新居に引っ越して、前の家で使っていたカーテンが新居の窓サイズと合わないため処分する、という方もいらっしゃるのでは?
でも、古いカーテンをそのまま捨ててしまうのは何だかもったいないですよね。
カーテンのデザインが気に入っていて捨てられない、高級カーテンを手放すのは嫌だ!という方もいるはずです。
そんな時は、古いカーテンを他のアイテムにリメイクしちゃいましょう!
カーテンをリメイクするアイディアと、使わなくなったカーテンのその後の取り扱いについて詳しく解説しますね!
目次
カーテンをリメイクするアイディア6個
それでは、カーテンをリメイクするアイディアを6個ご紹介します!
お気に入りのカーテンを新しく生まれ変わらせることができる魅力的なアイディアを解説しますね!
カフェカーテンにリメイクする
古いカーテンをカフェカーテンにリメイクします。
カフェカーテンは、通常のカーテンよりも小さく、小窓や出窓などに取付けるカーテンフックの付いていないカーテンです。
古いカーテンを小窓や出窓に丁度いいサイズで裁断してカフェカーテンへリメイクします。
裁断したカーテンの上部には筒縫いで生地を筒状にする、またはハトメ用の穴を開けます。
筒縫いやハトメ用の穴を作っておけば、そこに突っ張り棒を通して小窓に吊るすことができます。
※ハトメ金具はハトメパンチで簡単に取付けられるので、カーテンリメイクに適しています。
※こちらの「ハトメ用の穴」の画像はビニールカーテンのハトメを参考にしています。
また、古いカーテンのカーテンフックを取付ける部分を残して、カーテンレールに取付けられるようにリメイクすることもできます。
リメイクでは工夫して使いやすいようにカーテンを改修することができます。
カフェカーテンへの加工は比較的簡単なので、裁縫に自信がない人でも手軽に取り組めるリメイクのアイディアです。
シェードカーテンにリメイクする
お気に入りのカーテンをシェードカーテンにリメイクします。
シェードカーテンは正式には「ローマンシェード」と呼ばれる窓装飾の一種です。
通常のカーテンとは違い、開閉操作に昇降メカを使ってカーテンを上下させて開閉を行います。
シェードカーテンは、小窓などに吊るして使うことができ、横に開閉するのではなく上下に開閉するので、縦長の窓に吊るしスマートな見た目にすることができます。
ただ、シェードカーテンにリメイクするには、昇降用のメカ部品が必要になります。
昇降用のメカ部品はインテリアショップなどで購入することができ、ネットでも注文して購入が可能です。
ただ、シェードカーテンへのリメイクで形状記憶加工されたカーテンはリメイクするのが難しいです。
形状記憶加工されたカーテンは横に流れるようなウェーブがしっかりと残っているため、上下に開閉するシェードカーテンでは横向きのウェーブは邪魔になります。
形状記憶加工されていないカーテンであっても、ウェーブが入ったカーテンをシェードカーテンとして使用するにはアイロンなどを使って事前にウェーブを無くす加工が必要になります。
そのため、シェードカーテンにリメイクするカーテンは、ウェーブの入っていないフラットカーテンがおすすめです。
シェードカーテンについて採寸方法や昇降メカに疑問があれば、詳しく解説をしているこちらのページを参考にしてください。
ロールスクリーンにリメイクする
古いカーテンをロールスクリーンにリメイクします。
ロールスクリーンへのリメイクですが、ロールスクリーン用の機械部品は個別で購入することができます。
■ロールスクリーンの機械部品
古いカーテンをスクリーン状にして、機械部品とスクリーンを組み合わせれば、ロールスクリーンとして使用できます。
古いカーテンをスクリーン状にする方法は、カーテンのヒダ山部分を取り除きます。
また、プリーツカーテンはウェーブを可能な限り均して、ウェーブを無くします。
その生地をロールスクリーンの機械部品に取りければ完成です!
ただ、全てのカーテンをロールスクリーンにリメイクできるわけではありません。
生地の厚いカーテンはロールスクリーンにリメイクできない場合があります。
例えば、裏地付きのカーテンは生地が厚いため、上手く巻き上げることが出来ないことがあります。
■裏地付きのカーテン
裏地付きのカーテンをロールスクリーンにリメイクしようと思ったら、あらかじめ裏地を取り除いておく必要があるので手間がかかります。
ロールスクリーンにリメイクするカーテンは、出来るだけ生地の薄い物を選んでリメイクしてくだいね!
マルチカバー(シート)にリメイクする
カーテンをマルチカバー(シート)にリメイクします。
マルチカバーは色んな用途に使える大き目のカバーのことです。
例えば、リビングのテーブルに被せてテーブルクロスとして使用したり、屋外でレジャーシートの代わりとして使用することもできます。
マルチカバー以外にも、カーテンを色んな物のカバーとしてリメイクすることができます。
マルチカバー以外の色んな物のカバーにリメイク
- クッションカバー
- 座布団カバー
- ソファカバー
- モニター(テレビ)カバー
など
マルチカバーなら、カーテンを一枚布に見立てて使用するので、リメイクはそこまで難しくありません。
ですが、他のクッションカバーやモニターカバーで使う場合、それぞれの形や大きさに合わせてカーテンを裁断・縫製する必要があるため、少しリメイクの難易度が高くなります。
すぐにリメイクするのが難しいという場合でも、カーテンを布として保管しておいて、必要に応じて後からマルチカバー等にリメイクするのもいいかもしれませんね!
エコバッグにリメイクする
カーテンを普段の買い物に使えるエコバッグにリメイクします。
ヨーロッパでは買い物袋が有料の国も多く、エコバッグ(マイバッグ)は昔から使われてきました。
日本でも買い物袋の有料化がスタートしたことで、エコバッグを持って買い物に出かけるのが一般的になってきています。
そのエコバッグを古くなったカーテンから作ることができます。
エコバッグの作り方は非常に簡単で、エコバッグの持ち手部分と本体の袋部分を作って縫い合わせるだけです。
カーブなどの曲線を縫う必要がなく、まっすぐ縫うだけで本体の袋部分を作ることができ、ミシンがあるならとっても簡単に制作することができます。
ただ、エコバッグに重い物をよく入れる場合は、バッグが破れたり持ち手部分が取れたりしないように、縫い合わせを丈夫に作る必要があるので注意してくださいね。
間仕切り(パーテーション)にリメイクする
カーテンを間仕切り用や目隠し用のパーテーションにリメイクします。
部屋の中でスペースを仕切りたいとき、古いカーテンでスペースを区切って、部屋を間仕切りすることができます。
部屋の間仕切りに固定式のパーテーションを使うより、カーテンで間仕切りをすると、取付けと取り外しが簡単でコストも安くなります。
画像のように部屋の中心にカーテンを設置して間仕切りすることもできます。
カーテンの間仕切りを設置する場所や方法は、突っ張り棒や突っ張り式カーテンレールを使えば自由に変えることができます。
他にも、古いカーテンは玄関と居室の境界に目隠しとして設置したり、クローゼットや押し入れの収納扉や襖の代わりとして使うこともできます。
カーテンのサイズや仕様を仕立て直して再利用する
古いカーテンでも、引っ越し先の新しい窓に合ったサイズや仕様に仕立て直して再利用できます。
カーテンの仕立て直しは、布製品の仕立て直しを取り扱っている業者へ依頼して直すことができます。
他にも、フルオーダーカーテンを取り扱っているカーテン販売店で購入したカーテンなら、その販売店が仕立て直しを受注していることもあります。
カーテンの仕立て直しには、サイズの変更だけでなく、カーテンに裏地を付けたり形状記憶加工などの加工をプラスして仕様を変更することもできます。
カーテンの仕立て直しで出来ること
- カーテンの丈と幅を直す(長く・短く)
- カーテンの分割(1枚のカーテンを2枚以上に分割)
- カーテンに裏地付け
- カーテンの仕様変更(プリーツカーテンからフラットカーテン等へ仕様変更)
- カーテンに特殊加工の追加(形状記憶加工、防汚加工など)
など
どのような仕立て直しができるかは、仕立て直し業者によって違うため問い合わせて確認をしてから仕立て直しを依頼してくださいね!
古いカーテンも仕立て直すことができれば新居で使えるので、お気に入りのカーテンをそのまま使うことができます。
また、古いカーテンの丈が少し足りない、もしくは丈が少し長い場合は、アジャスターフックで±4cmほど丈を調節することができます。
■アジャスターフック
アジャスターフックは100均でも購入することもできますが、古いカーテンで使っていたフックがアジャスターフックの場合もあるので一度確かめてみてくださいね!
カーテンを中古品として売却する
カーテンを捨てるのはもったいないけど、カーテンを他の物にリメイクするのは面倒…。
カーテンをマルチカバーやエコバッグにリメイクするために必要な裁縫作業用のミシンを持っていない方もいると思います。
そんな時は、使わなくなったカーテンを中古品として売却する、という方法もあります。
カーテンはリサイクルショップで買い取ってくれる場合があります。
ただ、リサイクルショップで買い取ってくれる中古カーテンは「有名メーカーのブランド品」や「有名デザイナーのデザインカーテン」などが中心です。
リサイクルショップで買い取ってくれる中古カーテンの種類
- 有名メーカー製のブランドカーテン
- 有名デザイナーのデザインカーテン
- 形状記憶加工されたカーテン
- 遮光・遮熱・断熱加工などされた多機能カーテン
カーテンの種類によってはリサイクルショップで買い取ってもらえない場合があります。
その場合は、自治体等が主催するフリーマーケットやネットオークションを通して売却することも可能です。
使わなくなったカーテンの処分方法
リメイクするのが難しいほど損傷や汚れのあるカーテンや、中古品として売却することもできないカーテンは処分するしかありません。
カーテンの処分方法は、基本的に「可燃ごみ」として処分することができます。
可燃ごみとして処分できるカーテン
- 化学繊維・天然繊維製の布製カーテン
- ポリ塩化ビニル製のビニールカーテン
- 防炎ラベルの付いた防炎カーテン
これらのカーテンを指定のごみ袋へ折りたたんで入れて、可燃ごみ回収日に指定場所へ出しましょう。
ただ、お住まいの自治体によってカーテンの処分方法や回収について独自の取り決めがある場合もあります。
例えば、カーテンなどの布製品を資源ごみとして回収する自治体があります。
資源ごみとして回収される布製品
- 衣類(洋服など)
- タオル
- カーテン
- 掛け布団
- 毛布
など
カーテンを含む布製品は資源ごみとして分別回収したあと、古布としてリサイクルされます。
リメイクが難しく使わなくなったカーテンを処分する場合は、お住まいの自治体で指定された処分方法を守ってカーテンを処分してくださいね!
新しいカーテンを準備しよう
古いカーテンを他のアイテムにリメイクするなら、新しいカーテンを準備しておく必要があります。
新生活では、これまでと違ったインテリアに挑戦しようと考える方もいるのでは?
お部屋のカラーコーディネートには「7:2.5:0.5」という黄金比があります。
この黄金比の中で、カーテンは2.5割に含まれる重要なインテリアアイテムです。
部屋をおしゃれにコーディネートしようと思ったらカーテンの色やデザインに気を使う必要があります。
新居で新しいインテリアスタイルに挑戦しようと考えているなら、そのスタイルにぴったりのカーテンを選びましょう!
人気の北欧スタイルのカーテン
大きな花柄と落ち着いたカラーで北欧レトロな窓辺空間に!日本製遮光ドレープカーテン
『ルフラン イエロー』
遮光・ウォッシャブル・形状記憶加工。100サイズから選べる北欧レトロドレープカーテン
100サイズから選べる!空間がお洒落に華やぐウォッシャブル花柄カーテン
『イハナ ベージュ』
可愛い北欧柄。3級遮光・形状記憶加工・ウォッシャブル。サイズ調整無料の100サイズカーテン。大胆な花柄タイプ全6色
100サイズから選べる!お洒落な北欧デザインの大判花柄カーテン
『ノルディカ ベージュ』
2級遮光・形状記憶加工・ウォッシャブル。丈直し・幅直し無料の100サイズカーテン。モダンな花柄ドレープ
大人おしゃれなモダンスタイルのカーテン
100サイズから選べる!裏地付きの高機能ジャガード織りカーテン
『ティリオン アイボリー』
裏地付きの1級遮光・防音・遮熱・形状記憶加工・ウォッシャブル。サイズ調整無料の100サイズカーテン。高級感のあるサークル柄ドレープ
オールシーズンで使える機能性抜群のカーテン
100サイズから選べる!完全遮光・遮熱・防音・形状記憶の高機能カーテン
『エコマカロン クリーム』
全22色!豊富なカラーが揃ったお洒落で上品な光沢のヘリンボーン織り柄ドレープカーテン
100サイズから選べる!完全遮光+防音+遮熱!形状記憶の既製カーテン
『エコカクテル カルアミルク』
1級遮光(完全遮光)・防音・遮熱・形状記憶加工・手洗いOK。サイズ調整無料の100サイズカーテン。無地タイプ全13色
まとめ
カーテンをリメイクすることで新しいアイテムとして生まれ変わらせることができます。
カフェカーテンやシェードカーテンとしてリメイクすれば、これまでのカーテンの使用感と同じように使うことができます。
他にも、エコバッグやマルチカバー(シーツ)など利便性が高いアイテムにリメイクすることもできます。
ただ、カーテンをリメイクするための縫製が難しいという場合は、仕立て直し業者にリメイクを頼んだり、古いカーテンを中古品として売却することも考えてみてくださいね。