汚れの落とし方2..汚れ別落とし方
ご家庭でお掃除する場合は必ず目立たない箇所で色落ちしないことを確かめてからお掃除して下さい。
汚れは周囲から中心に向かって拭き取るとムラになりにくくなります。
汚れをとった後は必ず毛並みをそろえてよく乾かしてください。 汚れたら直ぐに処置することが一番です。
どうしても落ちない汚れは経験のあるクリーニング店にお願いしましょう。
たばこの焦げ跡
Step 1
表面の焦げを歯ブラシで落とし、 掃除機で灰を吸い取る。
Step 2
焦げた部分のパイル (下地から出ている繊維)を ハサミでカットします。
Step 3
修復用に家具の下など目立たない部分の パイルをカットして集めます。
Step 4
焦げ穴にボンドを適量入れて、 修復用のパイルで埋めていきます。
Step 5
最後に歯ブラシで周りと馴染ませ、 乾燥すれば修復完了です。
ウール繊維の場合
- ウール繊維は燃えにくく、タバコと接触した毛先が炭化するだけ。焦げを歯ブラシで擦るると焦げた部分だけがボロボロ 取れます。
- 後はオキシドールを含ませたガーゼでふけば元通りの美しさになります。
- 穴が深いときは、他の繊維同様のケアで対応しましょう。
紅茶・コーヒー
水で固く絞ったタオルで拭いてください。 生クリームやミルク入りのときは、薄い洗剤液で拭いてください。 古いシミは、レモン片か酢で拭くと効果的です。
ビール・洋酒・日本酒
水またはぬるま湯を、布か綿棒に含ませて、シミを吸い取らせるような感じでたたいてください。ぬるま湯でも落ちないときは、中性洗剤をご使用ください。
あめ・キャンディー類
お湯に洗剤を溶かし、それで絞ったタオルで拭きとってください。もし、跡が残っていたら、アルコールで軽く拭いてください。
ケチャップ
紙でとり、酢で拭いてください。色が残ったらオキシドールで拭いてください。
醤油・ソース
ティッシュペーパーなどでできるだけ吸い取り、洗剤を入れたぬるま湯で拭いてください。古いシミはオキシドールで漂白してください。
生クリーム・バター・マヨネーズ
お湯を含ませた布で拭いてください。その後、洗剤液で拭いてください。まだ残るようならアルコールで、拭いてください。
口紅
アルコールでこすり取り、洗剤を入れたぬるま湯で拭いてください。
香水・化粧水
石鹸水で拭いてください。
クレヨン・靴墨
ひどい汚れはアルコールを歯ブラシにつけて、たたくようにして取り、その後ぬるま湯で拭いてください。
ふん(犬・猫などのペット)
漂白剤入りのクレンザーを盛り上げ、べとべとしたものを吸い取らせてください。乾いてから掃除機の隙間ノズルで吸引してください。漂白剤は殺菌作用があり臭気も消えます。
泥
よく乾かして指先で落としてからブラッシングしてください。その後、洗剤を入れたぬるま湯を含ませた布でたたき落としてから水で拭いてください。