができます。
ラグに比べて洗う手間も少なくすむので、飼い主さんにもペットにも快適に使いやすいですよ。

ペットの消臭対策について知りたい!

獣医師の河西加奈先生

ペットの鼻はとても敏感。香りつきの消臭剤は控えましょう

ペット特有の臭いを気にされている飼い主さんは多いですよね。

ワンちゃんや猫ちゃんなどの動物は臭いに敏感なため、消臭をするときもストレスを与えないよう注意する必要があります。

強い香り付きの消臭スプレーは控えるようにしましょう

消臭機能付きのラグをお選びいただくことも、ペットの臭い対策に効果的です。
食品添加物として認可されている成分を使用した消臭ラグなら、ペットの安全性についても問題なくご使用いただけます。

まとめ

この記事では、獣医師さんにインタビューし、ペットとの暮らしにおすすめのラグ・カーペットの選び方について解説いたしました。

フローリングの床はペットの足に負担が大きく、足を滑らせてしまう危険性があります。
クッション性が高く滑りにくいカーペットやラグを敷いて、床からペットの健康を守りましょう。

ペット用のカーペットやラグを選ぶポイントは以下の7つです。

  • 滑りにくさ
  • クッション性
  • はっ水・洗える
  • 爪の引っ掛かりにくさ
  •  アレルギー予防
  • オールシーズン使える
  • 大きいサイズ

安全性の高いラグやカーペットを敷いて、ペットも飼い主さんもハッピーに過ごせる空間を叶えましょう!

獣医師の河西加奈先生

ペットだけでなく、飼い主さんも快適に過ごすことが大切です。『飼い主さんができる範囲』で実践するのがポイントですよ。

 

びっくりカーペットスタッフ

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たおちゃん

この記事を書いたのは…

窓装飾プランナーの資格を取得しました。
コラムを通して、ライフスタイルに合う素敵な住まいづくりをお手伝いします。

可愛い雑貨が大好きで、お店に行くと何時間でも眺めていられるタイプです。笑
車のシート用に座布団サイズのギャッベを購入したので、遠出のドライブに行きたい今日この頃。

シアタールームを作って、ポップコーンを食べながら、大好きなディズニー映画を見るのがひそかな夢です。
憧れのマイシアター、いつか実現したいと思います!

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